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2005年10月26日
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カテゴリ: こんなの聴いた!
19:00開演 東京オペラシティーコンサートホール

レ・ヴァン・フランセはフランス語で「フランスの風」という意味。
その名の通り、フランス系の一流の奏者で結成された木管アンサンブルです。メンバーは、
フルート エマニュエル・パユ
オーボエ フランソワ・ルルー
クラリネット ポール・メイエ
ホルン  ラドヴァン・ブラトコヴィチ
バソン  ジルベール・オダン
ピアノ  エリック・ル・サージュ



曲目は、タファネルの木管五重奏とかプーランクの六重奏といった有名なものから、私としてはあまり聞いたことのないジョリヴェの二重奏(フルート&クラリネット、オーボエ&バソン)、テュイレの六重奏(これも初めて)、モーツアルトのピアノと管楽器の五重奏(K.452)と、フランスものを中心に、わりとマイナーな曲もやったりして、面白いプログラムでした。

タファネルとプーランクは、聴いたそばからもう一度聴きたくなるような素晴らしい演奏でした。「フランス音楽って、こういう響きがするものなのね」というのをしみじみと実感しました。軽いんだけど、どこか泡立てた生クリームみたいな密度もあって、でも決して停滞することなく音楽は前へ進んでいく感じです。

以前、同じホールでサイトウキネン木管ソロイスツのプーランクの六重奏を聴いた時も、素晴らしいと思ったけど、それはもっと太めの毛筆で描いたような、どちらかというと地に足が着いた感じの演奏だった気がします。

やっぱり、クラシックをやるのに日本人であるのは損なのだなあ、と思ったりもして。サイトウキネンの人々は、工藤さんにせよ、宮本さんにせよ、みんなヨーロッパを拠点に活躍している人たちで、日本人離れした演奏であることには違いないんだけどね。あくまで、自分のことです。

音楽をやるのに、国籍が関係あるのか?と思うかもしれないけど、国籍というより「言語」が多いに関係してくるのです。日本語が母国語で、日本語をしゃべっているというだけで、かなり不利です。(西洋音楽をやるという意味で。)言語の持つ、周波数だの倍音だのというのは、音楽のそれに直結しているのですから。聞こえない音は再現できないということです。もちろん、訓練してできるようにならなくはないのですが、スタート地点が損してるってことですね。

と、話は逸れましたが。

もうひとつ、個人的に気に入ったのは、ジョリヴェの「フルートとクラリネットのためのソナチネ」。このふたつの楽器は、響き的には決して仲良くない楽器だと思うのですが、パユとメイエという名人にかかると、まるで時には同じ楽器のように溶け合い、時にはぶつかりあったりして、メリハリがあって、色彩豊かな音になるのですね。ちょっと信じられない感じです。どうしたら、こんな音が出せるのだろう!と衝撃です。

一緒にいった友人たちが、偶然ホルン吹きだったのですが、やはりブラトコヴィチは素晴らしい、と感激してました。ブラトコヴィチの生演奏は初めて聴いたのですが、私もかなり気に入ってしまいました。

パユは、去年ベルリンフィルでも聴いたのですが、やっぱりオケで聴くのと室内楽で聴くのでは大違い。室内楽の方がもしかしたら、パユの良さが出ているかも?と思いました。

それにしても。この日の演奏会に来ていた婦女子の半分以上はパユ様目当てではないかと思われ。アンコールの後に、ステージに駆け寄って花束を渡した人が3人いたのですが、1人は全員に、残り2人はパユ様に。
休憩の時のロビーにも、フルートを持った若い女子が大勢いました。。。


アンコールにやった、イベールの「3つの小品」も絶品でした。全曲聴きたかった。。。





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最終更新日  2005年10月30日 12時29分49秒
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RE  
江戸川心歩  さん
 フランスのオペラは、あまり聴いた事がなく、珍しいと、拝読いたしました。私は、プッチーニが好きです。自分のブログに「怪人二十面相(平成版)」名場面を書いていますが、二十面相は、オペラフリークというキャラクターで書いています。私は、マリアカラスFANです。 (2005年10月31日 20時48分04秒)

Re:RE(10/26)  
さなえ1024  さん
江戸川心歩さん いらっしゃいませ。

> フランスのオペラは、あまり聴いた事がなく、珍しいと、拝読いたしました。私は、プッチーニが好きです。自分のブログに「怪人二十面相(平成版)」名場面を書いていますが、二十面相は、オペラフリークというキャラクターで書いています。私は、マリアカラスFANです。

え~っと。。。
すみません、オペラではないのです。(まぎらわしいですね。)
木管アンサンブルです。(レ・ヴァン・フランセっていう名前のグループでして)
会場が東京オペラシティーコンサートホールっていう所でして。
オペラをやるのは、その隣にある新国立劇場の方です。

私は残念ながらオペラはあまり詳しくないのです。
(2005年11月01日 00時11分59秒)

セビリアの理髪師  
雄一郎 さん
 パユが聴けるなんて、すばらしいことですね。うらやましい。私は、モーツアルトのフルート四重奏曲のCDのジャケットそのままのかっこよくて、チャーミングな音色にコロッと参ってしまいました。ランパルなんかのフランス系よりニコレとかグラーフのスイス系が渋くてかっこいいなと思っていたはずなのに…。

 とっても楽しかったので、パユを枕に自慢をしてしまいました。 (2005年11月03日 01時23分24秒)

Re:セビリアの理髪師(10/26)  
さなえ1024  さん
雄一郎さん いらっしゃいませ!

> パユが聴けるなんて、すばらしいことですね。うらやましい。私は、モーツアルトのフルート四重奏曲のCDのジャケットそのままのかっこよくて、チャーミングな音色にコロッと参ってしまいました。ランパルなんかのフランス系よりニコレとかグラーフのスイス系が渋くてかっこいいなと思っていたはずなのに…。

パユにコロッと参ってしまうのは、婦女子だけではないのですね。フランス系、とは言っても、パユの出身はジュネーブなので、雄一郎さんの好きなスイス系ですね。
私は、ランパルのモーツアルトが大好きなのですが、今回室内楽でパユを聴いて、ファンになってしまいました。

今月、実はBPO聴きに行きます。(自慢返し!)

> 22日に小澤征爾のセビリアの理髪師を聴きました。
>あと、グラントワのホールは縦に高い空間作りがしてあって、いかにもオペラホールっぽいです。過疎で財政難の県にこんな立派なものを作っていいんかいなと先行きが不安になりました。

グラントワの話題は、某クラシック情報誌で知りました。小澤がこけら落としだったんでしょうか?
良さそうなホールなので、経営破綻する前に(爆)行ってみたいです。
小澤は、オケ(サイトウキネン、新日フィル、ウイーンフィル)で聴いたけど、オペラは聴いたことないので、興味あります。(でも、チケット高いんだもん!)

> とっても楽しかったので、パユを枕に自慢をしてしまいました。

パユからかなり逸れてしまいましたね。
ホルンのブラトコヴィッチも、かなりオススメですよ。
(2005年11月03日 11時31分24秒)

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