公園人の散策記

公園人の散策記

2003年07月27日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は「土用・丑の日」、昔からウナギを食べる日とされている。ウナギがが飛ぶように売れる日なのである。これって、バレンタインのチョコレート、母の日のカーネーション、大晦日の蕎麦のようなものだ。
最近、永谷園のお吸い物のCMで、「♪土用の丑の日、土用ってな~に?丑ってな~に?・・・♪」というのがある。「丑の日」はなんとなくわかるような気がする。十二支の「子丑寅卯・・」を日に当てはめたもので、12日周期で「丑の日」がやってくるものだ。
それでは「土用」って何だ?ということになるが、こちらは、中国の風水の思想にある陰陽五行からきている。五行とは万物の構成要素とされる「木」「火」「土」「金」「水」を指す。この五行で、季節や方角を表すのだが、季節の場合、春=木、夏=火、秋=金、冬=水となるり、「土」は大地、中心を表すもので、季節の場合は各季節の最後の18日間を表し「土旺用事」という。これを略して「土用」と言っているのである。従って「土用」は各季節に存在する。各季節は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」が区切りとなっているので、夏の「土用」は立秋前の18日間ということになる。今年の立秋は8月8日だから、7月22日が「土用の入り」、8月7日が「土用の明け」である。この期間の「丑の日」が「土用・丑の日」になるわけだ。「丑の日」は12日周期で廻ってくるので、土用の期間に最低1日は存在するが、年によっては2日ある年もある。

さて、ではなぜ「土用・丑の日」にウナギを食べるようになったかであるが、これは、エレキテルで有名な「平賀源内」が広めたものである。夏の盛りのこの時期、油がきついウナギは敬遠され、蕎麦やそうめんなどのさっぱりしたものが好まれた。蕎麦屋に客を取られ、閑古鳥が鳴いていた鰻屋が平賀源内に相談した。すると源内は「明日は何の日だ?」と鰻屋の主人に尋ねる。「土用の丑の日です」と答えると、源内はおもむろに筆を取り「本日、土用丑の日、鰻食すべし」と書いて、「これを明日、朝から店の表に貼っておきなさい」と言った。翌日、この貼り紙を見た民衆が、こぞって鰻を食べ、鰻屋は繁盛したという話である。今から300年前、平賀源内は「日本の元祖コピーライター」と言うわけだ。
食品栄養学が発展した現代でこそ、ウナギはビタミンA、B1、B2が豊富で、夏バテ予防に最適な食材とされているが、そんな情報がない江戸時代、平賀源内はただ単に「うなぎ」の「う」と「うし」の「う」をかけただけだという説が一般的だ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年07月27日 17時52分38秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: