Patchi

Patchi

April 27, 2004
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さて、そのJ/Vのパートナー会社の創業者がアメリカで闘病中なわけだが。

その創業者はクルド人でパーレビ朝下のイランで栄え、しかし
イラン革命で体制派ということで国外に逃げ出し、某CIS諸国の一
つでビジネスを起こし成功した。複雑な国際関係の下、彼自身も
かなり海千山千の経験をしてきたと思うし、まだ60才にも満たない
のに、頭は白髪でびっしりである。しかし眼光は鋭い。

その彼が腎臓を患った。どうやら移植が必要らしい。普通、こうい
う時は家族親族などが腎臓を一個提供するというのが良くある話
だ。その方が移植後の拒否反応も少ないだろう。

呼びかけた。そして提供者には6万ドル相当提供する、と。

この創業者の呼びかけに対して、申し出る者はいなかった。さすが
に自分の体は大事というわけだ。

しかしその創業者は人事労務担当経由強権を発動し、無理矢理工場
労働者の中から2名候補者を強制的に選び出した。「6万ドルやるの
だからいいだろう?さもなくばクビだ」と半ば脅しながら。

むりやり選ばれた候補者はバングラデシュ人、インド人それぞれ
一人づつ。クビになったら外に仕事はないし、6万ドルは国に帰れ
ば家を建ててあまりあるくらいの大金だし、というわけである。
確かに彼らは英語もそれほどできないし、特殊な技能があるわけで
はない。クビになったら他に職を見つけるのは大変だし、ドバイは


創業者にしてみたら、自分がオーナーの会社である。会社は全て
自分とそのファミリーの為にあるのだ。金で報いるし、一応「同意
」という体裁を取るし、その上で従業員をどうしようが彼の勝手だ。
「こういう時の為にこんな奴等を雇ってたんだ」とさえ、言う
かも知れない。


く。貧しい国に生まれ英語の話せない場合、今の仕事をクビに
なったら生きていけないこと、だから自分の臓器でもなんでも売
らなければならないこと、そして彼の場合そうする意外に選択肢
がないこと。そして、我々が空気のように思っている民主主義/
労働組合というものが如何に大事か。国が豊かである、ということ
がどんなに個人の生活にとっていいことかということ。そして
自分の能力を磨くことが、如何に職業選択の幅を広げ、それが自分
の命までも救うことがあること。

まだまだここは先進国ではない。






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Last updated  May 10, 2004 04:58:06 PM
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Comments

kintyre @ ルワンダの涙 こんばんは、ラストシーンも含めてジョー…
kintyre @ ルワンダの涙 こんばんは、ラストシーンも含めてジョー…
Patchi @ Re:おめでとございます。(02/15) aya825さん >お誕生日だったんですね。 …
aya825 @ おめでとございます。 お誕生日だったんですね。 今、来ても…
pinktiger21 @ こんにちは 環境問題についての記事に興味深いものを…

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