全482件 (482件中 1-50件目)
https://www.designy.rocks/価格はまだ決定していませんが、まずは詳細をご覧下さい。
2023/09/29
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リフィル式の手帳の名前は「SP RECORDS」ですが深い意味はありません。表紙の文字も本紙の罫線も当工房にあるリソグラフで印刷しています。リソグラフの印刷解像度は600×600dpiとそれほど高くありませんが、網点や画像以外のベタなら綺麗に出ます。画像の罫線入りノートもベタのドット罫で入れています。リソグラフの印刷はオフセット印刷等と違ってコストが安く抑えられ、パソコンでデータ作成→リソグラフにWi-Fiで転送→リソグラフで製版と印刷→完成と工程もシンプルです。印刷インクも環境にやさしい大豆インクなので安心です。
2022/10/14
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リフィル式の手帳のサイズはパスポートサイズ。トモエリバー紙52gのクリーム色、100ページで吸取紙付きです。品名は「SP RECORDS」にしました。罫線入りは赤いテープ、無地は黒いテープで吸取紙を接着しています。
2022/10/08
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リフィル式の手帳、裏表紙には吸取紙を付けています。万年筆のインクや水性ペンの汚れから紙面を守ります。
2022/10/04
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申し訳ありません。久々の更新です。頓挫していたノート販売をなんとか再開すべく準備中です。邪魔な金具もゴムも使わない、表紙差し込み式でもないリフィル式の手帳の販売を計画中です。本紙はもちろんトモエリバー。
2022/09/26
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長らく当ブログを放置していましたが、今年は復活致します。
2017/01/13
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販売を予定している、吸取紙付きトモエリバー紙ノート「SINGER」の価格が決定しました。1冊500円(税込540円)になりました。もう少し安くできないかとなんとかやってみましたが、これが限界でした。罫線×3冊、方眼×3冊、無地×3冊、3種類×各1冊の4種類(各1冊40枚・80ページ)で、3冊セットで1,500円(税込1,620円)になります。今回はBASEにてクレジットカード、銀行振込、代引きにての販売を計画中ですが、送料や手数料を考えると「ゆうメール」を利用しての発送になりそうです。試作でボツにしたコーナーの補強紙を復活させました。グレイが罫線、薄茶が無地、黒が方眼です。四角に切った補強紙を中側に折り込んで貼っています。このノート唯一のアクセントにもなっています。表紙も裏表紙も真白(真グレイ?)ですが、ポケット状になった表紙をめくるとロゴが隠れています。と言う事で商品は完成しているのですが、ただいま送料やら手数料やらを比較検討中ですので、今しばらくお待ち下さい。
2014/10/01
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吸取紙付きトモエリバー紙ノート「SINGER」の試作第2弾ができました。前回の試作第1弾で大不評だった表紙の材質を、銀鼠マーメイド153kgに変えました。と言っても、いつも作っている手帳の見返しと同じです。いろいろと探したのですが、「薄くて堅くて丈夫な中性紙でそこそこの値段」と言う条件付きだとあまり選択肢はありませんでした。オモテとウラのポケットはそのままですが、サイズやページ数は変更になりました。マーメイド紙の四六版からできるだけ無駄なく割り出した結果、大きさは約127×190mmと前回よりもやや小さくなりましたが、ページ数は80ページに増やしました。A5には天地左右とも20mmほど足りず、A5サイズノートとは言えないサイズになってしまいました。申し訳ありません。実はこのノート、もう何人かの方にお送りさせていただきモニタリングをお願いしていますが、概ね好評のようです。販売時には3冊か5冊パックにし、BASEかSTORESでのクレジットや代引き販売も計画しています。
2014/09/22
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「吸取紙付きノート」の完成度を上げるべく、試作品を知人や友人、当工房の手帳を重ねてお求めいただいた方などにモニターになっていただいたところ、様々なご意見を賜りました。結果、厳しいご意見が多く寄せられました。吸取紙が付いている事、表紙がポケット状になっていて紙片が挟めることなどは概ねご好評を戴きましたが、表紙が堅すぎて開きにくい、すぐに汚れが目立つなど、表紙の材質が問題のようでした。また、ページ数は60ページ以上、できれば100ページぐらい欲しいと言う方もおられました。と言う事で、再び表紙の材料探しからやり直しですが、吸取紙付きやポケット付き表紙は変更無し、ページ数は80〜100ページに増量で進めます。
2014/08/26
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今日封切りの「GODZILLA」を観てきました。最高でした!初回のモーニング割引とかで1,300円だったのは良いのですが、劇場は混んでいました。夏休みのチビッコがいっぱいなのかなと思いきや、観客は若いカップルや会社をサボってきたサラリーマン風の人などがほとんどで、年齢層は高い感じでした。で、ゴジラですが、背びれや泳ぐ姿がぼんやりとオープニングからちょいちょい出てくるのですが、全体像はなかなか出てきません。中盤でやっとンギャオ〜!と雄叫びを上げて登場してくれますが、その後すぐに画面は切り替わってしまいます。中盤はこんな感じが続いてちょっと物足りませんが、後半からラストはゴジラが出ずっぱりで宿敵MUTOと大サービスしてくれます。ゴジラの造形や動きは完璧で、CGはここまで来たかと驚くばかり。MUTOは意外に知能が高く、感情もあるようで意外でした。監督のギャレス・エドワーズはかなり日本を勉強し意識して作ったようで、東日本大震災や原発事故に始まり、原爆や原水爆実験、第2次世界大戦、特攻など、日本の悲しい歴史をさかのぼって連想させるようなシーンがあり、コンセプトも昭和29年制作の第1作「ゴジラ」の意思を受け継いでいるようです。もう続編制作が決定したようで今から楽しみなんですが、前にも書いたようにアンギラスだけは勘弁して欲しいです(^^;)追記これからゴジラを観に行く方は、是非ともこちらの映画評論家の町山智浩さんのゴジラ批評を聴いてからどうぞ。感動が倍増します(^^)
2014/07/25
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私のデザインのネタ帳です。とにかく何でも思いついた事を何でも書いていきます。誤字脱字はもちろん、文字か図形か判読できないものもあり、後で見返して何を書いたのか首をかしげることもあります。でも、不思議と困った事はありません。間違って書いた文字、図形の上に書いたぐちゃぐちゃの訂正線や意味不明の図形などを見返していると、その時考えていた記憶、誰と何処で打ち合わせをしたかを思い出したり、ボツにして×印を書いたアイディアをもう一度考え直したりします。鉛筆や消せるボールペンは書き間違えばその場で消すことが可能ですが、万年筆は一度書いたらもう消えません。でも、そこが良いのかも知れません。
2014/07/07
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販売予定のミシン綴じのノート、表紙の紙は「エースボール」と言う硬めの紙に決定しました。表面は段ボールのような感じの再生紙で、官製ハガキ2〜3枚ぐらいの厚さ、堅さです。中紙のトモエリバーと同じく中性紙なので長期保存時の劣化や悪化の心配はなさそうです。一番テンションがかかって壊れやすいノート左下を水貼りテープで補強しました。グレーが罫線、黒が方眼、緑が無地と色分けしたので中紙の種類を見分ける目安にもなります。表紙と裏表紙はクリアファイルのように大きなポケットになっています。ポケットにはそれぞれメモ用紙3枚、吸取紙が入っています。メモ用紙もトモエリバーです。吸取紙はフランス語でビュバー(Buvard)と言うらしいです。よく知りませんが…。このノートの名前は「SINGER」にしました。理由はカンタン、愛用のミシンからいただきました。またSINGERには歌手の意味もあるので、革表紙の「RECORD」シリーズとも音楽つながりで相性がいいんではと…(^^;)サイズは208×140mm、部材も仕様もこれでほぼ決定なのですが、ページ数がまだ決まりません。試作の結果60ページあたりが一番収まりがよいようです。
2014/06/25
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職業用ミシンを買った1年前あたりから、時間を見つけては試作していた製品がようやく完成に近づきました。ミシン綴じのノートです。サイズはA5より天地左右5〜6ミリほど小さいです。中紙はいつもの「トモエリバー手帳用クリーム」をミシン綴じしています。表紙は二重にしています。何故かと申しますと…。下は袋状にしたので、ここにメモや紙片をはさめます。ノートの表紙と裏表紙をクリアファイル状の大きなポケットにした感じです。ここに1枚吸取紙を入れて販売します。表紙部分をひっくり返してバラすとこんな感じです。このノートを作ろうと思い立ったのは、フローの良い万年筆を使っているとインクの乾燥に時間がかかり、濡れたインクでうっかり紙面や手が汚れてしまいます。吸取紙を持ち歩けば良いのですが、ノートに挟んで持ち歩くといつの間にか落としたり無くしたりするので、なんとかならんかなぁ…と思ったのがきっかけです。表紙の紙や価格などはまだ決めかねていますが、仕様はこれで決定です。
2014/05/25
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「アナと雪の女王」字幕版の無料チケットいただいたので、観てきました。最初から最後まで、CGで描かれた雪や氷の美しさにぽかーんと口を開けて観ていたので、ストーリーが頭に入ってきませんでしたが、自分勝手になってしまった姉を妹がなんとかするという姉妹愛のお話でした。色々と突っ込みどころや伏線の未回収が気になるのでネットで調べてみると、制作の途中でストーリーを書き直したりキャラクターの位置づけを変更したらしく、後半の変な展開はその影響かも知れません。雪だるま(名前忘れました)だってもっと見せ場があっても良いような気も…。お子様向けの映画なのでまぁいいか…。私が一番好きなアニメーション映画はもう14年ほど前の映画ですが、「アイアン・ジャイアント」です。宇宙からやって来た謎のロボットと少年のふれあいをコミカルに描いたお話ですが、「無意味な争いとははいかにして始まるのか」と言う重いテーマを感じます。映画の最後、希望につながる伏線の回収も秀逸で、何度観ても泣いてしまいます。
2014/05/08
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手帳を作る時に一番気を遣うのは水平、垂直、直角です。いいかげんにやると平行四辺形の歪んだ手帳になってしまいます。以前は厚紙や芯材を切るときは事務用の断裁機を使っていたのですが、切った厚紙に定規をあててみるとサイズも直角も狂っています。断裁機の目盛りは信用できないので、現在は額縁制作用の定規と大工さんが使うスコヤを使ってカッターでカットしています。定規にも目盛りが入っていますが切るサイズは決まっているので、そこにカッティングシートでマーキングをして目安にしています。1級の焼入りスコヤはビックリするほど高価でしたが、ビックリするほど丈夫で狂いも全くありません。
2014/04/11
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今から5年前に手帳を作り始めた時、しおりをどうしようか悩みました。地元の手芸屋さんや資材卸問屋から入手したものは、どれも安価で薄っぺらで、弱々しく頼りない物でした。手帳の共同開発者でもある倉石さんに相談したところ、「いいのがありますよ」と教えていただいたのが写真の「株式会社木馬」のしおりでした。送っていただいたサンプルを触ってみると、とてもしっとりしなやかでまるで絹のようでした。ウィキペディアによると「株式会社木馬の製品は、1967年に創業した高級リボンの世界的なトップメーカーで、5万種近くの多種多様なリボンを扱っている。その製品はシャネル、ルイ・ヴィトン、ドルチェ&ガッバーナ、ランバン、プラダ等の数多くの一流ブランドで使用されている。」とのこと。値段はほんの少し高めですが、品質は折り紙付きです。
2014/03/24
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私はテレビを見ないので、朝から夜までほとんどラジオ放送を聴きながら仕事をしています。以前はラジオで聴いていましたが、最近はパソコンとアイポッドタッチにインストールしてある「radiko」で聴く機会が多くなりました。ちょっと前まではエリアが狭くて地元のラジオ局ぐらいしか聴けませんでしたが、最近は関東の民放ラジオも聴けるようになったので、より楽しみが増えました。お気に入りの番組はTBSラジオ夜10時からの荻上チキさんの「Session22」、日本放送の午後4時から「ザ・ボイスそこまで言うか!」、TBSラジオ土曜の夜10時から「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」あたりがお気に入りです。
2014/03/13
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去年、私の作った手帳を御購入された方から「あなたの作る手帳に使われているトモエリバー紙は、他メーカーから出ているトモエリバー紙を使ったノートやリフィルとは違って、少しザラザラしている気がする」とメールをいただきました。 印刷所では、紙と印刷機の摩擦を軽減するために微粒子のパウダーを使用します。そばの打ち粉みたいな感じです。人畜無害なものですが、そのパウダーが付着した紙面に万年筆で書くと、微量ながらもペン先にもパウダーが付着し、目詰まりやインクのかすれ、やがては万年筆の不調につながってはマズイと「できるだけパウダーを抑えて」と印刷をお願いしています。 これが私が使っているトモエリバー紙は市販のものより少しザラザラしている理由なのかも知れません。おかげで印刷屋さんからは「考えすぎだ」「めんどくさい仕事が来た」と大好評です。 ちなみにこのパウダー、現在はケミカルなものらしいのですが昔はトウモロコシの粉だったので、お湯に溶かせば飲むこともできたそうです。
2014/03/05
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手帳をプレス機に入れると最低でも2〜3日はそのままにしておきます。この時期、雪の日や特に寒い日が続く時は4〜5日経っても乾かない時もあるので、天気予報を気にしながら作らないと納期に間に合わなくなるので大変です。プレス機から取り出したら、見返しを乾燥させます。コの字に曲げた針金を中紙にはさみ、見返しを拡げて窓に向けて1日〜2日ほど放置して終了。もう少し暖かくなれば、乾燥待ちの時間はこの時期の半分で終わり作業効率も上がります。特に春は空気が乾燥していて糊の伸びも乾きも良く、表紙の革も見返しもスパッとキレイに仕上がり、絶好の製本シーズン(?)なのかも知れません。
2014/02/24
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落札したインキ止め万年筆にはパイロットのブラックを入れました。日本の万年筆には黒がよく似合うと言う、勝手な思い込みです。思った通り、良くしなります。タッチもカリカリせず、かといってヌラヌラでもなく、適度なゴリゴリ感というか何というか不思議な書き味でうまく表現できませんが、「カリカリキリキリの細字」嫌いの私でもこれなら大丈夫です。エボナイト芯とインクがまだあまり馴染んでいませんがフローもそこそこあるようです。線を走り書きするとビュッと鳴いてインクのしぶきが飛びます。私が現在所有している日本製万年筆です。全てパイロットのブラックインク入り。インキ止め式が2本、プランジャー式が1本(一番右)。このプランジャー式は一見オノトに見えますが、久保工業所製の精巧なレプリカオノトなので日本製としてカウントしています。
2014/02/13
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ナミキのインキ止め万年筆(上の大きな方)はインクがたっぷり入るので気に入っているのですが、かなり大きくて机上から動くことなく主に日記用として使用していました。もう少し小ぶりで気軽に使えるインキ止め万年筆は無いものかと探していると、マイナーなオークションサイトにひっそりと出ていたので落札してみました。新品未使用で30余年前の物、設定価格もかなり手ごろで入札者もたった一人で止まっていました。ペン先はFかEF、薄くて柔らかそうです。ペン芯はエボナイトのようです。ペン先・兜木銀次郎、軸・酒井栄助、塗り・高橋吉太郎、仕上げ・土田修一。所謂ゴールデンカルテット製。出品者のコメント通り、目立つキズもインクを入れた形跡もなく間違いなく新品のようです。インクはまだ入れていませんが、水を入れてパッキンの破損や水漏れなどをチェックしてみると全く問題なし。30数年前の万年筆なのにたいしたもんです。インクを入れたらまたレビューします。
2014/02/05
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やや遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年はおかげさまで手帳販売開始から5年目の節目を迎えますので、ささやかではありますがプレゼントをご用意いたしました。ご覧の通りのミシン綴じノートです。表紙はエースボールと言う厚紙を使い、三角形のポケットを2つつけました。写真のようにちょっとしたメモや紙片を挟めます。サイズは2種類、小さい方は横9cm・縦13.5cm(RECORD288とほぼ同じです)、大きい方は11.2cm・縦17.7cm(RECORD336とほぼ同じです)。中紙はもちろんトモエリバー、80ページあります。手帳をご注文の際、ノートのサイズ(大か小)と罫線入りか無地かをご指定下さい。ノートの在庫は十分ご用意しましたが、無くなり次第終了させていただきますので、品切れの際は何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。ノートのポケットには吸い取り紙を1枚入れてお送りさせていただきます。
2014/01/04
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最近は少し落ち着いたようですが、ひところ本屋の店頭にはスティーブ・ジョブス関連の本が溢れていました。「スティーブ・ジョブス名言集」「スティーブ・ジョブス神の仕事術」「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」…。私はもう20年近くもMacユーザーなのですが、あまり興味がわきません。その理由は今から8年ほど前、「Macintoshに愛をこめて〜バスルームで楽しむAppleのとっておき20年史〜(ソフトバンクブックス)を読んだからです。スティーブ・ジョブスがATARIの社員だった若い頃、後にアップルの共同創業者になる友人スティーブ・ウォズニアックへの外注費が2,500ドルだったのにウソをついてたったの700ドルだけ払った件、「Macintosh」は本当はジェフ・ラスキンと言うエンジニアが立ち上げたプロジェクトで、スティーブ・ジョブスは最初「あんなプロジェクトうまく行くものか」と吹聴し、妨害すらしていたこと、そしてMacintoshプロジェクトがうまく行きそうだと知るとプロジェクトを横取りし始めたことなどなど、ジョブスがアップルを首になるまでの横暴ぶりを当時の新聞や業界紙からの抜粋記事を織り交ぜ、ユーモラスに紹介されています。この本、当時はそこそこ話題になりましたが、密林では1円で好評販売中なのでご興味がある方はどうぞ。
2013/12/18
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今日封切りの「ゼログラビティ」を観てきました。監督はアルフォンソ・キュアロンと言う人ですが、以前に観た「トゥモロー・ワールド」が面白かったのとネットでの前評判が好評だったので期待して観に行きました。ものすごい映画でした!ストーリーはシンプルで、地上600km上空のスペースシャトルで船外活動中だった3人の宇宙飛行士に宇宙ゴミがぶつかります。1人は死亡、スペースシャトルは大破。2人(サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー)は助かりますが宇宙空間に放り出されてしまいます。もうこれ以上書くとネタバレなので書けません。後はもうとにかく絶体絶命な展開が続き、いったいラストはどうなるのか予想もつかなくなります。上映時間が90分と短いので物足りないかと思っていましたが、前編ぐるぐる回る宇宙空間、聞こえてくるのは宇宙飛行士の緊張した息づかいと無機質な機械音やビープ音、神経を逆なでする警告音が多いので90分でお腹いっぱいでした。2時間以上だったら観ているこっちが目を回して酸欠で倒れていたかも知れません(^^)見終わってふと感じたのは、この監督は受胎や出産、命の誕生を広大な宇宙空間に置き換えて表現したかったのでは…と思いました。映画冒頭、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの行動は受精、生きようともがく宇宙飛行士は羊水の中の胎児、命綱を付けた宇宙飛行士はへその緒がついた赤ん坊のようにも見えます。ラストの展開もそう考えれば納得でしょう?
2013/12/13
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ナミキのウルシ万年筆専用のペントレイを自作することにしました。この万年筆は全長17センチと大きいのでほとんど持ち歩きはせず、主に机上で日記を書くときに使用しています。ペントレイやペンレストがあれば便利なのですが市販のものではサイズが合わず、仕方なく机上でもペンケースに入れて使っていましたが、やはり不便です。と言うことで、作戦開始です。用意する物はハギレの山羊革、ボンド、引き出しに入っていた買った覚えのない陶器のお香立て。私はお香を焚くような優雅な趣味はないのでたぶん頂き物でしょう。表面はサンドペーパーで荒らしています。革と本体にボンドを塗って3分ほど乾燥させます。乾燥したら接着します。指やスリッカーでギュウギュウと押しつけていきます。張り終わったら裏返してヘリに沿ってカットします。切り口はヤスリやヘリ落としでキレイにします。はみ出たボンドはラバークリーナーでやシンナーで除去します。コバに仕上げ剤を塗ってスリッカーやボロ布で磨きます。完成です。やっつけ仕事っぽいけれど、まぁ使えそうです。
2013/12/10
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製本道具と言うよりは文具の範疇に入るものですが、封蝋は手帳の包装の時にしか使わないので私にとっては製本道具かも知れません。使い慣れない頃は、ロウがシーリングスタンプにくっついたり熱しすぎて引火したりしましたが、最近は大分慣れてきました。写真の六角形のロウは海外から手帳を買っていただいた方からのプレゼントで、とても品質が良く気に入っています。アルコールランプに火をつけ、ロウを溶かすのに数分。包装紙にスタンプしてロウが固まるまで2〜3分。合計10分ぐらいの作業を週に数回ほどしますが、毎回楽しみです。
2013/12/01
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手帳を作るときは製本用のボンドと和糊を混ぜて使います。和糊はガラスの瓶に入れておき、ボンドはこのグルーボットというディスペンサーに入れておきます。ボンドは和糊に較べ乾燥が早いので、開け口が大きい容器に入れて使っていると硬化や劣化が早まってしまいます。この便利そうなディスペンサーを海外のネットショップで見かけたので、多分日本でも入手は可能だろうと色々と探しましたが、結局見つからず海外へオーダーしました。もっとしつこく探せば見つかったかも知れません。商品価格より送料が高いというのはなかなかつらいものがあります。
2013/11/26
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これは新発売のラミースイフト・ソリッドブラスです…。と言うのは真っ赤なウソです。本当はもう6〜7年も使っているスイフトのブラックですが、そのあまりの丈夫さと使いやすさで毎日使っていた結果、塗装がはげて黒と地色の真鍮の色がマダラ模様になってしまい、あまり見た目がよろしくなくなってきました。そこで思い切って黒の塗装をサンドペーパーで全て削ってしまいました。細かいところはまだ黒い塗装が残っていてあまりきれいではありませんが、これはこれで「古美仕上げ」っぽくて良しとしました。塗装ははげてしまいましたが、クリップの機構や堅牢さは購入時と変わらすしっかりしているので、まだまだ使えそうです。
2013/11/15
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手帳の中紙の製本、小口染め、表紙貼りが終わるとプレス機に丸1日入れればできあがりですが、その時一緒に挟むのがフェルトです。フェルトにベニヤ板を貼った物ですが、これで手帳を挟むと革にキズが付かない上、糊やボンドの湿気を逃がしてくれます。湿気が取れたら表紙にワックスを塗り、このフェルトで磨きます。仕上がった手帳は傷つき防止のため、発送するまでこのフェルトに挟んで持ち運び、しおりやゴムバンドを組み付ける時もこのフェルトの上で作業をします。
2013/11/13
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ネットでは以前から話題になっていた映画「クロニクル」を観てきました。ウワサ通り、最高の映画でした。もしかしたらここ10年で1番か2番の出来かも知れません(ちなみにここ10年で1番のSF映画は「第9地区」と「パシフィック・リム」)!ストーリーは至極単純、ボンクラ高校生3人組が墜落してきた隕石(のようなもの?)に触れた途端に超能力を持ってしまいます。最初は念力でスカートめくりや駐車場のクルマを動かして驚かしたりとかわいいものでしたが、次第に力のレベルが制御不能なほど大きくなり大変な事になっていきます。大友克洋の「AKIRA」と、デ・パルマの「キャリー」を混ぜたような感じですが、この映画の1番の特徴は自分撮りしたビデオカメラやスマホ、監視カメラなどの映像だけで構成されていて、まるで撮影されたデータを誰かが拾って後で編集したような不思議な視点で描かれています。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド」にもちょっと似ていますが、スマホやタブレットPCに溢れた現代をストーリーにうまく利用しているので(特にラスト近く)、今っぽくて新鮮でした。ちなみに今年(いや、ここ10年かも)一番ひどいSF映画は「ガッチャマン」です。あれを作った連中は「クロニクル」を1000回ぐらい観てほしいです(^^;)
2013/10/21
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去年から使い始めた能率手帳が気に入ったので、来年版も手に入れました。今月始めには文具店の店頭で数冊見かけましたが、今日買いに行ったら残りは2冊だけでした。去年初めて買った手帳はちょっと小さすぎて使いにくく思っていたので、今年はちょっと大きなサイズを使っていましたが、これはこれでまた微妙なサイズだったので来年版は再び一番小さい手帳に戻しました。万年筆は細字を使うとか、書き方を工夫するとかすればなんとかなるでしょう。羊革、三方金、ポケットサイズと、この手帳は三省堂のGEM辞典と作りがとても似ているので、一緒に机上に置いておくと良い佇まいです。
2013/10/11
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久々に新品の万年筆を買いました。シェーバーや目覚まし時計でおなじみのブラウンでプロダクトデザイナーをしていたディートリッヒ・ルブス氏デザインのものです。少し前にはド田舎仙台の文具店の店頭でも見かけていて、なかなか良くできているなぁと思いながらも、鉄ペンにしては微妙なお値段だったので手を出さずにいると、いつの間にか店頭から消えていました。ご覧の通り、ペリカン400よりも小さく細く、とてもコンパクトですが…。キャップと付けると、ほぼ同じサイズになります。ボディはアルミで、クリップや首軸、ブラックボディの一部には濃いグリーンが使用されていて、アクセントになっています。嵌合式のキャップはカチンとしまり、後軸にもかっちりとはまります。ペン全体の仕上げもきれいで、価格の割には完成度が高いペンです。書き味は鉄ペンなのであまり期待はしていませんでしたが、そこそこ滑らかです。ラミーのサファリぐらいでしょうか。この万年筆のパッケージは手帳になっていて、表紙を開けると型抜きされた穴に本体が入っていました。穴の空いた手帳も使って使えない事はないのですが、う〜ん、どうでしょう。ちょっと使いにくそうです。実はこのペン、定価は5,000円ほどですがZOZOTOWNで半額だったので衝動買いしてしまいました。まさかあんなところで半額で置いてあるとは(^^:)
