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12月8日。真珠湾攻撃の日、日米開戦の日であり、そしてまた、このブログが(一時中断されていましたが)開設された日。もう、あれから2年が経ちます。早いものですね。当事の思惑とは全然違う方向へと流れてきました。吉川英治の「宮本武蔵」の中で特別に私が好きな箇所が、武蔵が気違い扱いされながら伊織と一緒に開墾する場面があります。いくつもの血湧き汗握る戦闘場面よりもなによりも「法典ケ原の牢人」として、必死に開墾を行うこの場面と、野盗どもがこの付近の村を襲った時、村人を指揮しながら奴らを撃退する「野火来」の部分がとりわけ好きなのです。で、この開墾の場面では、武蔵があれこれ人智の限りを尽くして開拓しようとするけれども、洪水の度に元の荒地に戻ってしまう。しかし、ある時、自然の流れに逆らおうとする事が良くなかったと悟り、自然の流れに逆らうのではなく、それを生かして治水を行おうと考えるようになります。ちょうどそんなことを悟った頃に、「野火来」が起きて野盗どもを撃退し、このことで武蔵に感服した村人達が、武蔵に協力するようになって、今まではあれほど困難を極めた開墾が上手く行くようになる、という場面です。ふとそんな事を思い出しました。もう一回読んでみたい。時間がないからほとんど無理だけど。P.S.のだめカンタービレが面白い。
December 8, 2006
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前回、といっても遙か昔の事でしたが、ローズダストのペンダントに応募いたしました。たしか6月中には商品の発送とのことでしたが、残念ながら、当選者には該当しなかったようです。ところで、昨日図書館に行ってある曲を聴きたくなり、検索したところ、このアルバムに入ってるものしか貸し出しできるのがありませんでした。オリジナルは、貸し出し中だったんですわね。しかたなくこれを借りてきてMP3プレーヤーに落とし、聞いておりますが、かつて一世を風靡した歌姫と呼ばれた彼女の歌ですので、悪くはないですな。目的の曲も良かったけれど、想像外に良かったのもあって今、リフレインにして聞いております。という感じの、今日この頃。たまにはゆったりとした日常も必要なので。
July 9, 2006
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Op.ローズダスト 期間限定ブログっていうのがあることを、akiさんのところで見かけた。行ってみて、出版社の文芸春秋社から、新刊発売記念でローズダストペンダントのプレゼントがあることを思い出した。これはOpローズダストの新刊帯についているシールを上下巻分、送ると抽選でローズダストペンダントが当たる、というもの。こんな感じのペンダントですね。新刊買ったときに、そういう趣旨のことが帯の裏表紙側に書いてあったのだけれど、今見たら、締め切りが2006年5月31日。もうすぐか・・・なんかダメもとで応募しようかな。単に締め切りが近くて、なかば時間に追われている時の習性みたいなもので、ついさっさと済ませてしまえ、という延髄反射的な反応なのだけれど、ハガキ一枚なくなるだけしな・・・まだとってあった「失敗した年賀状」にでも張り付けて送ろうか(爆これだから、福井信者と呼ばれるんだろナ
May 14, 2006
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皆様、本当にご無沙汰しておりました。一度投稿しながら、削除してしまった記事もあって、だいぶ間があいてしまいましたが、今日だけは、是非とも投稿しておこうと思いました。私は知らなかったのですが、4月21日は英国連邦の女王であらせられます、エリザベス2世の80才の御誕生日なんだそうです。英国の王室も、色々と大変な問題が渦巻く中で、揺るぎない安定感をもって王位についてこられた事に敬意を表する雑誌の記事を読みました。日本もこういう落ち着いたジャーナリズムがでてくると良いのに、と思います。短いですが、今日はこれだけ。
April 21, 2006
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ホリエモンと三木谷社長と孫正義既に過去の人となりつつあるホリエモンと、我らが楽天日記でお世話になっているところの社長と、目立っているのか地味なのかよく分からないけれどもなんだかんだと事業を上手く引っ張っている某社長を並べてみた。その人たちに対してどう思っているか?というような個人的な好みであるとか、彼らが日本を軸足に商売しながら(本当の意味で)日本に役立っているか、というような評価を一切度外視して、純粋に「オンラインでつながるとはどういうことか、をもっとも理解しているのは?」という質問に絞るのなら、孫正義氏がやはりダントツにトップだと思う。もちろん、ヤフーにだって大変な問題があることは事実だけどね。かつての情報流出問題は、個人情報保護法を作らせる契機となった事件でもあるし、ヤフーブログはくそ重たいらしいし。それを差し引きしても、孫さん、「オンライン」とはどういうことか、を良く分かっていると思う。いきなり変な話を始めたけれど、最近、楽天日記の管理画面に変てこな新しいウィンドウが付いた。メール 未読なし - RSS 購入履歴 - 株価ポートフォリオ マイブログ - ブログ管理 - 楽天プライズ何だろな?と思ってこちらのメールアドレス取得画面に行ってみると、以下の便利な機能がすぐにご利用いただけます。* 50MBの大容量 「使いごたえあり、たっぷり50MB」* フッタ広告なし 「あなたの大切なメールを壊しません」* ウィルスを検知し、自動で駆除 「表示されるメールは全て安全」と書いてある。フリーメールはヤフーのを使っているけれど、ヤフーのは勝手にフッタ広告がつけられてしまうのが鬱陶しいな、と思っていたので、試しに使ってみた。でも、ダメだなこりゃ。上でメリットがありそうなのは、2番目のフッタ広告がなしっていうのぐらいかな。基本的にメールアドレスはあちこちにばらまいていないので、やってくるメールで変なモノがきたら最初からゴミ箱入り。変なメールを開く習慣がまずないし、今時、フリーで100M、グーグルメールなら1Gとか当たり前のように提供されているときに、50Mでは「使いごたえ」とか「たっぷり」という形容詞が少し寂しい。そして、このメールサービスは、オンラインでWebメールとして使用する以外、他の利用シーンが全くない。いわゆる普通のメールプログラムでメールを落としてきて読めるようにするPOPサービスもなければ、携帯でメールが見られるサービスもなし。ところが、ナゼか他のプロバイダーのメールをinfoseekメールに取り込んで読めるようにするサービスが提供されていたりしているけど、その分のメモリー容量もこの50Mの中で消費されてしまう。オンライン、というからにはネットにつながる環境であればシームレスであって欲しいと思うのだけれど、なんか中途半端にシームレスのようなそうでないような・・・ま、利用者としては、自分に都合の良いサービスが使えれば良いわけで、それを無理矢理、楽天に統一したり、ヤフーでそろえたりなんてことをする必要も義務もないのですけどね。あ、ホリエモンの事は何も書いてないけど、もう既に過去の人なんで、よろしいかと・・・
April 2, 2006
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コメント後まわしでスマソ。なんか妙に、奇妙に面白い。ここにある「成分解析」なるソフトをダウンロードして走らせ、単語を入れては「成分を分析する」をやってみる・・・・どっちでアップするか迷ったが、やってみた結果を見たら、そら、こっちが良いに決まっているので・・・こっちで。(ちなみにあっちは、ちょっと笑ってしまうような悲惨な結果になった)○しろがねひろしの成分解析結果 : しろがねひろしの67%は血で出来ています。 しろがねひろしの27%は果物で出来ています。 しろがねひろしの5%は波動で出来ています。 しろがねひろしの1%はかわいさで出来ています。○白銀寛の成分解析結果 : 白銀寛の43%は希望で出来ています。 白銀寛の43%は愛で出来ています。 白銀寛の13%は利益で出来ています。 白銀寛の1%は厳しさで出来ています。○未来日記の成分解析結果 : 未来日記の56%は愛で出来ています。 未来日記の41%は波動で出来ています。 未来日記の3%は理論で出来ています。○pasion para el futuroの成分解析結果 : (これはもともとの、ここのブログのタイトルでした) pasion para el futuroの52%は苦労で出来ています。 pasion para el futuroの30%は歌で出来ています。 pasion para el futuroの14%は不思議で出来ています。 pasion para el futuroの2%は野望で出来ています。 pasion para el futuroの2%は回路で出来ています。ちょっと出来過ぎ・・・(笑他にも、こちらの掲示板で、色々と奇妙な結果がアップされております。皆様も、ご自分の成分分析をどうぞ・・・
March 30, 2006
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福井晴敏さんの新刊、オペレーション・ローズダスト。読みました。というかとっくに読み終わっていたんですが・・・ 前回の日記で書いたように、「今回のは時は2006年、場所は東京のお台場。」っていうんで、お台場を歩いてみたりしました。ヴィーナスフォートの施設利用券-500円分だけど-をもってたので、そこに行って食事したりとかね。相方もなしでオッサンが1人でふらつく場所ではなかったけどナ。っていうことで、妙な符号というか、偶然というか、今回は丁度、その舞台にいながら本を読めた訳ですね。実際、散歩したりしながら読んでましたね。ほー、これはあのあたりか?とかね。お陰ですっげー、実感がわきましたです。誰かがどっかで書いてたけど、ほんとにこれは映画か不可能ですね。アニメなら別だけど。だって、最後にはお台場がぐずぐずに崩れてしまうっていう話だし、あの独特な形で有名なフジテレビの空中回廊の間にヘリがホバリンしながら停止していたりって、幾ら自衛隊が協力しても、それはやらないでしょう。それから、主人公の丹原朋希(たんばら・ともき:相変わらず読みにくい主人公名だ)が、毎度おなじみ中年のオッサンと大活劇を繰り広げるんですが、今回の主人公、なんとそのオッサンの娘をある事件に巻き込まれないように非難させて逃げていった先が横浜の桜木町付近だったりして、このあたりもついでに足のばしてぐるっと回ってきました。ネタバレなしの感想というのは、非常に難しいので、受けた印象だけを述べると・・・1)福井さんの作品創作技法の腕は上がった。2)今回も脳内映像バッチリの作品である。3)但し、今回の作品を読んで、無茶苦茶に惜しいな、と思ったのが、 主人公のキャラが今ひとつ弱かったこと。 これが死ぬほど残念です。 亡国のイージスの、宮津艦長、仙石伍長といった、主人公並に迫力のある バイプレーヤーがいながら、その彼らをも上回る存在感と行動で読者を引き つけてやまない如月行と、平然とした狂気が服を着たようなホ・ヨンファ・・・ これらの人物像に匹敵するだけの存在感と、狂気とがちょっと弱かった。 (映画を見てしばらくたった後のいまでさえ、最初の読書の時の脳内映画としての 亡国のイージスの方が少しも変わらず生き続けているぐらいですのでね。 きっと、-少なくともここに来ている-福井ファンの方はそうではないかと思いますが) ただ、弁解するなら、これはもともとが週刊誌の連載小説として書かれたもの であるので、亡国のイージスの序章のような魅せ方ができなかったために生じた 不可避的な瑕疵とでも言う感じでしょうか。 福井さんは、書き下ろしでも習慣でも命を削って書いてると思いますが、 読者としての我が儘を赦してもらえるのなら、書き下ろしでドーンと行ってもらいたい タイプだと思います。ちょっと福井さんへの期待度が高いために、割と辛口の評価になってますが、作品自体はとても面白いです。ぜひ、東京近辺の方は読む前にお台場をぐるりと一周して、フジテレビや、ここの日記でも取り上げた世界最高の再現性を誇るプラネタリウム、メガスターがおいてある「未来館」や、その裏にある産業総合研究所、ヴィーナスフォートでちょっと休んだりウィンドウショッピングをしながらパレットタウンをちらっと眺め、大江戸温泉などでゆったりとして来て、レインボーブリッジのぐるっとした回り具合なども目に焼き付けつつ、大体の地理的状況をあたまに入れてから読むと、尚良いと思います。本当は、ローズダストという「言葉」とかと絡めて、色々と感じることも考えることもたくさんあるのですが、なんとなく結論がまとまりそうもないので、とりあえず今日はここまででアップしておきます。近い内に日本に戻ってきそうな井戸端会議連盟の方々ですが、その内、椰子の実がまたゆっくりと波を渡っていくことでしょう。
March 29, 2006
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福井晴敏さんの新刊、オペレーション・ローズダスト。届いたきり積んだままになってました。これですね。 仕事もたまってるし、メールも色々書かないといけないのが一杯あるんだけど、いよいよ我慢が出来なくなったので、読み始めてます。今回のは時は2006年、場所は東京のお台場。福井作品のお楽しみとしては、登場人物のつながりだったり、アイテムのつながりがあったりするわけですが、今回のはそんなに「おっ!」っていうのはない。そうは言っても、亡国のイージスで壊滅してしまった920SOFの代わりに、如月行のIDを冠して造られた729SOFがでてきたり、「GUSOH」を消し去る核爆発並の破壊力を持つT-plusの新型、TPexがでてきたり、というのはあるのですけど、基本的には登場人物の面でリンクはなさそうです。(まだ読了してないけど) ということで、しばらく仕事と読書に没頭していますので、オンラインには出てこないかも。(前からだけど・・・)
March 21, 2006
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cobberちゃんから、バトンをもらった・・・うげげ。前にやると言ったバトン、まだやってない・・・困った。のんびり、気長に待っててくれい。
March 10, 2006
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今日は3月4日。cobberちゃんがちょっと前に、ようやく「終戦のローレライ」を読み終えたというのでなんか書くね、といっているうちに別なところでちょっとしたお祭りがあって、こっちの方が後回しになっていた。そうこうするうちに3月4日になったわけだけれど、今から丁度一年前には雪が降っていました。昨年の3月4日は金曜日で、その日の日記は朝に投稿したのでした。今はもう消えているんですけど、こんな事を書いていました。今日は雪ですね。都内とかも相当混乱しそうです。お気をつけ下さいませ。さて、いよいよ、明日はローレライ上映開始です。懐かしいな。ローレライの公式映画サイトは今でも健在。スタッフブログは昨年5月に樋口監督と福井さんのヴェネチア訪問記で終わっています。あらためて公式映画サイトを見直すと、「絶賛上映中」なんで文字がでるのはちょっとしたお笑い。そう。あれから一年が経ちました。終戦のローレライは、その題名にも関わらず2002年12月8日(真珠湾攻撃の日)に単行本が刊行。 映画上映に間に合わせるかのように、2005年1月15日に文庫本の1・2が。 そして確か2月の15日に3と4が発刊されたのだと思います。 (日付はちょっと怪しいかも)当時は色々と遠慮して、ナイショでやったこともいくつかあったのだけれど、もう一年も経ったし、書いても良いでしょう。私は単行本の上下二巻組を買ったのですが、当時まだ出たばかりの新刊文庫本4冊が、(当時)あるルートで安く買うことができたので(どのルートだってのはナイショ)、海外で日本の文字に飢えている方々にお送りしたのでした。(主婦優遇でしたが>shibuさん、スマソ)で、cobberちゃんが書いているローレライのフィギュアってのは、これのことですね。これはシークレット含めて9個のセットでコンプリートするんだけど、36個も大人買いして、ようやくできたのがコンプリートセット1つ。シークレットよりもレアモデルとされたフライシャー・シンプソン級だけがない8点セットが二つ。(これ、作るの大変)残りの11個はアルバコアとかジュゴンとか海竜というマイナーモデルばかりがぞろぞろ。処分に困ったのと、ちょうど1点欠け(疑似)コンプリートセットが二つできたので、これ幸いとそれぞれ南と東の島(ちゅうより大陸)に向けて、椰子の実(段ボール箱のことだが)につめて送り出したんでした。たしかあの時、いぶらちゃんが引っ越すとか引っ越さないとかで新しい住所になったのだったような気がする。フィギュアは、こちらの方が詳細な説明ときれいな写真をとってくれています。下のは前に私が撮った写真ですね。これが、終戦のローレライで主役をはる、伊507同じく伊507の前方からの写真。この写真は、こちらの方から一時的にお借りしたもの。一両日中には取り下げます。この管理人さん、とっても丁寧に写真を撮って掲載されていますね。先端部の形が何かに似ているのは監督樋口真嗣氏および原作者福井晴敏氏の思惑のはず。この伊507は、小説の中ではフランスで建造された潜水艦シュルクーフで、それが紆余曲折を経てドイツに接収され、ドイツ敗戦に伴って日本に持ってこられた、という設定になっていました。潜水艦シュルクーフというのは実在して、実戦にも投入されていたようです。潜水艦シュルクーフの写真。全然、先端部のカッコウが違うけど・・・でも確かにこれではちょっと燃えないわね。あんまりモデル・オタク的な書き込みはこれぐらいにして、「終戦のローレライ」読んだ人は分かると思いますが、ともかく、登場人物がゴマンと出てくる。でも、あの人とこの人が混ざったりはしない。登場人物はお互いに混ざらないんだけど、一番困るのが人名でしたね。cobberちゃんも書いてたけど。絹見とかいて「まさみ」だし、ほんと。ぱっと見で「きぬみ」と読めてしまうのを、修正するのが手間だったりして。浅倉大佐も、浅倉良橘(あさくら・りょうきつ)って、そら読めないことはないけどさ・・・清水(しみず)かなと思うと、清永(きよなが)だし。主人公も折笠征人(おりかさ・ゆきと)。軍医さんは時岡纏(ときおか・まとい)。ワープロで一発変換できるから良いけど、手書きなら大変だ。人名じゃないけど、潜水艦のシュルクーフも、なんとなく最初は「シュク ルーフ」と思っていたら、「シュル クーフ」。誤読したから間違えるような推理小説的トリックはなかったですけどね。登場人物が多いから、逆に名前をわざと引っかかるようにしているのかもしれませんが。それから、登場人物紹介がありますよね?「終戦のローレライ」文庫本には、なぜかカバーではなくて、ページの一つにまとめられています。それで、1~4まで全て1ページに書かれているので、変化のさせようがなかったんでしょうが・・・・単行本では登場人物紹介が一枚のカード両面にかなりびっしりと書かれているんですね。それが上下ともについているんですけど、実は上下のカードで、フリッツ・S・エブナーの位置が変わっています。上ではオモテというのか絹見艦長や折笠上工兵、高須先任、田口掌砲長いった伊507乗組員ばかりがならんでいて、ウラにドイツ軍や米軍の軍人さんの名前や、おケイさん、大本営の大湊三吉大佐、中村大尉があり、フリッツ・エブナーはこのウラに名前があります。それが下では、オモテのローレライ乗組員と一緒の側に記載されている。これ福井晴敏氏の、多分この世で一番のファンの方が発見したのを読んだだけなんですが、誰が考えたか、芸が細かいことでして・・・ちなみに今、見直してみたら、単行本ではカバーにも登場人物が上下2段(ここもかよ?)で書かれているんですが、上ではフリッツは下。下では上に上げられていましたね。あーあ、結局、なんかとてつもなくオタッキーな話題に終始した今日の日記。あれから一年・・・早いものですね。
March 4, 2006
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いまでも雑誌のコーナーに行けばおいてあるけど、大学への数学という恐ろしく難しい大学受験生用の数学受験雑誌があった。それはそれは恐ろしい雑誌だった。確か、毎号2問ほどの課題があって、これを回答して編集部に送ると採点して返送してくれる。いわゆる進研ゼミの赤ペン先生みたいなものか?と思ったら大間違いで、本当に数学のセンスがある人間でも苦労するようなレベルだった。頭をひねらずに読むことができないこの雑誌の最後のページが読者欄で、この雑誌唯一の「ホッ」とできるページだった。でも頭のいい奴が書く投稿というのはこれまたきらりと光るものがあって、なるほどな、と唸るようなのも結構あった。未だに覚えているのが「微分と積分」というタイトルで、本文はたった二行。微分:微かに分かる積分:分かった積もり大学「への」数学は、ともかく大学入学で卒業したつもりだったけれど、大学「での」数学で、微分と積分というのは本当に「微かに分かる、分かった積もり」であった事を思い知らされることになった。まぁ、これには色々と他の要素も絡んでしまっていたのだけれど。冗談はともかく、微分とは細かく分けていく事、積分とは分けたモノを積み重ねていく事で、数学的な事はよく分からなくても、これは日常生活にも当てはめられる。誰の言葉だったか忘れたけれど、どんな大きな問題も小さく分ければ必ず解決できる、というのがあった。これなどは細かく分けていった結果だ。またその反対に、塵も積もれば山となる、というのは今度は積分の話。最近、自分を取り巻くいくつかの出来事を見ながら思った、事柄。雑文でスミマセン。
February 16, 2006
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建国記念日、おめでとうございます。さて、こちらの方はご無沙汰しておりました。もう一つは地道に、細かな記事を投稿していたのですが。今日・明日は、積んでおいた本を読んでます。
February 11, 2006
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今読んでる雑誌から、メモ代わり。1)昨年度、命を落としたジャーナリストの数 63 内、24名はイラク、7名はフィリピン。 1995年以降、最悪の被害者数(death toll)。2)今の出生率(1.26)が変わらなかった場合、日本の存在が消えてしまう 3300年 コメント:誰だ?こんな変な数字計算した奴?3)サムスン電子の時価総額 1030億ドル 現在、1000億ドルを超えるアジアの企業の一つに。 ちなみに、日本企業の時価総額ランキングはこちら4)アメリカの研究者によって発見された、これまでで最長の素数(prime number) 910万桁 ちなみに計算には700台のコンピュータを使って、9年を要したとのこと。んー。やっぱり、2番目の数字が一番衝撃的かな。誰かが書いてたけど、某大臣が「今の日本人男性には魅力がない」って、お前がそんなこと言うなと言いたい。(誰だっけ?この大臣)ま、鏡を見れば・・・orz...
January 16, 2006
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友達が出した年賀状が、なぜかそのまま友人の元に返ってしまったそうだ。この前には郵便物がなくなった。大丈夫なのか?郵便局?帰ってきてテレビのチャンネルを回していたら、なぜか韓国の大河ドラマをこの金曜日にやっている。なんてこった。そうでなくても今日は13日の金曜日だぞ!土曜日にやっているのは知っていたが、なぜ金曜日に?まさか先週正月でやらなかった分、なんていうんじゃないんだろうな。なんか、本当にNHKも(郵便局も、という意味だが)韓国化してきているような・・・(っていうか、事実か)土日は宿題で、たぶんネットはうろつく時間が少ないかと・・・アゾスさんが、「ここは日記で」というので、極めて気の抜けた日記を書いてみる。こういうのもいいかもね。
January 13, 2006
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二日間、宿題をこつこつとやっておりました。つ、疲れた。で、今日は気分転換に、久しぶりにプールに行って来ました。気持ちよかった。ということで、こういう軽い話題は、まさに「日記」としてこちらでやろうかな・・・(まだ、迷っている)
January 9, 2006
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いきなりなタイトルですが、前回のエントリー以後、色んな事を考えておりまして・・・いえ、厳密に言えば、そもそもこのブログを始めたときから、意識はあったのですけれど、いよいよ、何か形にする段になってみると、それはそれでまたぶつかる事柄もあるものです。まず、この楽天自体は、私にとって役にたったし、またこれからも役に立ち続けると思います。しかし、いよいよ本当に自分がやりたかった事を始めようかという時、楽天が提供してくれるサービスでは、様々な不都合があります。今までは、これでも十分に足りていたし、また今でも満足している部分もある。でも、楽天が制限をかけている、まさにその点が、今後の私にとって必要なサービスであったりするわけで、そういう意味では移行というのか、引っ越しというのか、卒業というのか、要するにそのような作業は必然的となった訳です。果たして、移行先とこちらを平行したままで行くのか、こちらは記念碑的なものとして残しておいたまま移行先をメインにしてしまうのか、ちょっと今のところ定かではありません。流動的に、ということになると思いますが、それでも、移行先がメインになったとしても、こちらで頂いたコメントなどもありトラバもあり、ということで、こちらを削除してしまうことはないです。また、以前のように、完全に閉鎖してしまって、「また復活しますから・・・」なんていうやり方ではなく、もう既に、場所は確保してありますから、現時点で既に共存している状態です。うーむ・・・どうやって運営するんだろ?
