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2004年09月19日
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テーマ: 新撰組!(308)
カテゴリ: お約束ですから。
今回の主役は、まさに坂本龍馬。


ま、実際はそんな小さな話ではなく、それまで仇同士だったものを「大人の付き合い」として、大局に立って同盟を結ばせるのだから、その龍馬の才能には本当に脱帽もの。今生きていたら、是非外務大臣をやっていただきたい!きっと、本当の意味でグローバルな視野に立った外交をしてくれるに違いない。今の日本に龍馬はいないのかねえ。

一方の新選組。どんどん内向きになっていきますね。確かに、隊の結束がなければ、どんなことをやるにもバラバラになってしまう。でも、なんのための結束なのか、それが大切。隊士たちが、なんのために自分たちは集まっているのか、目的意識さえ共有できていれば、それほど厳しい法度で縛らなくとも自ずと結束は固まっていくものだと思う。
自分が斬った長州藩士の妻を気に掛け、結局その女に殺されてしまう松原。そして、その介錯をし、女を斬り捨てる斎藤。自分が泥をかぶることで全てをまとめようとする土方。互いに思いあう気持ちは美しく見えるけれども、新選組は仲良しクラブじゃないんだぞ!御公儀のため、という(一応)大人の仕事をする集まりなんだよ。もっと外に目を向けなくちゃ!…って、それができなかったから、哀しい結末を辿ることになるんだけどね…。

と、ここで気付いた。
思想的にも、組織としても未熟な新選組。
一方、日本を動かすような大きな仕事をする桂、西郷、坂本たち。
配役が、前者は若手の俳優。後者は、比較的演技派の中堅俳優を起用してますね。

そうすることによって、衰退していくけれど、熱い思いを胸に秘めた若者たちの集団(未熟だけどね)・新選組と、国を動かす大人の(年は若いけど)志士たち、その対比が回を追うごとにはっきりとしてきます。
新選組のメンバーを、実年齢に近い俳優を起用した、という三谷幸喜の思惑が、こんなところで生きてきましたね。

テーマ曲の歌詞にもあるけど、新選組のメンバーたちからは、何かに突き動かされた若者の「熱き思い」が感じられなければならないんですよ。そういう意味で、大御所俳優では、逆にかっこよくなりすぎてつまらなくなってしまうんじゃないでしょうか?

私は詳しくないんだけど、例えば70年代の学生運動なんかも、新選組の隊士たちと共通するものがあるんじゃないのかな~なんて思うのですが。

☆今日のオダジョー☆
無口ながらも、松原のことを気にかけ、不穏に思って後を追い、悲しい現場を見てしまいます。松原の声にならない声を聞いて、介錯をし、女も切り捨てる。そして、そのことをそっと近藤に告げる…。陰で、ある意味汚れ役をきっちり演じて、新選組の結束に密かに貢献している斎藤一。カッコいい~!それがオダジョーってのが、またまたカッコイイ!三谷さんの配役、最高です!





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最終更新日  2004年09月23日 20時35分10秒
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