2013/09/30
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ここ1年ほど前から、それほど多くはないのですがトモエリバーではなくフールス紙で手帳を作れませんかとお問い合わせがあります。この紙はご覧のように大きな「K」マークとその上下に「ORIGINAL」「SUPER FINE」の透かしが入っていて、万年筆で書くと独特のタッチがあります。ツバメノートでおなじみの紙ですね。4年前に試作用で買ったクリーム色のフールス紙1梱包の在庫があったので何冊かお作りました(もう無くなりました)が、今頃何故と不思議に思いネットで調べてみると、丸善が出していたフールス紙を使用した手帳、「ダックノート」が廃盤になったらしい、というのを知りました。私も以前は何度か手に入れて使っていましたが、太字の万年筆を好んで使うようになってから(特にペリカンのM1000の3Bや149のBB)は、裏抜けが激しくてやめてしまいました。丸善のダックノートが廃版と言う事は、フールス紙を使った手頃な手帳はもうこの世には存在していないのかも知れません。となると、もしかしたら、今までダックノートを愛用されていた方々が私の手帳の存在を知り、お問い合わせ頂いたのかも知れません。確かに、フールス紙独特の目に優しいクリーム色に、ブルーインクのコントラストはきれいでした。
2013/09/25
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今日、昼間ぽっかりと時間が空いたので「パシフィック・リム」を見てきました。実は今回で3回目です(^^;)この映画を観ると「スターログ」を読んでいた中学生の頃に戻った様な気分になり、爽快です。私の「好きになる映画」と「嫌いになる映画」には明確なルールがあります。特にジャンルにはこだわりは無くSFやモンスター物から恋愛物まで何でも観ますが、評価の分かれるところは一つだけ。主人公の設定や背景です。何の説明も理由も無く生まれながらにして超能力の持ち主とか、大財閥の子孫とか、神様から選ばれし者とか、普通の人間より何かができる、待ち合わせているような設定は感情移入できません。●●●ポッターや●●●ウォーズは主人公が特殊能力の持ち主ですが、その理由は「えらばれし者」と言う他は何も語られません。さらに主人公が何もしなくても問題が解決していくようですらあります。それよりも、むしろ主人公は他の人より劣っている、ハンデがある、知らないことがある、単純にバカだ、と言う設定の方が感情移入できます。「ロッキー」「スカーフェイス」「エグザイル・絆」なんてのは主人公たちは何も持ち合わせておらずどん底で生きているけれど、努力と根性と夢だけでなんとかする。観ていて元気が出ます。「パシフィック・リム」はエンドタイトルの最後の最後に、「この映画をレイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」とデルトロ監督の献辞で終わります。確かスピルバーグやティム・バートン、タランティーノの映画でも観た記憶があります。先人を敬う映画も好きです。
2013/09/18
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だいぶご無沙汰してしまって申し訳ありませんでした。平日は本業、土日は手帳屋と過労死なんて贅沢病とばかりに毎日忙しくしていたら、先月のお盆過ぎあたりに見事に夏風邪をひいてしまいました。アイスノンを引っ張り出し、タマゴ酒を飲み、たっぷり汗をかいて1〜2日寝ていたら熱と鼻水は見事に止まりましたが、鼻の奥のヒリヒリがなかなか止まりません。そのうち治るだろうと思っていたのですが、2週間経っても治らず、唾を飲み込むだけでも痛く感じてしまいます。こんなに長引くのはおかしい…。で、今日生まれて初めて耳鼻科に行ってきました。診察室に入り症状を言うと、小さな小瓶を2つ出されて匂いを嗅いで下さいと言われました。嗅いでみると、酸っぱい匂いと甘いバニラの匂いがしました。嗅覚神経は大丈夫のようです。その後、鼻の奥の粘膜を細長い耳かきのような器具で取られ(少し痛かったです)、その場で顕微鏡で見てもらいました。どうやら鼻の奥にばい菌が入ったようで腫れて炎症を起こしているようでした。「これで様子を見ましょう」と点鼻薬と腫れ止めと抗生物質の薬を2週間分もらい、病院を後にしました。夏風邪の原因は多分、扇風機のタイマーをセットしたつもりが忘れてしまい、そのままハラを出して寝てしまったからでしょう。「バカは風邪をひかない」はウソでした(^^)
