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2022.05.04
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5/5,読売新聞の五味太郎氏。


「楽(らく)と楽しいは同じ」
「自分のラクに逃げれば良い」
半分は賛同できるけど、半分は賛同できない。
ラクに逃げるんじゃなくて、楽しいに逃げるほうが良い。


自分は逃げてきた。逃げて逃げてきたら医者になった。医師免許を取ってからも逃げて逃げて、病理教室に入局したけど逃げて、いまは小児科医をやってる。これは、逃げてきた結果だけれども、ラクに逃げたんじゃなくて、楽しいに逃げた。
二つの険しい山があって、どちらかを登るってことになったら、「登らない」って逃げるんじゃなくて楽しそうな山を選ぼう。五味氏だって、振り返れば「ラクなほうへ逃げたんじゃなくて、楽しいほうに逃げてきた」って言うと思うんだ。
親父の跡を継いで、百姓になるよりも、勉強のほうが楽しいから勉強に逃げた。
無理やりに運動させられて、運動部に入部させられるよりも、勉強のほうが楽しいから勉強に逃げた。

大学病院に戻って勉強したり研修医の指導をするよりも、民間病院で臨床をやってるほうが楽しいから大学病院には戻らなかった。大学病院に気の合う同僚や先輩医師がいたら、そっちのほうが楽しそうだから戻ったと思う。病理教室が楽しかったら、病理教室にいたと思う。別にラクなほうを選んだんじゃなくて、楽しほうを選んできたと思った。


楽(ラク)は安易じゃないし易しいでもない。
楽しければ~楽しめるならば、ラクじゃなくてもどうにかなる。
いまのインフルエンサーとかいう人々は「安易(ラク)こそ正義」みたいなことを言って本を出して動画を流してるけど、安易か困難かじゃなくて、楽しめるかどうかだよ。そして、楽しむための基礎体力こそが義務教育だ。最低限の算数や数学や思考訓練がなければ、楽しめるものも楽しめない。
本を読んで理解して、映画を観て理解するための基礎知識や訓練を積もうぜ。





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最終更新日  2022.05.05 17:40:41
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