Pecan Nuts  Cafe ~ from NZ

Pecan Nuts Cafe ~ from NZ

PR

×

Profile

toska

toska

Favorite Blog

まったり気まぐれ (o… *ひろキ*さん
食い意地っ張りっ! たらお♪さん
ももりかわーるど しゅな吉さん
Ibanahの放浪の旅 Ibanahさん
北欧浮き草暮らし モナくまこさん
hankomama in NZ hobchanさん
♪もね心地♪ ななみnanami773さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月

Comments

toska @ Re[1]:小さな親孝行(08/15) hobchanさん、こんにちは。 >あら~か…
toska @ Re[1]:小さな親孝行(08/15) くまこさん、こんにちは。 >土を全部…
hobchan @ Re:小さな親孝行(08/15) あら~かわいいですね(^-^) それはツボも…
2006年12月20日
XML
カテゴリ: NZ生活
ヘッドシェフと話し合いをした後、私はキッチンに戻っていつもどおりに働いた。


私はこういうことがあった後、すぐに以前のように話せるような性格ではなく、かなり後を引いてしまう。でも、とにかく努力して普通に話すようにしたのだ。

ヘッドシェフは、その後も何度も何度も掛かってくる電話のため、外に出たりしててキッチンと外を行ったり来たりしていた。

私は気にも留めてなかった。
いつものことだから。

でも、ふたり向かい合って仕事をしていたときのことだった。
電話が鳴った。

ヘッドシェフが電話に出た。


すると電話でちょっと話した後、ヘッドシェフは私の名前を呼んでその電話を私に向けて差し出した。

私は、全く聞いていなかったので、相手が誰なのかもわからず電話にとりあえず出た。
キッチンに掛けてくるのはけんとぐらいだろう。

そうして電話に出てみると、それはヘッドシェフの夫だった。
(以下、ブタと呼ぶ)

そのブタは、大きな声で怒鳴りつけるように話し出した。



契約書に文句があるらしいな


昨日わざわざ俺がカフェまで行って説明してやったのに


文句があるなら、なんでその時に言わないんだよ


とりあえず、キッチンハンドはミスプリントだ


だからキッチンスタッフか何かに変えてやる


俺が言ってる意味がわかるか?


それから、おまえにはパーマネントパートタイムの契約書は







絶対にやらない!






俺が言ってる意味がわかるか?


でも時間は週25時間を保証してやる


時給も今より50セント上げてやる


これで納得したか?




私は、あまりの勢いとその失礼さに驚いて言葉もなかった。
何が、 してやる だ。

私は旦那と相談したいと言った。
するとブタは言った。



お前が契約書にサインしないから給料が払えない


この契約書の内容について、今すぐお前の夫に電話しろ


で、そのあとすぐに俺に連絡するんだ


お前がサインしないと給料は払えないんだ


俺の言ってる意味がわかるか?


それから、この契約書の内容は絶対に他のスタッフに話すな


俺の言ってる意味がわかるか?





なんて傲慢なヤツだ。人のことを馬鹿にしてる。

私は、わかったと言って電話を切った。
そして何もなかったようにキッチンに戻り、ヘッドシェフにけんとに電話してくる、と言って再びキッチンを出た。

駐車場に向かって歩きながらけんとに電話する。

一体、あの電話はなんだったのだろう?

何が「俺の言ってる意味がわかるか?」だ。
言ってることがおかしいのがわかってないのは、お前の方だ。

私は事の経過をけんとに報告した。
けんとは即座に言った。



契約書にサインしないから給料払えないっていうのは、嘘だ


契約書がなくて働いてる人だっていっぱいいる




でも、とけんとは続ける。



とすかはその条件で納得できる?



私は一瞬言葉に詰まった。
私は、この条件で納得できるだろうか。

もちろんだ。
これが、ちゃんとした話し合いの元に出てきたものなら、大喜びだっただろう。

ただ私が素直に「納得できる」と言えないのは、あのブタの、人を見下したような態度が許せないからだ。
あいつの金儲けのために働くのはごめんだ。

私は自分の思いをけんとに伝えた。
するとけんとが言う。



でも、とすかはその条件を得るためにがんばったんでしょ?


カジュアルコントラクトであることには変わりないのだし


イヤならいつでも辞められる


彼らがとすかにパーマネントになってもらうことを拒否したんだから


イヤなら、いつでも朝一番に電話して


「私、辞めたから」


って言ってやればいい




そうだな。
そうかもしれない。
イヤならいつでも辞められるんだ。カジュアルだから。
でも、これなら働きながら次の仕事を探すことが出来る。
その方が、次のキッチンでの仕事を見つけるのにはいいだろう。

そこで、私はけんとにありがとうと言って電話を切り、キッチンに戻った。

そしてヘッドシェフにその新しい内容を受け入れることを伝えた。

すると、ヘッドシェフは少し微笑んで、彼女の夫が今晩新しい契約書を作るから、明日には新しい契約書を持ってこれると言った。

しかし夕方、帰る少し前にヘッドシェフが私に言った。



夫と話したんだけど


ちゃんと契約書をまとめるために


夫がとすかの旦那さんと話したいって言ってるの


今晩、何時ごろけんとは戻ってくるの?




嫌な予感がした。
でも、私は素直に7時過ぎだと伝える。
するとヘッドシェフは、では7時過ぎに電話するから、と言って会話は終わった。

まぁ、けんとなら、あのブタと話しても大丈夫だろう。
私みたいに萎縮したりは絶対しないから。

私は、帰り道にこのブタとの会話を思い出して、また腹が立っていた。
けんとにすぐに電話して、7時過ぎにヤツから電話があることを伝えなきゃ。

私はドキドキしていた。
あのブタは、けんとにまであんな口調で話すのだろうか。
けんとは大丈夫だろうか。
言い合いに負けるような人では決してないけれど、けんとまで嫌な思いをさせるのは本当に申し訳ない。
でも、ただの「契約書を書くための言葉あわせ」のようなものだろう。
そんなにひどい会話にはならないだろう・・・


でも私は、甘かった。
このブタは、本当に『 ブタ野郎 』だったのだ・・・・・







つづく





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年12月20日 16時43分30秒
コメント(10) | コメントを書く
[NZ生活] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: