特許の思想体系

特許の思想体系

2006.02.25
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カテゴリ: 01 特許ゲーム
こんちくは。

「法律家のためのキャリア論」

に、弁護士の事件に対する考えが載っています。

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勝つべき事件は勝ち、負けるべき事件は負けることでよく、それが社会正義の実現だと考えるようになる。
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弁理士の扱う特許出願についても、同じように考えたくなることがある。

特許権を苦労して無理やり取得しても、いびつな権利が発生してしまうだけで、とても価値あるとは思えないものがある。

第三者から見ると、出願費用をかけてわざわざ特許出願すべきものじゃないのに、と思ってしまう。

特に、技術的範囲の判断などしていると、「わざわざご苦労なことで」、「やりがいのない仕事だろうな」、「でも、こちらから見れば、ありがとう」などと皮肉もいいたくなるようなことのある特許です。



でも、それは、その1件限りを客観的に見た場合の話。

出願にもさまざまな目的があり、そうそうわりきれない。

出願人、特に企業から見ると、あながち無駄な権利とは言えない場合もある。

であるので、最終的に権利になるものは権利にし、権利にならないものは権利にならなくてよいのである、と達観するまでにはなかなか至らない。



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最終更新日  2006.03.12 20:53:51
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