January 6, 2006
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先ほど書いた記事と関連して、ウィキペディアの姉妹都市の項目に、面白いことが書いてありましたので、取り上げておきたいと思います。日本における姉妹都市日本において「姉妹都市」の表現は、国際的・国内的いづれにも用いられる。特殊な例として宮崎県、鹿児島県、沖縄県が関連する提携では、力強さを希求してか「兄弟都市」と称されることがある。他に友好都市という表現もあるが、これは姉妹というと上下の関係が生じるので、主に中国との間で使われだした。現在では中国以外にも使われることがある。また友好交流都市の表現もある。提携は市町村レベルに限定されず、都道府県レベルの友好提携もある。日本で最初の姉妹都市提携は1955年12月長崎県長崎市とアメリカ合衆国ミネソタ州セントポール市の間で締結された。2004年4月1日現在、40都道府県と922市町村が姉妹(兄弟、友好)提携を結んでいる。国別ではアメリカ合衆国中国韓国オーストラリア441件301件106件105件などとなっている。日本が中華民国と断交した後も、引き続き同国市町村との姉妹都市提携を維持している市町村も複数存在する。変ったところでは鳥取県境港市が1992年、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)江原道元山(ウォンサン)市と友好提携している。北朝鮮との友好提携はこれ1件だけである。なお、財団法人自治体国際協力センター交流協力部交流親善課が姉妹都市関係の情報提供や支援を行っている。(リンク参照)(見やすくするために、一部改行を入れました:当ブログ管理人)オーストラリアとは4番目に多い姉妹都市提携を結んでいるのですね。オーストラリアが好きと言いつつ、知りませんでした。それはさておき・・・1)友好都市という表現もあるが、これは姉妹というと上下の関係が生じるので、 主に中国との間で使われたまぁ、これも中国のような上下関係が重要な意味を持つ国が難癖つけたというのは分からなくもないですが、きっと、どこの某かしりませんが、「姉妹都市というなら、どちらが姉で、どちらが妹なのだ?」とか言い出した奴がいたのでしょう。これは、あまり突っ込まないようにしておきましょうか。それから2)日本が中華民国と断行した後も、引き続き同国市町村との姉妹都市提携を維持している市町村も複数存在するそれはどこかといいますと・・・・こちらがその市町村ですね。リンクだけではもったいないので、コピーしておきます。姉妹提携一覧 当該国・地域別提携相手先一覧台湾県名自治体名称提携自治体名州・省・県等名青森県 大間町 雲林縣虎尾鎮 秋田県 上小阿仁村 萬巒郷 屏東縣 秋田県 美郷町 瑞穂郷 花蓮縣 福島県 玉川村 鹿谷郷 群馬県 上野村 卓蘭鎮 苗栗縣 福井県 美浜町 石門郷 岡山県 岡山市 新竹市 徳島県 牟岐町 埔塩郷 沖縄県 石垣市 蘇澳鎮 宜蘭縣 沖縄県 与那国町 花蓮市 花蓮縣 10市町村に上ります。私は残念ながらどことも縁がありませんでしたが、思わず応援したくなりました。強調して書いておきたいと思います。そして最後。3)鳥取県境港市が1992年、北朝鮮江原道元山(ウォンサン)市と友好提携 北朝鮮との友好提携はこれ1件だけなるほど。そういえば全国に先駆けて、人権条例を制定したのもこの県でしたね。昔のヒーローものに、よく出てきた台詞を借りるなら「国際犯罪シンジケートのアジトはここにあった」って感じ。やはり、何事も偶然にそうなるわけではないということでしょう。なんか、こういう角度からも、色々なことが見えてくるものです。さて、それでは、毎日の更新にならないかもしれませんが、少しずつ、記事を書いていきたいと思います。
January 5, 2006
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新年明けましておめでとうございます。旧年中は、何かとお世話になりました。昨年は一度中断したり、公私ともに色々な出来事がありました。私個人を取り巻く状況ばかりでなく、日本や特定アジア、それ以外のアジア地域、世界中を見渡しても、激動という表現に相応しい一年だったと思います。しかし、思い起こしてみますと、50億もの人間が、それぞれの地域においてそれぞれの利害を事にしながら折り合いをつけつつ進行していく現代史においては、実は平穏無事な時というものはなかったのかもしれません。これまでは、マスコミが切り取って映し出す画像やニュースが世界の全てであり、マスコミが「西部戦線異常なし」と言えば、その如くに理解するしかなかった。しかし今では、現地に住んでいる人から画像付きのレポートがあがってきたり、翻訳ソフトなどが手軽に利用できるようになったことにより、西部戦線は実は大激戦が繰り広げられていることが明確に暴露され、そればかりかそのような事実をマスコミがひた隠しに隠し続けている事も明らかになってしまいました。物事を伝えることを生業とし、給料を貰っている記者の書く記事が、暇な時間にやっているブロガーの指摘で炎上する場面がいくつも見られたのも昨年の特徴だったと思います。バイアスの掛かった頭で恣意的に書かれたお仕着せの記事しか流せないメディアは、生きた化石のようにその醜態を晒すほか道は残されていないでしょう。また、ネットを通じて、直接情報に接する快感を覚えてしまった人たちが、中途半端で生ぬるい分析しかできないマスメディアの解説で満足をするようになることはもうありません。新聞社がどのようななまくらな分析でお茶を濁そうと、特定アジアのメディアが「日本の若年層を中心にデマと捏造で埋め尽くされた情報が拡大再生産されています」と声を限りに叫ぼうと、もはやこの流れは止められない。また、かつては政治活動なんてやろうと思えば、政党に属すか、然るべきお知り合いがいるとか、あるいは共産党か公明党なんていうとんでもない色のついた所に相談するしかなかった訳ですが、我々のような庶民ですら政党に対してモノをいうことはできるようになった。「メールの一通送ったからどうなるってものじゃない」などという冷笑的な皮肉を聞こうが、そのような冷めた態度が今の日本をここまでダメにしてしまった一因でもある。そのような事を言い始めたら、結局、権力を握らなければ何もできないことになってしまいます。その結果、権力を握るために阿漕なことをしてきた人間が裏でやましいことをやり、それが弱みとして握られてしまった結果、様々な歪な事を行い、それを正当なものであるかのように隠蔽工作をし・・・・(以下リフレイン)というのが重畳に行われてきたのではなかったでしょうか?そこまで「密室での作為」的な話に持ち込まなくても、たとえば我々の生活を支えている保険業界に身を置く方の話を聞いても、政治家および行政府の方々は国民の事を考えてやっているのではない事が明らかに分かります。事は保険業界ばかりではない。どのような業界においても、やっていることはみな同じです。政治とは最終的には選択なのですから、常に、自分たちの願い通りの政治になるとは限らない。それでも、自分たちの意見を主張して行く事が重要だと思います。それが正しい意見なら、共感を示す人もいるでしょうし、必ずいつかは取り上げられるでしょう。取り上げられない事を省みて、修正することもできる。発展させることもかのうだと思います。そしてそのような手段が、ようやく誰の手にも与えられてきているのが、この現在という時だと思います。さて、こういった恵まれた環境が整いつつある中で、もう一度、日本の良さというか日本の大切にしている所、日本が世界に貢献できる事について、再度、棚卸しをして、正確に世界にむけて発信できるようにしていきたいという気持ちが徐々に強くなってきております。この2006年を通じて、そのような高みに上れるかどうか、今の所自信はありませんが、なんとかこの一年を通じて、そのような動きをしてみたいと思っています。さて、今年はどのような一年になるのでしょうか?ぜひ、来年の正月元旦には、せめて一歩でも前進したなという感想と共に次のステップへ進みます、という宣言ができるようにしたいものです。皆様のご健勝とご多幸を願いつつ、新年の挨拶とさせていただきます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
January 1, 2006
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昨日紹介した、英語の番組。見てました。初めて動く大西さんを見ましたが、緊張気味でしたね。これはこれでまた感想でも書くことにしますが、ふとアクセスログを見てみると、asahi-np.co.jpこれは、朝日新聞さんのだと思いますが、私の所では初めてですね。この楽天ブログのショボイところの一つが、いったいどんな検索語でやって来たのか分からないことですが、さて?なんでここに来たんだろう?(来るなという意味じゃない。朝日さんが来そうなネタなんか書いてないと思う、ということ)朝日新聞さんから アクセスあった、朝日新聞さんたら コメントせずに行ったしかたがないので お手紙書いたさっきの訪問の ご用事なあに?
December 27, 2005
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ほんとは共時性とかいうタイトルにしようと思ったんだけれど、分かりにくかったので、素直なタイトルに直す。一昨日は映画映画映画の映画三昧の一日。昨日は、読書読書読書の読書三昧の一日。そこで、本当は「つ、疲れた2」というタイトルで、「本を読んでました」という内容の記事を書こうと思ったんですが、あまりにも薄っぺらな内容過ぎるし、同じネタで二度も引っ張るのはどうか?と思って結局辞めたのでした。しかし、今日の朝、新聞のテレビ欄を見ると、こんなのをやる予定じゃないですか?昨日読んでいた本のうちの一冊が、「ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力」っていう本。で、日記にはこの紹介もちょっとしようかなと思ったんですが、英文法の本を紹介してもな・・・と思ってたら、テレビ番組だよ。この人の本、面白いです。話しているところなんかは見たことないんですけど、本は面白いです。そしてお勧め。ネイティブ・スピーカーシリーズという名前で、色んな本を出してますが、どれも、なるほどね、という感じだし、スッキリと読める本が多い。私、もう英語なんか関係ないわという人でも、いっぺん、一体どんなこと言ってるのかしら?ぐらいの興味でみてもソンはしないと思います。子供に見せたら、目から鱗が落ちて、英語が好きになるかもしれないし。一応、番組HPの紹介文を引いておきます。12月26日(今日)から29日までの4夜連続ですね。ハートで感じる英文法 冬休みスペシャル後8・00~8・4512月26日(月)~29日(木)教育・後8・00~8・45 誰もが一度は勉強した英文法を、まったく新しい見方で学び直す4回シリーズ。 「難しい」「つまらない」と思われがちな英文法だが、実はネイティブスピーカーたちは、複雑な規則を意識しているわけではなく、単純な感覚で自然に英語を使っている。 番組では、その点に注目した英語学者・大西泰斗が、英語の本来持っているイメージをひも解きながら英文法を解説する。聞き役は、劇作家の鴻上尚史と女優のいとうあいこ。2人の目には学校で丸暗記した英文法が全く違って見えてくる。受験生から大人まで多くの人たちに、ことばの面白さを再発見してもらいたい番組である。なお、今回、この期間に見落としたとか、どんなものかみていたら面白かった(という場合:仮定法)、録画しておけばよかった、という人には、2006年1月3日の11:30~14:30まで、3時間ぶっ通しで4日分連続再放送ってのもあるようですので、紹介しておきます。(と、その大西さんのHPに書いてあった)ところで、共時性というタイトルにしようかなと思った理由は、以前、ブックバトンで「プラネタリウムを作りました(大平貴之著)」を紹介したのが8月18日。そしてそれに関するテレビドラマができているのを知って、記事を書いたのが8月22日。(ドラマの放映は8月26日)今回も、上で紹介した「ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力」っていう本を買って読んでみて面白いなと思ったけれど、紹介しようかどうしようか、と思うとテレビでやるという。そういう事もあるものです。紹介した手前、私も見てみます。面白いと良いのですけど。
December 26, 2005
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今日は一日、ビデオ三昧でした。亡国のイージスにスターウォーズ、そしてまたローレライ。まったく、えらい血の気の多い映画ばかり三本立てでしたわね。というか借りてきたのは、前2本だけだったのですが、夕方になってついついまた自前のローレライを・・・(病気だな)それにしても、最近のレンタル用のDVD。ひどいな。いくらレンタル用のDVDでも、なにかオマケ映像なり俳優なんかの紹介の一つや二つ、ついていてもよさそうなものですが、イージスは、これから販売・レンタル開始される映画のCM。スターウォーズは、DVDが見られるインターネットにつながるパソコンからのみアクセスできる特別サイトへのアクセス権限だと。なんじゃそら?だいたい、イージスのDVDについている「これから発売される予定の映画のDVD」っていったらさ、映画館の予告編と時期がおなじわけなんだから、映画館で見た人は、同じような映画の予告編しかついていないわけで・・・コマーシャル・マーケティング戦略上、気持ちがわからないでもないけど、せめてもうすこしなんか入れてくれよう!それにスターウォーズなんか、ネットが使えるコンピュータで、しかもDVDがみられる環境になきゃだめ!なんて、囲い込みの度合いもまた凄すぎですな。なんか疲れたので、アフォみたいな事を口走っている。寝ます。P.S.「亡国のイージス」DVDコレクターズ・ボックスの特典映像はどうだったんでしょうか?ねぇ。ぺんぎんママさん?
December 24, 2005
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前にも書いたんですけどね、どうにも、お腹を抱えて笑いたいような事を含めて、変なのがゾロゾロでてきます。なんか、まだ落ち着かないな。スミマセン。つまんない日記で。
December 15, 2005
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cobberちゃんから印象バトンなるものが回ってきた。ところでこのいくつもあるバトン。たぶんアメリカあたりで生まれた「ミュージカル・バトン」がその嚆矢だと思うが、こうまで徹底的に色んなバージョンが生まれるのは、さすが日本と言っておきましょうか?この印象バトンの類はちょっとばかし苦手なんだが、やってみまふ。それにしてもだ。今回バトンを回せという数が15って、誰だ?普段の3倍に増やしたのは?15ぐらい回せと書いておけば、せめて一人でも二人でも回るという作戦なのだろうか?回せるかどうか、書きながら考えてみる・・・1:回してくれた方の印象をどうぞ cobberちゃん 気さくな友達。ううん。やはり「ダチ」と呼ぶのが相応しいと思う。 著名なブロガーにも愛読者が多いのは、さばけた開放感とそれをその如くに表現する文章が 文字通り表裏一体をなしているからだと思う。 さばけた開放感、なんて書くと語弊があるが、明るい開放感だけではない人情味を感じさせる。 でもそうは言っても、やっぱり日本人でcobberちゃんをお嫁さんにできる人はそんなに いないに違いない。 今まで付き合ってきた彼氏達の話を聞いても、かなりの人物が列をなしているが、そういう人で ようやく釣り合うかどうか、という位だろう。 スケールの大きい人間だと思う。 やっぱり、cobberちゃんと旦那さんは、本当に赤い糸で結ばれて結婚したんだろう。 旦那さんは幸せな人だと思うが、逆にそういう旦那さんと出会えたcobberちゃんも幸せだと思う。 気をもむことがあっても、将来、必ず二人の器に相応しいポジションに上昇するでしょう。 今までだけではなく、将来が楽しみです。子供達も含めて。2:周りから見た自分はどんな子だと思われていますか? 5つ述べてください。 どんな子・・・ですか・・・今は、私に子供時代があったことが想像できない感じだが・・・ っていう冗談はさておき、私との距離関係で、それぞれ見事に評価が違うと思う。 よく知らない人:面白い人。怖い人。 多少私を知る人:敏感・鋭い。 よく知ってる人:優しすぎ。それが仇にならないように気をつけろと言われる。3:自分の好きな人間性について5つ述べてください。 正直さ。親切さ。柔軟さと一途さ。ひたむきさ(あるいは良い意味での執念)。4:では反対に嫌いなタイプは? きちんと会話ができないタイプ。 会話ができるなら、たいていのことは我慢ができる。 喧嘩しても、歩み寄れると思うし。 とにかく会話ができないのは始末におえないので嫌い。5:自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか? あいつがいてくれて良かったなと、後で思われるようでありたい。 6:自分の事を慕ってくれる人に叫んでください。 私もアナタが大好きだー!!!!!7:そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象つき) やっぱり無理だ。最近、臆病なモンでして・・・(ホントカ?)すんません。へたれてしまって。こんなもんでいかがでしょ?
December 9, 2005
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最近、自宅のコンピュータがおかしいんですね。何とかテキストファイルで記事書いて、投稿だけは頑張るんですが、その後のコメントへのレスが大変で・・・(この記事は自宅からじゃないんですけど、もう直ぐ列車にのらないといけないんで・・・)一度、ウィンドウズの上書きでもしようかしら・・・と思いつつ、それも時間がかかりますんでねぇ・・・コメント付けるの、遅くなってますが、かならずしますので、どうかご容赦ください。*****本日は、太平洋戦争開戦日であり、そして旧しろがねひろしの日記の開設日でもありました。旧来の日記の一番最初の記事は、ミラノ座改修後の柿落とし公演の記事と太平洋戦争の2件について投稿したのでした。その後、一度閉めたのですが、全く同じアドレスで再度再開しているので、連続した日記の一周年記念という訳ではないんですが、勝手にお祝いさせてもらうことにします。ミラノ座改修の柿落とし公演とはまた私のカラーとは毛色が違うように感じるでしょうが、当初はそれまで別のハンドルで知己であったcobberちゃんやらakiさん達の知らぬところで、こっそりと始めるつもりでおりました。全くもって趣味に生きるページを作る予定だったのですけれど、たくらみはいつかばれるものでして・・・。ま、色んな事情でそれが見つかってしまい、一番最初にリンクをしてくれたのがcobberちゃんでした。(そのcobberちゃんから「印象バトン」が回ってきているらしいのは、何か意味があるんだろう。(爆)結局、その混乱が葛藤を引き起こしてしまった結果、一度日記の閉鎖につながり、そして分離した形での再開という事に繋がっていくわけです。そのおかげというのか、幸か不幸かというのか、今のこの日記は非常に丸いというか可もなく不可もないような、それはつまり読んでもあまり面白くないような日記になってしまっているような気はしているが、それはそれで今はよいんではないかと思っています。いつまでもこんなタラタラペースで行くわけじゃぁないし、それに前の「しろがねひろし」の日記の時に、ぶちあげながらできてなかった課題というのは、表に出さないだけで、私の中でくすぶり続けているし。その課題ってのは、日本を海外にもっと知らせる努力をしたり、そういう企業を応援しようと言うものですね。(前から知ってる人は、なんか記憶にあるでしょ?)どこかの国みたいに、なかったものまであったことにして国を挙げてごり押ししようとするのとは違って、日本は素直にそこにあるものをきちんと伝えていけば共感を得られるものって多いと思うんです。そうは言いつつ、手段や方法論のレベルで足踏みしているんだけれど・・・それと、12月8日という事で言えば、私にとってもう一つ上げておきたいのが、またまた「終戦のローレライ」(こればっか・・・ ) 私が読んだのは、2004年になってからだったけれど、この本がでたのは2002年の12月8日。なんか当初の思惑としては2002年8月15日に合わせて出版する予定だったのが、原稿が長くなってしまったために「『終戦』のローレライ」が『開戦の日』に出版されてしまったのだそうで・・・・色々な意味で思い入れがある本です。ついでにもう一つ、このローレライに関してなんですが、これを映画化した樋口監督と原作者の福井さんの対談集「爆発道場」ってのがあります。これを読んでて笑ったのが、樋口真嗣監督、トム・クランシーの「レッド・オクトーバーを追え」の原作と映画を見比べて、映画をボロクソにこき下ろしている所。曰く原作は、米ソの両大国が人知の限りを尽くして壮絶な諜報戦を繰り広げる中でライアンは緻密な情報とデータの積み重ねでラミウス艦長の亡命の意図を見抜きその後の作戦展開を組み立てていくのに、映画ではふと閃いたかの如く「彼は亡命を意図している」(それは奥さんの命日ということだけを根拠に・・・)とか叫んでみたり、勘で「クレイジー・イヴァン」の方向を当ててみたりというところにいい加減さを感じるのだと。そしてさらに曰くこの映画では原作の価値を損なっている、と・・・原作と映画を両方見た人は明らかなように、ローレライ撮影後の樋口監督にこんな発言ができるはずもなく・・・当たり前のようにこれは樋口監督が「ローレライ」を撮影する前に言っていた事だそうで、撮影後のこの対談の時には、原作者の福井さんから「あの時は、そういい切っていたよね?」と突っ込まれてました。行間から「原作をその通りに映画にするのは大変ですヨ」という声がにじんできていましたね。ま、樋口監督に限らず、誰が撮ってもあの文庫本4冊分を2時間の映画になんかできるわきゃないんで・・・私は、映画は映画で気に入ってますし、初回限定版の↓↓↓これ↓↓↓買っちまった程なんで、多少の辛口コメントは許してもらいたいです。全く、今年はイージス貧乏、ローレライ貧乏という表現が身につまされます。イージスのDVDは買う決断はしてないんだけど・・・。サントラは発売日に即買ってしまったんだが、それは映画公開の前でしたし。そのメインテーマの「ラーラララー(ララララ・ララララ・ララララ・ララララ)タータララー」には戦慄を覚えたんですけどね。改めてあれから一年が経つんですね。不思議なものです。最初はトラバを打つときもよく分かってなくて、記事を修正するたびにトラバも張りなおして、あらためてトラバを打った先に行ってみたら、3つも4つもトラバがついてて仰天したりしたものですが・・・さて来年の今頃はどんな思いで過ごしているのでしょうか?前回の日記にも書きましたが、誰にとっても落ち着いた一年になりますようにと願ってやみません。
December 8, 2005
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下記の引用は、アゾスさんに昨年の年末に占ってもらったことと、それに関するアゾスさんのコメントです。*****> しろがねひろしさん>すべてやり直して、再構築するしかない。>でも、それを助けてくれる人もいて・・・何とかなりますよ。>無理をしてはいけません・・・>不安定で・・振り回されるけど・・・そういう時期なんでしょうね。・・・・・結果として・・・半分かな?*****アゾスさんは、結果として半分などと、ずいぶんと謙虚なことを仰ってますが・・・要素ごとに検討してみます。1)すべてやり直して、再構築するしかない。 結果:○ 文字通りでしたね。そんな感じ。2)でも、それを助けてくれる人もいて・・・何とかなりますよ。 結果:前半○(助けてくれる人はいた) 後半△(何とかなっている状況ではない。現時点では)3)無理をしてはいけません これは占いではなくて、忠告なんですが・・・ 結果として、全てをやり直して再構築しようと無理をしましたね。 いくつかその弊害もないことはない・・・ そういう意味では、あたっていたのだろうから○4)不安定で・・振り回されるけど・・・そういう時期なんでしょうね。 結果:○ 本当に不安定で振り回された。そういう時期でした。振り返ってみて、半分というアゾスさんの評価は低すぎると思いますね。人間、どんなにしても難しい状況というのはあるものです。パチンコだの酒だのという「分かっちゃいるけどやめられない」という類のものでなくても、仕事の責任上、ゆっくりすることを会社の風土や環境が許さなかったりとか・・・それでも、まだ仕事を通じて誰かのために役立つことをできるのはありがたいことです。さて、それでも不安定な時期はそろそろ終わる頃だと思います。来年はもうすこし落ち着いた年になると良いですね。私ばかりでなく、アゾスさんにも、そして皆さんにも・・・
December 7, 2005
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更新できないかもしれません。色々重なっていて・・・って、前からほとんど更新なんかしてないんだっけな。現在の日記記入率、20%前半ですからねぇ。せいぜい5日に一回というペースなんで、「しばらく更新できない」じゃなくて、「今まで通りの更新になります」というのが、正確なのかも知れませんけど。
November 26, 2005
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小野小町の『古今和歌集』恋二の巻頭歌。思いつつ 寝(ぬ)ればや 人の見えつらん 夢と知りせば 覚めざらましを有名な和歌ですね。国語の授業では、このページにあるように恋人のことを思いながら寝たから夢に見たのであろうか、夢とわかっていたら目を覚ましはしなかっただろうに、との意。と習いましたから、これでは小野小町が誰かのことを思うあまりに、夢にまで出てきたと習ったような気がしたのですが・・・。しかし実際はものの本に寄れば、昔の和歌の世界では・より強く思っている方が、思われている人の夢に出るというのが原則だったそうです。だから、この歌にでてくる「人」というのは小野小町が更衣として仕えていた仁明天皇らしいのです。で、当時の夢への出現への原則に従えば、天皇が小野小町をより強く思っていることとなり、これは天皇の周辺を刺激してしまったがために、小野小町は宮廷を追われて不遇の晩年を過ごすことになるのだとか・・・。いきなりこんなことを書いた理由。私がある人の夢の中に出てきたそうです。問題はその人が男性であると言うこと・・・・私、変な趣味はないです。古き良き日本の和歌の原則が通じなくなったということなのだろか?ふと、夢で思いついたことをつらつらと書いてみました。
November 22, 2005
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世の中、本当に不思議だと思う。ようやく、しろがねひろしで本腰を入れようと思うと、必ず何かが起きるのはどういう訳だろう?ほとんど、たたられているんじゃないかと思うくらいなんだな。これが。「いるんじゃないか」ではなく「いる」という断定調で書くのが正しいのかも知れないけれど・・・人造人間キカイダーの歌じゃないが、♪この世に悪のある限り この世に敵のある限り・・・ オーレッドアンドブルー オーレッドアンドブルー・・・とか歌ってみたりして。今日から銅(あかがね)、碧金(あおがね)とかに色を変えようか(大爆発それじゃ、赤鬼・青鬼みたいだな。あるいは仮面の忍者赤影(青影・白影もいたし)とか・・・
November 17, 2005
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昨日アップした日豪交流年に引き続き、オーストラリア関係の記事。以前、cobberちゃんがADSLに変えるとき、とってもサービスが悪いと言ってましたが、オーストラリアののんびりに加えて、こんな事も影響しているんでしょうかね?NNAネット版オーストラリア記事ちなみに、このサイトは毎日更新されてしまい、本日(11月16日)を過ぎると違う記事に挿し換わるはずです。また過去のログを閲覧するのは有料だと思います。ここは地元の報道関係の会社からニュースを購入して日本語に翻訳しての発信なので、記事の全文引用ではなく、抄録の形で、下記に引用します。テルストラ、最高1万2,000人解雇へ[IT] -----------------------------------------------------------------------・通信最大手テルストラは15日、経費削減を本格化するため・向こう5年間で最高1万2,000人を解雇する計画を発表・同CEOは、「もはや以前のように収益の大半を固定電話の売り上げに頼ることはできない」と述べ、・業界全体が価格競争による下方スパイラルに陥っている・顧客へのサービスに付加価値を与えていないことを指摘・同CEOは今後、法人顧客に対し、携帯電話とブロードバンドを連動させたビジネス用ソリューションを提供・ネットワークの整備に総額100億豪ドルを投じる・3年以内に現行50%のブロードバンド顧客を80%に、・現行1%の次世代携帯通信(3G)サービスの顧客を25%にそれぞれ引き上げるどこも生き残りに必死ですね。サービスが低下しているのも分かるかも・・・でも逆に一度引かれたラインは、今後設備投資を充実していくようですので、より快適になると良いですね。(記事では法人顧客に向けたサービスと書いてありますけど、基幹となるラインは一度引いて、さらに設備投資すれば安定していくはずなので・・・通常なら)
November 16, 2005
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なんですかね、これ?ヒトラー例えに靖国批判 中国外相、訪問先の韓国で 【釜山15日共同】中国の李肇星外相は15日、「ドイツの指導者がヒトラーやナチス(の追悼施設)を参拝したら欧州の人々はどう思うだろうか」との表現で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を非難した。アジア太平洋経済協力会議(APEC)で訪問中の韓国釜山のホテルで一部記者団に語った。 李外相は最近、靖国問題について異例ともいえる調子で批判の声を高めているが、参拝批判にヒトラーやナチスを持ち出したことは、日本側で波紋を呼びそうだ。 外相は「あれほど多くの人々を傷つけた戦争を発動した戦犯を日本の指導者が参拝することで、アジアの人々の気持ちが傷つかないかどうか、日本人は考えたことがあるのか」と指摘。参拝中止に向け「基本的な善悪の観念を持つべきだ」と訴えた。(共同通信) - 11月15日18時37分更新細かな突っ込み所も満載ですが、「基本的な善悪の観念」って、ODAを援助してもらいながら兵器を開発し、マイノリティを迫害し、他国の領土も平気で侵略しているような国が言って良いことではありません。韓国のVANKみたいな基地外ざたをやろうとは言いませんが、やっぱり言うべきことはきちんと各国に向けて発信していかないと、そのうち、本当に世界中の全ての犯罪は日本の責任みたいないわれ方をする可能性がありますね。もう、死ぬほどそういうの経験してきたので、そろそろやめにしたいですね。
November 15, 2005
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こんな記事を見つけました。全社員を豪州旅行に招待 岐阜県の会社、1250人 全社員を豪州旅行に招待します-。電設資材メーカーの未来(岐阜県輪之内町)は15日、来年2月にグループ会社の創立40周年を記念し、グループの全社員約1250人を豪州旅行に招待すると発表した。 来年が日豪交流年に当たることもあり、社員はくじ引きで、豪州での農場宿泊やバンジージャンプなどに挑戦、体験リポートを提出する。同社は「社員が普段できないことに挑戦でき、心身のリフレッシュにもなる」と話している。 航空券や宿泊などの費用は同社が全額負担。5日間の旅行で1人当たり約20万円と見積もっており、全社員が参加すると総費用は約2億5000万円に上る景気のいい話。2月1日から5日までは全社休業にする。 同社は5年ごとに創立記念旅行を企画。2001年はパリなど、1996年は米ラスベガスだった。(共同通信) - 11月15日19時40分更新私がこの会社の社長だったら・・・とか変な夢想をしてみたりしますが・・・すごいね。全社員総出の社員旅行。家族はどうするんだろう?くじ引きでバンジージャンプや農場宿泊は良いとして、その後、体験リポート提出ですか。やっぱりお勤め人は厳しいね。っていう話はおいておき、来年は日豪交流年か。検索したら、外務省のページで、こんなのがありました。もっと盛り上げて、宣伝したいものです。まだ一度も行ったことがないけど、オーストラリアマニアの私としては・・・ついでに、これに便乗して行けたら良いんだけど。
November 15, 2005
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といっても、私を取り巻く出来事ではない。akiさんやはなびらさんがリンクを張っている、七詩さんの所で、東京では爆発から火災になったと思われる事故が発生しているのを見たにも関わらず、一切の報道がなされていない、と書いてあった。また、最近沖縄の米軍基地の移設と関連して、辺野古が連日ニュースで出てくる。どれも福井晴敏さんの小説で出てきた場面だ。東京での爆発事故がもみ消されたのは「川の深さは」で、保が起こした爆破事件だったし、辺野古は、まず、「Twelve Y.O」で出てきて破壊されるという「辺野古ディストラクション」事件が起きる。そして、そこで使われた「あれ」=GUSOHを奪った、ホ・ヨンファ達が奪って起きたのが亡国のイージス。いくら福井さんの作品が、いかにもありそうでも、こんなことにならないで欲しいとは思ったりする。その前に、終戦のローレライで絹見艦長が語る「日本は、自力で焼け跡から立ち上がる」となるようにしたいものだと思う。 ・・・・なんちゅう手抜き日記・・・・
November 14, 2005
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今日、友人に誘われて、茶の湯をたしなみに行ってきた。といっても本格的な茶会ではなく、立例(りゅうれい)と言って椅子席でお茶を点てて頂くものだった。それでも、お茶を点てて下さった方は先生と呼ばれる方で、席は和室の雰囲気に作り上げられており、床の間風のスペースには「一期一会」と書かれた書が掛けられていた。一期一会辞書によれば、茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた語。転じて、一生に一度しかない出会い。一生に一度かぎりであること。同じような事は、色々な場面で使われていて、たとえば私にとっての最高のマンガと信じて疑わない「エースをねらえ!」でも、この一球は絶対無二の一球なり。されば心身を挙げて一打すべし。この一球一打に技を磨き、体力を鍛え、精神力を養うべきなり。この一打に今の自己を発揮すべし。というセリフは、効果的に使われていたし、主人公の藤堂クンには、「テニスは良いよ。 一球一球を通じて、心が伝わる気がしないか?」語らせていた。今日は友達と一緒にたしなんだ茶の湯であったけれども、その立礼の席に入っただけでも、凛とした雰囲気に自然と言葉は少なくなり、ふっと落ち着く気がしたものだ。アゾスさんのコメントを見ながら、考えた・・・お茶も、今回の茶会は一生に一度、テニスの打球も、絶対無二の一球・・・実際、人生には何が起こるか分からない。毎日、ニュースの原稿として読み上げられる交通事故のなかの被害者のように、あっという間に終わってしまう人生があり、本田三奈子さんのように、何の前触れもなく病気にかかっている事が分かり、そしてあっけなく、あまりにもあっけなく、皆の思い出の中にのみ生き続ける人もいる。今日と明日が連続しているというのは錯覚かもしれない。本当に、今日の一杯のお茶が、一生に一度、そして最後にならないという保障はないのだし。ネットは、画面に現れていること以上のものは一切が分からないのだから、私がアゾスさんの友達になれている、と錯覚している訳ではないのだけれど・・・。そういう一回一回のやりとりの中に、通じ合う心をさがしていきたいなとは思う。私の考え方は理想主義なのかもしれないし、錯覚なのかもしれないけれど、一期一会の心構えの中に、積み重なっていくものが、貴重な相手との思い出や友情となれば・・・
November 13, 2005
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11月3日にNHKで「望郷」という番組が再放送されていた。私は始めて見たのだけれど、内容はこのページに紹介されているのが、ざっと見たところまとまっているように思います。 1945年、日本兵の軍医だった渡辺は北支(中国の北部)で敗戦を迎え、シベリア・エラブカ収容所に抑留された。そこには2万人の日本兵より先にドイツ兵が収容されていた。 過酷な重労働に耐えながらの捕虜生活で、アールヒップという一人のルーマニア兵の男性(ドイツ軍とともに参戦して捕虜となった兵士)と渡辺は言葉を交わすようになり、親友となった。 しかし、アールヒップは奥地の収容所に分遣されることになる。 その収容所に送られて生きて帰った者はいないという北の果てだった。渡辺は着ていた衣服、下着まで脱いで彼に与え、これで生き抜けと泣いた。 アールヒップは、そんな渡辺に、故郷にいる婚約者に隠し持っていた指輪を渡すことを託し、旅立っていった。 それから2年、渡辺は指輪を自分の歯に糸で繋ぎ、口の中に隠し持っていたが、やがてソ連兵に見つかり没収されてしまう。 そして1947年に日本に帰還。以来、渡辺は失くした指輪のことを片時も忘れたことはなかった。 1989年、長年人々を苦しめたチャウシェスクによる独裁政権が崩壊したルーマニアから、突然、渡辺の元に手紙が届き、アールヒップが生きていることを知る。 そして、2002年8月、56年の歳月を経て、病身のアールヒップに会うため、渡辺はルーマニアの地を踏みしめた。上記で紹介したページで「NHKスペシャル「望郷」稚内ロケはじまる!」と書いてあることから分かりますように、渡辺さんという方を中心としたルポと、回想部分をドラマ仕立てで構成しており、よくできていました。56年ぶりに再会した二人が手をつないだきり号泣してしまうシーンは、私も嗚咽がとまらなかった。その後、再度、渡辺さんはアナトリエ・アールヒップさんの悲報に接し、墓参りをするのだといってルーマニアを訪れるのだけれど、その時には既に、死線を乗り越えて結婚したオルガさんもアナトリエさんの後を追うように他界しており、二人の墓石にしがみつきながら涙を流す渡辺さんに、また涙が止まらなくなってしまった。友情を壊す戦争がどうの、という議論をここで展開するつもりはないけれど、どんなに時を隔て、空間を隔てていても、人と人とが心でむすびついた友情の尊さと美しさは人の胸を打つ。1週間以上もたってから、このネタを取り上げたのは、しばらく音信普通だったケンタッキーの友達からのメールが届いたのがきっかけで、「望郷」のことを思い出したから。この友達とは、アナトリエさんと渡辺さんの友情と呼べるほどのものではないのだけれど、私を忘れずにいてくれたことがありがたかった。もう少しで誕生日。どんなお祝いをしてあげようか・・・
November 10, 2005
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えーっと。多分、何人かの方は私の所の変化を感じ取ってもらっていると思います。色んな意味で、過去には一区切りついたと思いますので、これでいよいよ本格的にこっちに戻ってこようと思います。といっても仕事は相変わらず忙しく、以前のしろがねひろしのように、皆さんの所にお邪魔しては必ずコメントを残してあるく、という訳にはいかないかも知れませんけれど・・・それでも、どうか宜しくお願いします。
November 6, 2005
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ニュースで報道されているように、フランスで暴動が起きています。警察ではなく軍隊の出動すら必要な状況に近いらしい。現在進行形で進展している事件でもあり、色々と複雑な事情も絡んでいて、簡単に分析・結論を下すということができる類の問題ではない。しかし、いわゆる民族的な対立感情とか文化的違いなどが背景にあるらしいことは表向きのニュースによる発表を見ても読みとれる。このフランスの暴動にも見て取れるように、終戦前の台湾・韓国併合のように、海で隔てられた地域が一つの帝国として成立しているのなら異なる文化・民族が混ざり合うことはないが(大日本帝国の統治形態の肯定・否定を論じているわけではない)、現在のフランスのように「異質なもの」が自らの隣近所にあって、自分の持つ文化のリズムとは異なる場合、二つのリズムが奏でるのは、果たして美しいメロディーなのか不協和音なのか?最近の新聞の投稿などで、安易に日本に住む外国人に日本人と同じ人権を付与しようなどという意見も読んだが、本当に正気で言っているのだろうか?同じ日本の文化圏の中で育っていて、お互いに日本の文化で暮らしていても、些細なことが対立の原因になるのが、距離の近さだ。例の「引越しいおばはん」だって、ニュースで見て人ごとだから、「変なおばはんもいるわな」で済むけれど、あのご近所の方々はどうだったろうか?人権や民族の平等や、五族共和、八紘一宇なんていう大義名分などではとても解決できない、自分の皮膚感覚に触れてくる感じの問題とでも言おうか。一緒にいたい人と一緒にいれば、何をみても幸せだろう。嫌な奴とは、同じ空気を吸うのも嫌、一挙手一投足が嫌、顔を見るのも嫌、というあの感じ。人権宣言の「宗主国」フランスが見せているのは、結局そういう事を人間は簡単には越えられないということである。そもそも外国の文化で育った人を受け入れる時に、たんに国籍がその国からこちらの国に移れば良いのか?アメリカのように、アメリカに対する忠義を誓わせた上で同居させるのか?元々、たくさんの文化を混ぜ合わせて、それぞれが各自の文化を維持しながら、同じような場所にではあるけれども、一定の棲み分けをしながら住むのか?それとも、日本の文化を勉強して貰って、「郷に入りては郷に従え」を徹底するのか?あるいは、日本人を強力に教育して、多少の文化的差異を自然に吸収したつきあいが出来るような民族に発展させていくのか?最後の意見は極端だが、異なる民族・文化を一つの場所で受け入れていくというのは簡単ではない。憲法9条があれば平和が実現できると考えている人たちは、同じような人権を与えればお互いに平和に暮らせる、などと思うのかも知れない。こんな近頃ではウブな中学生でも考えないような青臭い書生論で解決するようなものではないと思う。フランスの暴動事件は、フランスの事件で済む問題ではない。いずれ日本にも起きる問題をタイムマシンで見ていることなのかもしれないのだ。
November 6, 2005
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興味深い記事があった。子ども英会話の家庭教師派遣、2社が自己破産申し立て 子どもを対象に英会話の家庭教師を派遣する「ビンバンブンクラブ」を全国展開している「オーブエデュケーションシステム」(さいたま市)と「エデュケアシステム」(東京都新宿区)の2社が東京地裁に自己破産を申し立てていたことが、2日わかった。 2社の負債総額は計約48億円となる見込み。受講者は全国で計約2万世帯。このうち4300世帯が前払いしていた受講料約8億4000万円が返済できない状況という。 負債総額の内訳は、オ社が約25億円、エ社は約23億円となる。計約36億円が信販会社に対する負債で、前払い分の受講料のほか、講師への未払い給与なども約1億1000万円ある。両社とも資産はほとんどなく、返済は困難とされる。先月28日に破産を申し立て、翌29日には東京地裁で破産手続きの開始決定が出た。破産管財人は来年3月15日、同地裁で債権者集会を開く。 関係者によると、受講料は、3年契約で一括払いだと約35~38万円。兄弟で同時レッスンを受ける場合などは、2人目から受講料が半額以下になるという。 子ども2人分の受講料として今年4月、約50万円を一括払いした神奈川県相模原市の主婦(37)は「先月31日に突然、破産の知らせが来た。ウチは半年受講できたけれど、申し込んだばかりの人もいる。倒産がわかっていて受講生を募っていたのでは」と憤っている。(読売新聞) えー、酷いわね。と言いたくなる記事だが、本論に入る前に気になる点を上げておきたい。まず、「負債総額の内訳は、オ社が約25億円、エ社は約23億円となる。計約36億円が信販会社に対する負債で、前払い分の受講料のほか、講師への未払い給与なども約1億1000万円ある。」という文章の、「計約36億円が信販会社に対する負債で」という部分。この新聞記事だけでは良く分からないのだけれど、この両者は「子供を対象に英会話の家庭教師を派遣するシステム」の会社であるという。つまりは、親 →(支払い)→ 会社―――――――――┓ ↓ ┃ 教師募集・選抜 ┃(給料) ↓ ┃子供←<家庭教師>←教師指導教育←――┛という構造に単純化して考えてみると、この「会社」が負うべき負債は、もっぱら教師、それに全国に派遣しているということなら、それぞれのエリアの地域の社員への給料、およびそこの事務所の賃貸料ぐらいなものではないのだろうか?しかし、この48億円のうち36億円、つまり7割以上が「信販会社」に対する負債であるという。信販=クレジットなんてのは、何らかのサービスや商品を割賦で買う場合に、その支払いを担保してもらう制度というか仕組みだ。この会社は、一体どんなサービスをクレジットで購入して、負債の7割も焦げ付かせている状況になっているのだろう?記事には「資産はなにもない」と書いてある。じゃあ、36億分ものサービスを資産もない会社がクレジットで購入していたのだろうか????講師の派遣などは、クレジットでの商品にはならないはずだ。いや、正確には、この被害にあった親のように最終消費者が、一定期間の契約料を前払いで支払いするなどの場合は別。何も書いていないので分からないけれど、もし信販の契約会社とも講師の派遣自体を一定期間の契約制度にして、それをもクレジットで売買していたとすると、そのサービスを提供している会社とツルンで、わざと破産させた可能性もある。つまり、 信販会社―――――――┓ ↑ ┃契約金額は ┃割賦払 ┃信販会社から受領済(全額) ┃ ↓親 →(支払い)→ 会社――――――→<別途講師派遣会社> ↓ ┃ ↓未払い給料有 ┃講師を家庭教師として派遣 ↓ ┃ ※但し、「会社」が破産したので、子供←<家庭教師>←教師指導教育←――┛ 残りの期間は派遣する義務がなく、 給料支払いなしこんな感じの構造になっているとすると、別途講師派遣会社が受け取った金額と実際には支払わなくて良くなった金額の差額分が、丸々儲けになるわけで、これだと詐欺に該当するのではないかと思う。ちょっとうがちすぎた見方であればいいのだけれど、いくら全国展開しているからと言っても、負債総額が大きすぎること、両者の負債額がほとんど同額であること、そして両者の負債の7割以上が信販会社に対するものであること、などから大変な違和感を覚えた次第。そしてもう一つ。この被害者となった人、特に4300世帯というのは、きっと子供達が将来英語の一つぐらいは身につけばよいと思って、数十万もする授業料・家庭教師料を支払っていたのだろう。中には、なけなしの貯蓄から、子供が将来英語をマスターしている日を夢見ながら、払い込んだ人もいたに違いない。語学教育なんてのは、地道な反復訓練の賜物でしかなく、スポーツの練習みたいなもので毎日続けるかどうかだけがマスターできるかどうかを分けると言っても過言ではない。そう思うから、そういうふうに家庭教師を送り込んでもらえて、強制的にでも雰囲気ができるならこれは良いと、親御さんたちは思ったに違いない。もし、親が本当に腐るほど金持ちなら、最近はやりのインターナショナルスクールとかに送り込むだろう。こういうところは、先日のニュースで出ていた学校は年間授業料が170万円だそうだ。どこだかしらないけど。カネがない人は、「あんた、ちゃんと宿題しなさいよ」と発破を掛けることしかできないので、後は買ってくれという参考書を財布と相談しながら買ってあげるぐらいがセイゼイのところか・・・・なまじっかのカネがあったばかりに、という人がなけなしの金すら奪われていく。こういうのは、本当にかわいそうとしか言いようがありません。ちなみに、私はカネをかけて英会話学校に通ったり、家庭教師をつけてもらえば英語は上手になるというのは、全然賛成していない。中には、自分のモチベーションを高めるために良かった、と評価する人もいます。ただしそれは、自分で決めた目標を達成するために、エンジンとして「これだけのカネを自腹を切って払ったのだから・・・」と、「自分で元をとらなくちゃ」と考えられる人しか見たことがないです。親がカネを出してあげて子供の英会話能力が身につくというのは、幻想だと思います。例えば、私が読んでいてもっとも納得がいったのが、ドイツ語の大家関口存男先生のこの方法。ここまで没頭できれば、英語の一つや二つ、マスターできますわね。(実際、関口先生は、この方法でフランス語も勉強し、3年でフランス語講師を務めているとか書いてるし・・・。スゲ)でも、ホント。教科書をきちんと覚えてたら、外国語は身につくと思います。あとはその国に行ってみたいとか、その言葉を話してみたいという、強烈に燃え上がるような動機があるかどうか。親にできることは、そのモチベーションに火をつけるような環境を作ることでしょうか。それは家庭教師の前払い、ということではないというのが、難しいところだけれど・・・・
November 2, 2005
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あまりに当たり前なタイトルですみませんが、これに伴い、オーストラリアが30日付けで、夏時間に移行しているんですね。日本時間にプラス二時間しないといけない。オーストラリアに電話する時は注意しよう。※ 完全に週一更新となってしまっている。 ぺんぎんママさんのお願いはとりあえずは果たしているわけだが。 その約束を守るために投稿しているわけじゃないけれど、 これぐらいの量では、ほとんど「条件的投稿」で、 いかにもそのお願いに応えるために投稿しているように 見えるかも・・・
October 31, 2005
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ホワイトバンド 趣旨説明不足で購入者から批判 世界的な貧困根絶キャンペーンに合わせて国内で300万個販売された腕輪「ホワイトバンド」に対し、購入者から批判が出ている。「売り上げの一部は貧困をなくすための活動資金となる」との触れ込みだったが、食料などを送るわけではなく、細かな使途も決まっていないため。事務局は「ホワイトバンドは『貧困をなくす政策をみんなで選択する』意思表示が狙い。分かりにくかったかもしれない」と説明し、店頭で、募金活動ではないことを強調する表示を始めた。 ホワイトバンド運動はアフリカの市民活動家らが、包帯や布などの「白いもの」を着けて貧困撲滅を自国政府や先進国に訴えたのが始まりとされる。今年7月に開かれたグレンイーグルズ・サミットへ向け、「ほっとけない 世界のまずしさ」をキャッチフレーズに、70カ国の市民団体が運動を展開し世界に広まった。 日本では約60の市民団体が事務局を結成し、PR会社「サニーサイドアップ」(東京都渋谷区、次原悦子社長)が協力。7月から、レコード店やコンビニエンスストアなどで1個300円の腕輪を発売している。 ところが、先月からインターネット上で、途上国を直接支援しないことへの批判が出始めた。事務局にも「途上国に募金が送られないと知っていたら買わなかった」「利益の使途を詳しく知りたい」などの批判や問い合わせが約500件も寄せられている。8月に購入した千葉県柏市の女子大生(22)は「募金にならないなんて知らなかった」と話す。 このため事務局は、店頭に「途上国へ食料や物を届ける運動ではありません」と書いた黄色いステッカーの掲示を順次進めている。ホームページも同様の説明を強調するよう変更した。 事務局によると、材料費や流通費などを除いた売り上げの44%を、活動の広告費や事務局の人件費、政策提言の研究費、PRイベントの費用などにあてる。今月末までに詳細な使途を決めるという。今田克司事務局長は「運動は『世界に貧しい国がある』と考えるきっかけを作るもの。政策提言や声を上げるために資金を使う。それが途上国への募金と同じような意味を持つことを理解してほしい」と説明している。【種市房子】 ▽ホワイトバンド運動に詳しい紀藤正樹弁護士の話 (購入者への)表示法が多少変わったとはいえ、ホワイトバンド運動は自分で白い布を着ければよい。そのことを明示していないのは問題だ。日本版の運動は「貧困をなくそう」という意思表示運動の起爆剤にはなったが、今後ボランティアといった行動に結びつくのか、課題が残っている。(毎日新聞) 毎日新聞も、細かいところでは良い記事を書きますよね。会社全体としてはハテナだけど。それにしても、「政策提言や声を上げるために資金を使う。それが途上国への募金と同じような意味を持つことを理解してほしい」と説明している。」これを理解出来るひといますかね?どうやって「政策提言や声を上げるために資金を使うこと」と「途上国への募金」とが同じような意味になるのか、私には分かりません。大体、それに納得する人が少ないので、みんな苦情の声を上げ始めたわけだし。最初から、売上の何パーセントが経費で、何パーセントを寄付する、その寄付する先はどこであると明示してあれば、その内容を見て募金する稼働するか、自分で決めることが出来る。それを、曖昧な表現で自腹を肥やすことに、とうとう日本人も我慢しなくなってきたのだ。同じく、恵まれない子どもに募金すると言って、ハンカチや靴下、コーヒーなんかを売りつけて、その一部だけをアリバイ程度にボランティア団体に寄付している、宗教団体参加のボランティア活動も、法的にどうかは別として、その行動に対して納得できるものではないことは明らかだ。透明性やコンプライアンスが求められているのは大企業だけではない。
October 24, 2005
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杏里の歌で、♪ ジャスミンティーはで始まり 疲れはてた あなた 私の幻を 愛したの・・・で終わる歌有名な歌ですが、この聞かれている「オリビア」がオリビア・ニュートン・ジョンであることを最近まで知りませんでした。他にオリビアとかいないだろうとか、今なら思いますが、そもそもそんなタイトルの歌があることを知らなかった。それぐらい、日本の歌とは縁がなかったんですよね。で、今、実際にオリビアを聞いています。ミュージカルバトンでも書いた、Heart Attack とか、他にもJolene とか。良い歌ですね。
October 23, 2005
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セリーヌ・ディオンの歌。映画「タイタニック」の主題歌なので、皆知っていると思います。なぜかこの歌を聴きたくなって、CDレンタルに行って探しているのだけれど、なぜかこれが入っているアルバムだけがいつも見つからない。この間、「My Heart Will Go On」と書いてあったので、喜んで借りてきてから聞いたら、なんとインストルメンタル。 orz...今日は、映画のサントラを責めようと思って、見事あったので借りてきてみたが、なんと「Titanic - The Ultimate」とかいう特別版のようで、やっぱりこの歌はインスト・・・いえ。別に歌にあわせて心がどこかに行ってしまわなくてもいいと思うんですが・・・でも、ホント。そんな心境。*****なんか、最近、こっちの日記ではすっかり毒気が抜けてしまいましたね。書いた記事を見ての感想。皆さん、こんなのを期待しているわけではないんでしょう?
October 17, 2005
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英語では、Long absence, soon forgotten というのだそうです。本来、こちらをメインに移していくつもりでしたが・・・色々、世の中は不思議と思わぬ出来事もあるものです。あまり忘れ去られないようにしたいものですが・・・
October 16, 2005
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ぺんぎんママさんところで、ホワイトバンドについて取り上げている。「白」つながりでなんか書こうかな、とコメントしたきり、そのままになっていて、一度、あるやりとりをした機会にも、「楽しみにしてますよ~」と、暗に早く書くことを督促されていたわけだが・・・ホワイトバンドって、なんとなく清さの白というイメージもあって受けているようですが・・・・本来の趣旨の様に、意思表示として何か白いものを巻き付けるだけ、というのなら、これは純粋に意識改革の旗印、という捉え方ができるだろうと思う。また、アフリカを対象としているので、アフリカの工場で作ったモノを販売する、というのならこれも最初の趣旨とそのモノとのつながりが一致している。その工場が利益を得ることで、社員が給料を得て、消費活動が活発になったり、設備投資が進んだり、材料供給会社が潤ったりすることで同じ様な循環が起きたり、と、その工場をとりまく経済圏への波及効果が少なからず期待できる。それは小さな歩みだろうけれど、彼らにとって偉大な一歩となるかもしれない。しかし、それが「日本のホワイトバンド」のような事になっていると、果たして趣旨と行動と、そしてその結果とがどこでどのようにつながっているのかは、全く分からなくなってしまう。工場は中国にあり、アフリカとはあまり縁もゆかりもなく、そして一品あたりのコスト構造が、毎度毎度の発表毎にいい加減で、しかもアメリカへの寄付にも使われたりするということでは、「ホワイトバンド=白いバンド」ではなく、「=白濁バンド」というのが正しいのではないか?白く濁って、その向こうにある腹黒さを隠していると言われても仕方がない。あの、「*」マークが三つ並んでいるのを遠くからみると「666」に見える、とかいうと、これはトンデモの世界に入るな。冗談はさておき、「悪魔は天使の姿をして現れる」という、何かの予言の成就のように見えるのは私だけではないだろう。ぺんぎんママさんは、ホワイトバンド擁護者の発言は、マルチやカルト信者のそれにそっくりと書いているが、私もそう感じる。趣旨と行動と結果の不一致で平気、意味不明の看板で踊って平気、他人にそれを押しつけて平気、それはどういうことなのか?という質問を無視して平気。論理回路すら白濁しているのではないか?ホワイトバンドは、少なくとも日本は白濁バンドと呼ぶのが相応しいのかもしれない。本家本元の主宰者には申し訳ないけれども・・・
October 10, 2005
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っていう歌が昔ありましたね。で、実際にカナダからラブレターなんかが届いたわけじゃあない。ただのメールは元からやり取りしてました。しばらく忙しかったのですけど、ふとメールを送ってみたのだと。亜麻色の長い髪を風がやさしくつつむ中、とっても素敵な笑顔を見せる女性でした。今度、就職する予定で、今その準備なんだとか。うまく行くと良いですね。その恋人は今香港で仕事中らしい。彼と彼女が並んで歩くと、これぞカップル!って感じで、つりあいのとれた好青年でした。カナダで結婚式と言われると困るが・・・香港ならいけるかも。でも、そりゃないな。私の友達に美男・美女は多い。自分はそうでないので、引き立て役ばかりである。だからきっと、ここに来ている皆も美男美女だと思う。金曜の夜、送られてきたカナダからの便りに返事を出しながら、ふと思ったこと・・・・Happy Weekend to Everybody!
October 7, 2005
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最近、ちょっとコンピュータが安定していない。いろいろやっているんですけどね、どうもいい塩梅になりません。ストレスがたまったので、昨日の休みに、頭文字D The Movieを見に行ってきました。これは前から楽しみにしていた、というよりは、気分転換に行ってみようかなと、ふらっと映画館に入ったんですけどね。場所は、前回、亡国のイージスを見たところと同じ映画館でした。今回は個人的に気分転換でしたし、ふらりと見に行こうと思っただけなので、1人で行きました。だから、事前にあまり情報をあつめたりせずに行っちゃったんですけど。結果は・・・1)演技は日本人らしくなさぶりに幻滅2)高橋レーシングチームによる、CGなしの生ドリフト走行による 公道バトルは迫力十分3)ストーリーは、あんなもの (長編の原作を2時間程度にまとめることがどれ程、困難か、 ローレライと亡国のイージスで散々味わってきたので 最初から期待していなかったから救われた)4)驚いたのは、観客の7割が女性だったことこの映画、中学生の頃から豆腐の配達を車でさせられていた男の子が、配達をさっさと終わらせるために飛ばして走っているうちに、スーパードライビングテクニックを身につけてしまい、車を改造して人より早く走ることに命を懸けている、並み居る「走り屋」をぶっちぎってしまう、という無茶苦茶な設定のコミックが原作。でも、書かれている車の改造やドライビング・テクニックについては、かなり正確らしい。(といっても、素人がまねしてできるレベルではないけど)で、コミックの方は、とんでもなく良く売れているらしいし、知らなかったけれど、アニメの方も結構ヒットしているそうだ。細かなことを書くと色々あるんですけれど・・・この映画、日本のコミックの実写版でありながら、俳優や撮影スタッフは台湾とか香港の人たちなんですよね。台湾の俳優や香港のスタッフであることがダメなんていうつもりは、全然ないですよ。ジャッキー・チェンの作品も嫌いじゃないし。しかし俳優がそちらの人になってしまったので、演技やら喧嘩のシーンが、全く日本人らしくない。例えば、何かものを言うときに、胸のあたりで人差し指を突き立てて「いいか、俺がいいたいのはな」的な、ポーズがいくつかでてきたんだけれど、こういうところに非常な違和感が・・・俳優やスタッフが日本人でないだけで、実際の撮影舞台は榛名山であったり、エネオスのガソリン・スタンドが舞台なんですけど、あの日本人じゃない雰囲気にうげげ。(それに、超絶ドライビングに振り回されたシロート達が、吐くわ吐くわ・・・もうやめてくれと言いたくなるぐらい。)それに主人公の父親である、藤原文太。原作での渋さが好きで、この文太が一番好きなキャラクターなんですが、映画では、ただの酔っぱらいのエロ親父になっちまってて・・・もう幻滅。エロ親父なんて、もう見たくないっつぅの。そこさえ目をつぶれば、CGなしのガチンコ・バトルは、面白かった。あれだけは良かったですね。ストーリーは、福井晴敏作品の映画化で、散々な思いをさせられてきてましたので、どうせあっと驚く設定になってるだろうと思っていました。おかげで、ショックはほとんどなし。(ということで、ストーリーへの満足度は推し量って下さい)一番驚いたのが、観客の大部分が女性だったこと。こんな公道レースという、走り屋君御用達の頂点みたいな映画だから、さぞかし男臭い観客席かと思っていたのですけれどね。どうみても女性達だけのグループとかも結構きていて、走り屋らしい人たちはほとんど見あたらない。これは俳優ねらいの女性たちでしょうか。好みにあうかどうかは別として、高橋涼介役のエディソン・チャンはハンサムだと思ったし、中里毅役のショーン・ユーも好みは別れるでしょうけれど、このワイルドさに惚れる人がいるかも。しかも、みんな若い人でした。たまたま私の隣に座ったメガネの女性が一番年上に見えたけれど、それでも30歳ぐらいの感じですからね。あ、なんでこんな女性の年齢層を書いたかっていうと、私が行ったのがシネマ・コンプレックスみたいなところで、隣のシアターでは、ペ・ヨンジュン主演の「四月の雪」をやっていて、ちょうど頭文字Dのちょっと前に入場の案内をしていたのですけれど、こちらの観客席の年齢層は、アベレージで30歳以上高かったと思う。こちら入場を待っている人たちの中で、一番若い人でも私より年上でした。そういう人たちが見たい映画がなかったニッチな市場を寒流がさらったということなのかもしれません。あ、そうだ。最後に、期待していたロータリーのRX7。確かに出ていましたが、登場人物が高橋涼介で、啓介ではなかったんで、古い方のRX7でした。私は、あの流れるようなFD3Sが見たかったのだけれど・・・
September 25, 2005
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今、テレビを見てるのですけれど、我があこがれのオーストラリアのことがちらっと出てきました。なんと、オーストラリアで選挙の時の投票は義務であって、投票しないと罰金が取られるとか。この結果、投票率は95%程度なんだそうです。選挙に行かないときの罰金は、日本円にして4000円位なのだそうです。この5%というのは、自分で罰金を払って選挙に行かないと言う意思表示をしていると言ってました。なるほどね。そういう制度は必要かも。ただ、今の日本でそれをやろうとすると、選挙権を寄越せと言う人がいたり、選挙権代行業みたいのができたりするかも。それはちょっと困るかも・・・
September 24, 2005
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akiさんと、ブックバトンのコメントでやり取りしていて、シュタイナー教育論で、地理は全ての科目を統合するから、地理が得意なのは有利ですね、ってな話をしていたのですが、これは、私もそうだろうな、とは思う。ただし、自分の実体験としては、「地理が強ければ有利」という実感ではなくて、「地理が弱くて不利」だと感じているからなんですが。方向感覚はあったから普段の生活で困ることはなかったけれど、勉強がそれほど出来なかった上に、特に授業でやる社会・地理・歴史はダメだった。しかし、社会生活をしていくなかで、そういう感覚が自分の身に付いていたらいいのにな、という気持ちは年を経る毎に強くなります。そんななか、今日、会社の帰りによったコンビニで、「地図とあらすじで読む 図説 古事記と日本書紀」(坂本勝)という本を見つけた。出版社が「青春出版社」なのが、ちょっと引っかからない訳じゃないが、そんな文句を言えるほど知識があるでなし、入門のつもりで買いました。これはまた、神話や昔話を聞いても地理感覚のない私には、日本を駆けめぐる歴史上の人物がどれほど日本を歩いていたのか、なんてまったくイメージが沸かなかったが、神話と日本地図での位置関係なんかを一緒のページに表現してくれているのは、とってもありがたいです。「ヤマトタケルの西征」という項目では、なるほど、こんなに広い範囲を歩いていたのか、とあらためて地図に見入ってしまいました。昔していなかった勉強でも、面白いものです。先日買った「新しい歴史教科書」では神話の記述が薄くなっているし(削られる前だって、十分な内容であるとは言い難かったけど)、ちょうどいいかも。コツコツと読んでみます。
August 25, 2005
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8月19日から、映画「ローレライ」のレンタルが始まった。たまたま行ったら、奇跡的に一枚だけあったので借りてきました。あとは全部レンタル中。借りてきて、のめりこむように見ています。一番最初に見たときは小説の世界観を描ききれていない、とは思ったものの、役者とかの迫力がすごいなと。ここで、亡国のイージスのトラバを二つ張ってくれた方(なんと読んでいいのかわかりませんが)は、ローレライは飛びすぎで駄目だったようですけど。この日の日記でも書いたように、これを見直していると、壊滅をしていても不思議ではなかった状況のなかで、「子供達に明るい未来を残して上げたい」という一念で命を捧げていった祖先の方々に対して、私たちの世代が捧げる「鎮魂歌」であり、「追悼辞」であり、「感謝の辞」であると思います。という気持ちをますます強くします。私の祖父が帝国海軍にいたから、というのもあるのでしょう。(潜水艦には乗っていなかったと思いますが・・・)そして、絹見艦長の顔が祖父の顔とダブって見えてくる。私にその血は受け継がれていないけれど、祖父はとてもハンサムで若い頃はそうとうモテたと聞いています。軍服に身を包んだ祖父の面影と絹見艦長の表情は、なぜか似ている。東京に原子爆弾を落とすために飛び立たんとするB29を撃墜したのを見届け、「本艦は、これより帰還の途につく。」と言って伊507を押し包む太平洋艦隊群を睥睨し、微笑を浮かべながら「よーし。行くぞっ!」という場面は、もう駄目だ。部屋で一人で見ているので、こらえる必要はないのだけれど、頬を伝わるものがとまらない。原作では、この後、伊507の壮絶な最後を、「椰子の実」の歌とダブらせながら、一人一人の人生にきちんと幕を引いていく、涙なくしては読めない場面なので、最初映画を見たときに、どうして・・・こんな形で・・・・と思っていたのです。しかし、小説のあの場面を映画でやってしまうと、ただただ死んでいってしまったという「絵」が最後にど~ん!と描かれてしまう訳で、多分、救いようがなくなるのでしょう。そういう意味で、映画のあの終わり方も、悪くはない。ということで、返しに行く前にもう一回見ることにします。
August 23, 2005
