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2004年09月12日
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テーマ: 新撰組!(308)
カテゴリ: お約束ですから。
だんだんと、話は佳境に入ってますね。

ここ2週ばかり、歴史の本流からはちょっとはずれたお話が続いたのですが、ここでようやく戻ってきた感じ。とはいえ、それ以前の描き方と少し変わってきてる気がします。

時代の主役は、龍馬、西郷、桂たちへうつっていきます。実際、目立った意味で歴史を動かしたのはこの人たち、ということもありますが。

捨助の起こした火事を賀茂川の対岸から見ている龍馬と西郷。なんだか、すごく印象的なシーンでした。敢えて火事の中に飛び込んでやろうじゃないか、という龍馬の思い。
「人生、何が起こるか分からないから面白いんだ」
という龍馬のセリフに、ちょっと変人を見るような目をする西郷でしたが、龍馬の言葉は本気なんだと思います。「何が起こるか分からない人生を、思いっきり生きる」それって、誰もが憧れるけど、なかなか出来ないことだったりしませんか?特に、日本人には安定指向があるような気がするので、こういう突拍子もないことを考える人を見ると、ちょっと引いちゃったりします。場合によっては、足を引っ張ったり、出る杭を打とうとしたり。龍馬は、残念ながら誰かに打たれてしまうのですが…。

一方、新選組は、内部の火事が忙しく、見廻組との諍いも、ある意味内部の火事みたいなもので、そういう火事を消すのに必死になっていくうちに、本来の目的を見失っていっているような気がします。

なんでこういう場面が必要なの?と思われるような場面が増えているのも、敢えてそうしているのかもしれません。総司がお寺の宝物を探しに行こうとしたり、源さんがお茶を入れるのを止めるように言われて、なんとなく寂しそうだったり。周平がいじめられてるとか…。

もともと、ある思想のもとに集まったわけではないのだから、目的を見失うもなにもないんでは?という気がしますが、それが新選組の致命的なところだったんでしょうね。


佐久間象山が生きていたら、あるいは、新選組は変わっていたのではないか?なんて、思ってしまいます。

歴史の話に「~たら」「~れば」は無意味かもしれませんが、今、自分が生きているこの国を見ていると、そんな想像力を働かさずにはいられません。

だんだんと時代に取り残されていく新選組の描き方、なんだか三谷幸喜らしくなってきたなぁ~。





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最終更新日  2004年09月14日 21時59分11秒
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