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2004年11月16日
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カテゴリ: こんなの聴いた!
指揮:サイモン=ラトル 

   マーラー 交響曲第5番

生まれて初めてのベルリンフィル体験です。
どきどきどき。
東京文化会館の5階席右側で聴きました。
(サントリーホールは取れなかった…)

ドヴォルザークの「野ばと」は初めて聴く曲だったので、良いとも悪いとも思いませんでした。なんか、暗いのか明るいのかよく分からない曲だな~という印象。

休憩をはさんでマーラー。

鳥肌が立つという体験を、久々にしたような気がします。
管楽器のアンサンブルが、とにかく素晴らしくて。
弦楽器では、チェロが特に良かったです。
金管楽器のフォルテは、アマチュアとか日本のオケがやるとただ「うるさい」だけになりがちなんですが、違うのです!その力強さに引き込まれるようなフォルテ、フォルテシモなのです。
3楽章では、ホルンのトップの人が前に出て来て、コンチェルトみたいな感じでソロを吹いていました。ピアニシモの音がなんて美しいんだろう!!!あんなホルン、聴いたことないです。
それと、オーボエ。私が今まで聴いて来たオーボエの音は、一体なんだったんだ?と思うくらい、常識をくつがえす、デリケートで滑らかで、豊かな響きのオーボエでした。

それぞれの楽器について語っても仕方ないんですが、ベルリンフィルが指揮者のラトルも含めて、極めて複雑で精巧で、しかも心を持ったひとつの楽器のように感じられました。

これも初めての感覚なんですが、指揮者が熱くなっている姿はよく見かけますが、演奏者ひとりひとりも音楽を楽しんでいる、心をこめて演奏しているのがひしひしと伝わってきました。

圧倒するような音楽というより、引き込まれるような音楽だと私は思いました。
もちろん、演奏後はブラヴォーの嵐。スタンディングオベーションもあり。
私は涙が出そうでした。立ち上がったら、5階のバルコニーから滑り落ちそうだったので、立ちませんでしたが、こんなに夢中になって拍手したのは、一体何年振りだろう、という感じです。


両方行くほどお金持ちではないので、できれば時期をずらして来ていただけるとありがたいのですが…。

しばらく、マーラーの5番は封印しようと思います。どんなオケの演奏会でも、聴きたくないです。ほとぼりが冷めるまで、心の中でラトル&ベルリンフィルのマラ5を繰り返し思い出したいと思います。

良い冥土の土産ができました。(って、早すぎ?)





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最終更新日  2004年11月17日 08時46分09秒
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