ラスタ・パスタのレレ日記
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疲れきった心とカラダには、やっぱりアコースティックな音楽がいい、といわれ、前橋汀子のヴァイオリン・コンサートに行ってきた。会場はサントリーホール。席は、ドラマ『のだめ。。。。』の最終回とおなじで、のだめが、先輩の指揮を真正面から見ようと座った、サントリーホールのステージの後ろの席。いつもよりステージが凄く近くに見えたが、音は残念ながら、ステージから前方の客席に向かってよりよく響いていくので、前橋汀子さんのヴァイオリンの音がちょっと聴きづらい。でも、2000円のチケットだし、素晴らしい演奏だったので文句はない。ピアノにイーゴリー・ウリヤシュをむかえて、様々な演奏を聴かせてくれた。前半の部は、エルガー「愛のあいさつ」クライスラー「美しきロスマリン」ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調」J.S.バッハの「シャコンヌ」(これだいけ無伴奏)と、最後の曲以外、みんなに親しまれて、曲名や作曲家の名前は知らなくても、どこかで一度は聴いたことがある曲を披露してくれた。彼女のヴァイオリンは、艶やかで張りとまるいふくらみのある音でとても美しい。ウクレレ弾きとしてみていると、ヴァイオリンのボディがよくふるえて鳴っているような感じだった。頭の中がちょっと幸せ分子で満たされたような感じ。ステージの後ろから見ているので、彼女のヴァイオリンの音も楽しみつつも、ピアノのイーゴリー・ウリヤシュが、太った体をゆすってピアノをダイナミックに演奏し、足をばたばたさせているのが、やけに目立った。休憩をはさんで後半の部。ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ 第3番二短調」この曲が、まさにハイライトだったかもしれない。前橋汀子さんが、前半とはうって変わって、全身を大きく使いながらダイナミックな演奏を披露する。激しい感情がその音かちから伝わってくる。ピアノの椅子の上をのたうちまわるイーゴリー・ウリヤシュとふたりで、ステージで大きなアクションが。この曲は、ほんとうに聴き応えがあった。そのあと、シマノフスキ「アトゥレーサの泉」ドヴォルザーク「わが母の教え給いし歌」ドヴォルザーク「スラヴ舞曲」サラサーテ「ツィゴイネルワイセン」と、ドヴォルザークのスラヴの音色を堪能させてくれたあと、また誰もが耳にしたことがあるであろう「ツィゴイネルワイセン」でステージを締めてくれた。鳴り止まぬ拍手に何回もステージにあらわれ、一回目のアンコール。マスネ「タイスの瞑想曲」ファリャ(クライスラー)「スペイン舞曲」ここで、いったんステージを退出するが、やっぱり鳴り止まない拍手。何回か出てきて歓声にこたえていたが、最後にもう一回アンコール曲。ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」この曲も大変有名な曲だが、前橋汀子さんは、こんどはステージ前の観客席にむかってではなく、ピアノのイーゴリーのほうに体をむけて(ということは僕の席からははじめて彼女を真正面に見て)たいへんメリハリのついた大きな動きでダイナミックに演奏してくれた。やっぱり、アコースティックな音楽はいいなあ。クラシックも、いつもオーケストラばかり聴かないで、もっと器楽曲やソロを聴くのもいいものだなあぁ、と思った。今日の、誰もが一度は聴いたことがある曲を沢山演奏したことと、2000円というチケットの値段の設定に、前橋汀子さんの、ひとりでも多くの人に、生の楽器演奏を聴いてもらい、クラシックの楽しさを分かってもらいたい、という願いが伝わってきた。帰りに彼女の「ヴァイオリン小品集100」が完成したCD,『エストレリータ』を買って帰った。 前橋汀子/エストレリータ《送料無料》前橋汀子/エストレリータ(CD)《送料無料》前橋汀子/エストレリータ(CD)1. エストレリータ2. アレグロ 3. ラルゴ 4. 「アンダルーサ」“スペイン舞曲集作品37”より 5. ノクターン作品9-2 6. 「オリエンタル」“万華鏡作品50”より 7. G線上のアリア 8. マズルカ作品19-2 9. 憂鬱なセレナーデ作品26 10. ラ・カンパネラ 11. 「詩曲」“夏の夕べ作品41-6”より 12. 「吟遊詩人」前奏曲集第1集より 13. セレナーデ 14. ウィーン風小行進曲 15. 「アパッショナート」“4つの小品”より 16. フォーレの名による子守唄 17. 無窮動 作品34-5 18. わが母の教え給いし歌ヴァイオリンの小作品が多く収録されているのだけれども、ヴァイオリンの音がとてもよく録音されていて、ぼくの家のリビングルームにある小さなスイス製のスピーカーと非常に相性がよく、家の中の空気がさ~っと入れ替わったようだった。しばらくは、こうしたアコースティックな音楽を楽しみながら、体調を回復していきたいと思う。ご心配をおかけしたみなさま、掲示板や私書箱にメッセージをよせてくれた皆さん、本当にどうもありがとうございます。感謝しています。今は、夜型の生活をやめ、早寝早起きを心がけ、体調を少しづつ回復しながら、なんとか仕事はやっています。みなさん、ほんとうにどうもありがとうございます。
2007年02月16日
コメント(8)