綴れ織り夢日記

綴れ織り夢日記

PR

プロフィール

シュリ1901

シュリ1901

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.03.27
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


 奇跡だと感じたのは、十分すぎる高待遇の3社を紹介され、3社ともに前向き、そして、そのうち2社から熱烈なオファーが来た。
私に対して、そのようなことがあるのだろうかなぁ。

 A社からは「理想の人が来た!」と言われた。私は、ひょっとしたらこの面接官が去年の8月に夢に出てきた人ではないか、という気がするほど、伸び伸びとして、居心地のいい面接だった。
そして、すっかりそこに務めるような気持ちになった。
早く返事がほしいということも言われていたのだが、面接の予約があと2件あったので、勿論前向きだと伝えた。
しかし何故かこの時点で、まるで私の運命を試すような何かがあるんじゃないかという予感はして、的中した。

 ついで訪ねたB社は、入り組んだ場所に施設があり、早めに出たにも関わらず探し当てることができなかった。大急ぎで電話をしようにもスマホの電波が全く無く、掛けることができない。コンビニを見つけWi-Fiを使い事務所に一度だけ繋がったが、誰も出なかった。
それでも黙って帰るわけに行かないだろう、と思い住宅街をぐるぐる探せど見つからず、絶望した。私は別の世界線に迷い込んだのだという気がした。
通りがかりのおじさんに訪ねたが「知らない」と言われ、さらに絶望した。
しかしそのおじさんが「待って。私のスマホを使えば良い」と一緒に歩いて案内してくれた。
 たどり着いた時には実に30分以上遅刻していた。私はお詫びだけして、退散しようと思ったが、面接はしてくれると言って下さった。
帰りも、次の日も私はひどく落ち込んだ。あんな痛恨の失敗、
きっと最初から縁がなかったせいだ、と言い聞かせた。

しかし、次の日社長から「真面目な人柄を買う。給料を上乗せするから来ないか。」と、直接に電話が来て、ひっくり返る思いがした。
社長は看護師だが、看護師は50代60代になると懐の深い人が多い。
若いうちはきつい人の多い職種だと思うが、今まで見てきた50代60代のナースは懐が深い人がほとんどだった。
恐らく、生老病死と真面目に向き合ってきた人々だからこそ、そうなって行くのだろう。

そこで、今現在は葛藤中ではある。A社は、通いやすく、実家にも近いのでライフスタイルを大切に出来る。そう思ったから面接を受けさせて頂いた。
B社は、自分が若い頃に取りこぼしたことを、教育し直せるし、向学心があればバックアップすると言ってくださっているが、恐らく私は仕事に集中するしかなく、ライフスタイルは切り捨てることになるだろう。

妹に勧められメルカリ占いを2つほど利用してみた。
2つとも鑑定結果はA社が良いという結果になった。
それなのに、まだ葛藤している。

最初に書いたとおり、奇跡だと思うのは、このような形で熱烈なオファーが来るとは全く思っていなかったことである。
軽くフィーリングが合う面接が出来た箇所にせいぜい声を掛けてもらえる程度だと思っていて、それは探しまくった挙げ句1箇所程度だろうと思っていた。
両方とも人柄のようなものを買われたわけだが、人柄はさすがにいきなり信用できないだろう。
ということはだ、どちらも私のコミュニュケーション技術を買ってくれたというのが正しいのではあるまいか。

一方は、「剣の強くない、謙虚な看護師さんを探していた。」と話していた。
もう一方は「真面目で誠実な向き合い方が出来る」ところを買うと言ってくれたのだろう。
謙虚な看護師が必要な理由は、看護師と介護士の中が大変悪い職場だったのを、なんとか改善したいとこれまで尽力してきたかららしい。
真面目な看護師が必要な理由は、死と隣合わせの人を預かり、また、訪問看護もあるので、そういうタイプでないと正直商売上がったりだから、ということだからではないか、と分析した。

本当は後者で働きたいのだが、私のキャパシティで果たしてついていけるのかが不安である。今の所この葛藤と戦っている。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.03.27 01:01:58


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: