公園人の散策記

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2002年11月17日
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プロ野球界はきょうの日米野球最終戦を終えて、完全にストーブリーグに入っていく。結局メジャー相手の日米戦でゴジラ松井のホームランは見ることができなかった。この日米野球、当初(10月まで)はイチロー、大家の凱旋帰国が注目だったはずである。それが11月1日以来、状況は一変した。松井のFA宣言である。知名度と財力で日本球界の頂点に君臨する読売巨人軍、今年は戦績でも頂点を究めたわけだが、その巨人の中でも頂点と言っても良い押しも押されぬ4番打者に成長した松井秀喜がメジャーリーグを目指してFA宣言したことは、日本球界、そしてプロ野球ファンにとって大きな関心事であることは仕方ないこととは思うが、日米戦全てが松井の壮行セレモニーと化してしまったことには、正直うんざりした。
ホームランを放ったり、好投してマウンドを降りたメジャーリーガーに、ベンチ裏でインタビューするレポーター達は、皆最後には「松井はメジャーで活躍するか?」といった趣旨の質問をぶつける。もっと彼らのプレーを掘り下げるインタビューや、直接対決した他の日本人選手についての感想などを質問できないかと思ってしまう。そして、今回の日米野球で、日本選手で一番メージャーの注目を集めたのは、松井は松井でも「リトル松井」ことライオンズの「松井稼頭央」だったのもちょっと皮肉である。
ところで、一昨年のイチロー、昨年の石井一久、そして今年は松井秀喜がメジャーへ行ってしまうと、今後日本では「名球会」入りする選手が現れることは無いだろうと思えてくる。ご存知の通り「名球会」は、打者なら2000本安打、投手なら200勝が入会条件だが、この数字は打者の場合年間150本のヒットを、投手の場合15勝を14年間続けなければ達成できない数字である。当然超一流の選手でなければ成し遂げられない条件であるが、こういった選手は10年目くらいにはFA権が取得できてしまうのである。すると、名球会に入れそうな実力を持った選手は、入会条件の3分の2ぐらいに差し掛かった頃に、皆メジャーに行ってしまうのではないか?まあ、私にとっては「名球会」はどうでもいいんだけど・・・
そういえば、「名球会」の正式名称は「昭和名球会」で、入会条件にもう一つ、「昭和生まれ」というのがあったはずだ。川上や別所などは生涯成績の数字は条件をクリアしているが、大正生まれなので名球会会員ではないのだ。あと3~4年もすると平成生まれの高卒ルーキーが入団するはずだ。そのとき「名球会」はどうなるのだろう。やはり過去のものになってしまうのだろうか。





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最終更新日  2002年11月17日 18時11分35秒
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