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先日のブックバトンで紹介した「プラネタリウムを作りました」(大平貴之)が、テレビドラマとして放映されるようです。プラネタリウムを作りました(大平貴之)それも2005年8月26日(金)おお!今週じゃないか!ページからの引用ですが・・・大平の著書「プラネタリウムを作りました」が以下の通り、テレビでドラマ化されることになった。本日付サンケイスポーツ紙が報じた。米ディズニーとフジテレビの共同制作により、大平のプラネタリウム作りの半生を、実話をもとに、フィクションも交えて映像化する。脚本は映画「電車男」をはじめ、数々の話題作を手がける金子ありさ。大平貴之を演ずる主演はKinkiKidsの堂本剛。プラネタリウム作りというテーマを通じ、豪華スタッフとキャスト陣が、夢は必ず叶う、という一貫したメッセージを伝える2時間ドラマ。ディズニーがこのような共同制作を行うのは世界初の事例になり、全世界での放送も視野に入れた企画として期待を集めている。もちろんプラネタリウムをテーマに据えたドラマ映像化もかつてないことで、プラネタリウム界の各社、各施設も制作協力している。プラネタリウムのみならず、天文宇宙への関心を広める大きなトリガーになりそうだ。詳細は後日改めて発表される予定だ。番組名:金曜エンターテインメント特別企画「星に願いを」七畳間で生まれた410万の星放送日時:2005年8月26日(金)21:00-23:00(予定)脚本:金子ありさキャスト:堂本剛、藤木直人、優香、仲代達矢、宇都宮雅代、鶴見辰吾ほか放送:フジテレビ系えーっと。えっ?米ディズニーとフジの共同制作?同じページにある、サンケイスポーツの掲載記事をみると、こんなことも書いています。ディズニー&フジ夢コラボ!堂本剛主演「星に願いを」 世界のディズニーとフジテレビが共同でテレビドラマを制作することになり、KinKi Kidsの堂本剛(26)の主演が決まった。このドラマは8月26日放送の金曜エンタテイメント特別企画「星に願いを~七畳間で生まれた410万の星~」(後9・0予定)。ディズニーが実写版ドラマを共同制作するのは世界初となり、両社のコラボレーションはワールドワイドの注目を集めそうだ。◇ 世界最強の映像ブランド、ディズニーとの共同制作の先陣をフジが切った。 ディズニーが実写ドラマを他社と共同で手がけるのは初めて。今後の事業展開も視野に入れ、日本最強の“ドラマファクトリー”であるフジをパートナーに選んだ。(中略) 同作は、世界で最も先進的なプラネタリウムを開発した実在の日本人プラネタリウム開発者、大平貴之さん(35)の実話がベース。少年時代からプラネタリウムを作る夢を追い、試行錯誤の末に成功を手に入れるまでを描く。まさに“夢”と“ファンタジー”を原点に数多くの作品を提供してきたディズニーにふさわしい企画となった。(中略) これに伴い、「ターザン」や「アラジン」など同社のアニメ作品の全音楽を無償で同ドラマに利用でき、「通常では考えられないこと。どの曲も素晴らしいので選べない」(同氏)とうれしい悲鳴。完成したドラマは世界各国で放送され、リメークされる可能性もあり、関谷氏は「淡い期待を抱いています(笑)」と話していた。★毛利衛さん友情出演 大平さんは小学3年でプラネタリウムに興味をもち、4年の時に段ボール箱と豆電球で初めてプラネタリウムを作った。以後、レンズ式プラネタリウムの「アストロライナー」、続けて「メガスターI」や、410万個の星を投影し持ち運びできる「メガスターII」を開発。全ては自宅の7畳間の自室で誕生した。大平さんのプラネタリウムを見て「君が作った星空は、ぼくが宇宙で見た星空そのものだった」と感動した日本人最初の宇宙飛行士、毛利衛さん(57)が本人の役で友情出演する。共演は大杉漣(53)、鶴見辰吾(40)、仲代達矢(72)ら。27日にクランクイン。 (サンスポ記事より引用:強調はしろがねひろし)完成したドラマは世界各国で放送され、リメークされる可能性もあると・・・毛利衛さんのコメントもいいですよね。「君が作った星空は、ぼくが宇宙で見た星空そのものだった」NASAのプロジェクトで宇宙まで行ってきた毛利さんが見たのと同じ星空を、自宅の7畳間で作り上げてしまったんですね。大平さんの、神秘なる世界への憧れと、それを作り上げるためにコツコツと技術などを積み重ねていくプロセスは本に書かれている通り、とっても感動的なものでしたが、それは多くの人の心を動かし、そしてディズニーをして「Yes!」といわせるほどのパワーを秘めていたようです。福井晴敏さんといい、大平貴之さんといい、既存の日本的教育の枠組みの外側で自分の好きなことにのめりこんでいった結果、周りがみなそれに巻き込まれていきました。日本が、本当に新しい時代に向かう先駆けのシンボルであってほしいと思います。これは見ないといけないですね。8月26日の夜は予定を入れないようにしなくちゃ。***********追加情報先日の記事でも、大平さんが作ったプラネタリウムは2003年時点で410万個、という話をしていましたが、今日の朝、ニュースを聞いていたら、東京都江東区にあるプラネタリウムが、500万個もの星の投影が可能だとのこと。それは太平さんのプラネタリウムの上を行くものができたのかな?やっぱり、プラネタリウムの専門業者だって、個人に越されてたら会社の面子が立たないよね、と思って調べてみたら・・・・そのプラネタリウムがあるのは東京科学未来館で、そこで展示されているのは、なんと大平さんのプラネタリウムの改良版、Megastar II cosmos のようです。こちらにそのことが書いてあります。2004年7月、「MEGASTAR-II」の恒星数を500万個までグレードアップし、さらに、本体以外の惑星投影機も新規開発し、常設展示として世界ではじめて日本科学未来館に導入されることとなりました。ということで、とうとう個人が設計したプラネタリウムが、常設展示機として設置されているわけですね。さらに、前の日記でも一度だけ紹介したことがある「ホームスター」という家庭用プラネタリウムも太平さんの開発した普及機ですが、楽天さんのショップではどこもみな在庫切れです。一台2万円近くと、それほどお安くないのですが、人気沸騰ということですか。逆に言えば、たった2万円ほどで、これまでプラネタリウム館に行かなければ見られなかった、1万個もの星空が自宅で楽しめるという。大平さんのロマンと、星空のロマンと、それぞれの家庭のロマンと・・・・いくつものロマンが共鳴するところが、多くの人をして感動させているのだと思います。そして、上記の東京科学未来館の、現在世界最高のプラネタリウムは、満席御礼です。宇宙の広大さと、そしてその深遠さにひざまずきながら、その美しさに胸打たれた個人が何をしうるのか?人間って、やっぱり基本的にはすばらしい存在なんだな、と再確認させられる瞬間。おまけで書きますが、こんなページもあります。この「メガスターが投影している星空は、本物の星の位置に忠実だと聞きました。」っていうQ&Aなんか、面白いですね。Q10.の「人はなぜ、夜空を見上げるのでしょう?」ってのは、お遊び。
August 22, 2005
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のびのびになっていたブックバトンやります。(渡されてから1ヶ月もたってた・・・スミマセン>cobberちゃん)原稿をアップしようとしたら、「17659文字」で字数を1.5倍以上オーバーしてる。そんなに書いたか?仕方ないので、二回に分けます。大変長い原稿になってますが、実はそれほど大した本を読んできたわけではない。最も本を読んでいるべき時代を、偏った本を読んで過ごしたので、意味不明の本ならたくさん読んだのだけれど・・・(涙Q1:持ってる本の冊数多分、現在の所持数なら、ざっと500から600冊ぐらいだと思います。Q2:今読みかけの本 or 読もうと思っている本どうしても今は仕事がらみの本が多いです。cobberちゃんから勧められた本なんかもあるのですが・・・たとえば李歐とか。Q3:最後に買った本(既読、未読問わず)これは最近話題の嫌韓流と「新しい歴史教科書」(市販本)および「新しい公民教科書」(市販本)の3冊まとめ買いですね。新しい歴史教科書と公民教科書は、楽天ブックさんに写真もリンクもなにもないですね。でも、この年になって中学の教科書を自分のために買うとは・・・でもね、ざっと読んでみて、一番面白いなと思ったのは歴史教科書もそうなんだけれど、公民の教科書はとても面白かった。公民なんて、子供の頃は、なんてつまらない科目があるのだろうか?と一番やりたくない科目のナンバー1!だったけれど、今読むととっても役に立ちます。社会のなりたちや、政治のしくみ、悪徳商法の問題(霊感商法ものってるし)などなど、これは学校の勉強なんて言ってやるからつまらなくなるけれど、家族団らんの時やニュースを見ているときに、地図と一緒においておくべき本だと思います。ニュースで政治の話しがでたり、地理の話がでたり歴史の話が出たときに、ちらっと見るべき本。社会の動きと政治や経済のしくみがつながっていること、選挙は何故やるのか、憲法はどういうものか、が中学生レベルで書いてあるので、非常にわかりやすい。子供が小学生ぐらいでも、親が図表なんかをみせて説明して上げれば、その時には分からなくても、なんとなく社会科という教科や科目が、文字通り「社会のしくみ」を学ぶものであるという実感を持つようになるだろうし、ニュースを聞いたり教科書ででてきても、「あれは母さんが言ってた、あの話か」という連想・連結をするようになるでしょう。子供がもう大きくなってしまって中学生以下の子供がいない、という人にも、おすすめですね。特に、社会が激動の時代を迎えている今、衆議院の選挙とは、とか基本的な制度なんかをわかりやすく説明してくれるのは公民の教科書だと思います。そりゃね、新聞なんかにもそういう事が書いてあったりしますけれどね、なにせ、真実を伝えるのは新聞ではなくて、こちらの教科書だったりします。なんか、扶桑社の営業しちゃったな・・・あ、そうそう。前回紹介した、至福のピアノも届きましたので、買ったことになりますね。Q4:特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)私は、実はそんなに本は読んでません。小学校時代はボーっとしていてたし、中学校時代は明けても暮れても部活動命だったし、高校時代は意味不明の疲労蓄積症状みたいになってて、学校に行くのが精一杯、その後は大学受験に一度失敗してからは、ともかく大学にはいることに命を懸けて、本なんか読む余裕が無く、その後は極めて片寄った変ちくりんな本を読み続けていたので、まともな読書体験をする時代を逃してしまった、という感じなんですが。おかげで、いわゆる名作と言われる本で読んだのなんか数えるぐらいしかない。夏目漱石とか森歐外とかは教科書にでてくる作品しか読んでないし、唯一の例外が、山本有三の「路傍の石」これだけは、夢中になって読んでいたのだけれど、途中で「筆を折る」となって、著者が絶筆。いきなり海の真ん中に放り出されたような、なんとも言えない気分になったのを覚えています。さて、それでは五冊行きましょうか。○「亡国のイージス」/福井晴敏 もう、ここに来てくれている人には説明不要ですね。忘れもしない2004年ゴールデンウィークに市立図書館で借りた一冊の本が、死の淵でさまよう私を現実に呼び戻してくれました。その一年後には、もっとビックリすることが判明したけれど、ま、それはブックバトンとは関係ないので割愛。それをakiさんに紹介したのが確か去年の11月ぐらいだったと思うのですが、akiさんが何日にもわたって読後感を書いたことがきっかけで、一時期、楽天日記のakiさんところに来ている人が順繰りにこの本をよんでる、という感じになってました。今回、ブックバトンを回してくれたcobberちゃんにはいろんな理由をつけて、この本を送ったのでした。cobberちゃんのブックバトンにもその辺のことは簡単に書いてありますね。いろんな意味で忘れられない本です。昨年、その本を読んだときには、映画になったらいいな。でもまさか映画化は無理だろうと思ってたんですけれどね・・・・。どちらにしてもあの長さと、何よりも配役の難しさが最大の壁でした。真田広之の仙石先任伍長も、最初思っていたほど違和感はありませんでしたし、寺尾聰の宮津も、まぁ納得(加藤剛の宮津が見たかった)、佐藤浩市の渥美はまんまだったし、中井貴一のホ・ヨンファはしびれた。しかし如月行がやっぱり最大のカギであり、山場です。勝地涼君も悪くはなかったが、ホ・ヨンファに撃たれ倒れているのを見つけた仙石伍長「なんでおまえが・・・」と絶句。そこで答えた勝地クン「考えた・・・・撃つ前に」のセリフが、如月行らしくない・・・・やはり「それが任務」のホ・ヨンファを止められない悔しさを抱えつつ、クールにほほえんでいて欲しかった。(わがままな観客だ)如月行をやるのは、アカデミー賞クラスの演技力と、若さと、人生の重みを平然と受け止めつつ、廻りの人間を寄せ付けないクールさ・・・これは、本当に如月行がいなければできないですね。おっと映画バトンじゃなかったっけ。○「終戦のローレライ」/福井晴敏正直、一番最初に読んだときは、なんと言ってもその長さに辟易してました。なんか読んでも読んでも終わらなくて、どうなるのか・・・っていう位ありましたからね。だから映画を見る前には、その一度しか読んでませんでした。それがことしの3月5日に映画をみてから再読して、ようやくその良さが分かってきて、感動してしまいました。作者がこの本のテーマを樋口真嗣監督と打ち合わせしているとき(厳密には「その時」には福井さんは、どうして「亡国のイージス」を映画にしてくれないんだよっ!とダダをこねていた時なんだそうですが)、今の日本を作った原点は何か?と問われて、即座に答えて曰く、それは「終戦」でしょうと答えて、まんまと乗せられてしまい、それが「終戦のローレライ」につながっていくわけです。そりゃ、確かにいくらナチスでもあんな潜水艦兵器は作ってないだろうとか、綾波レイだとか、いろんなツッコミがあるとは承知していますが、戦後の日本に生まれた私たちが、あの戦争をどう見るのか。この作品は、壊滅をしていても不思議ではなかった状況のなかで、「子供達に明るい未来を残して上げたい」という一念で命を捧げていった祖先の方々に対して、私たちの世代が捧げる「鎮魂歌」であり、「追悼辞」であり、「感謝の辞」であると思います。だから、この本を再読する事は、私にとって、海軍の将校を勤めながらクリスチャンになり、クリスチャンとして、神への賛美をしながら、自らの愛する国と愛する者を守るために命がけで戦い、終戦後は穏やかな表情で神への賛美に生涯を捧げた祖父への感謝の意を捧げるための唯一の方法でもありました。まだ読んでいらっしゃらない方がいましたら、8月19日からいよいよビデオレンタルが始まるようです。ビデオをご覧になり、大体の設定や登場人物を頭に入れた上でお読みになると、あの厚い本も少しは読みやすくなると思います。ブックバトン2へ続きます。
August 18, 2005
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