2013/09/09
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最近本業が忙しく、ご無沙汰していました。最近仕事の取引先の方から、モンブランの149を安く譲っていただきました。ニブは14K、エボナイトのペン芯でした。Bニブなのは良いのですが、書き味はやはり硬めで手持ちの149(開高モデル)とはかなり違うようです。クリップも現行品と同じようですが、丈夫そうではあります。
2013/06/29
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初公開(?)の手帳の裏表紙です。この後折り込んだ革の部分を漉き包丁で漉き、本体と貼り合わせれば完成です。表紙は革、芯材、それから薄い上質紙の3枚構造。一番上の薄い上質紙の役目は表紙がそらないようにするための物で、この紙だけは和糊で紙の目はタテ目に貼ります。紙の目を調べる方法は色々ありますが、上の写真のように水で濡らしてみるとすぐわかります。天地がカールするのがタテ目、左右がカールするのがヨコ目です。手帳の芯材はヨコ目なのですが、タテ目の補強紙を貼ることにより強度が交差し表紙のソリが抑えられます。貼るときはたっぷり水分を含ませて、十分紙を伸びきらせてから和糊で貼るのがコツです。
2013/05/11
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GW中、市内のミシン屋さんを何軒かウロウロして中古のミシンを買いました。「SINGER 188 Professional」と言う20年落ちの職業用ミシンです。前から暇を見つけては程度の良い物を探していたのですが、やっと見つかりました。お店の主人が言うには、このミシンは丈夫で故障はほとんどせず、今でもジーンズショップや洋品店などで現役で活躍しているそうです。さわってみると本体は金属製で大人一人でやっと持てるほど重く、確かにやたら丈夫そうです。「革や紙でも縫えますか」と持参した革のハギレと紙束を出すと、「あんまり硬くなければ大丈夫ですよ」とその場でバババッと主人は縫って見せ、仕上がりもきれいでした。それから数日後、納品の時に基本的な操作方法も教えていただき、おそるおそるミシンを触ったり試し縫いをしてみましたが、糸調子とか下糸の巻き方とか、まだよく解りません。何しろミシンなんて、小学生のころお袋のミシンに触ってしかられて以来です。で、これで何を作るかはまだ秘密です。ファッションには興味がないので服を作る事はないでしょう (^^;)
2013/05/09
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ファミマに行くとついつい無印良品の「紙クロス 手のひらサイズポケットノート」を買ってしまいます。コクヨの測量野帳と色違いの同等品(あるいはOEM?)のように見えますが、これがなかなか便利です。ボールペンや鉛筆での筆記はもちろん、万年筆での筆記でも裏抜けや滲みもほとんど無く、これで180円はかなりオトクです。でも、一つだけ気になるのは、表紙と中紙の大きさの差(これをチリと言います)が結構あるので、ちょっと開きにくい事です。と言うことで、端から約7ミリぐらいをカットしてみることにしました。表紙、中紙ともそれほど硬くも厚くもないのできれいに切れました。角もカットします。切り口が立っているのでヘリ磨きでこすって完成です。なければ爪でゴシゴシやってもOKです。カット前と比べるとサイズが少し小さくなりましたが、チリがなくなったのでとても開きやすくなりました。
2013/04/22
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仕事場に友人やお客さんが来ると、たまに「何故掛け時計が無いのか」と聞かれるときがあります。パソコンで仕事中の時は画面上部の小さな時計で時刻を確認出来るし、手帳を作っているときは腕時計を見るので、さして必要性を感じませんでした。するとギガジンの記事で大きなパタパタ時計スクリーンセーバーの記事を見つけたので、これなら視認性も良さそうでオシャレなんではと入れてみました(オマケにタダだし)。オプションの設定でサイズを最大にして表示するとご覧の通り、駅の表示板よりもでかい時計が出来ました。デスクトップは24時間表示、ノートは12時間表示設定をしています。
2013/04/11
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もう4〜5年も使っているデジカメの調子が悪くなってきました。モード選択ダイヤルがゆるくなりずれやすく、レンズには細かなキズもかなり入り逆光で撮るとたまにヘンな模様が写ります。いつもなら早速量販店へ行き後継機を探すところですが、ふと引き出しからアナログカメラを取り出してみました。いまさらアナログ…とは思いつつも、新品の電池を入れ動き出した露出計の白い針を見ていると、良くできていると感心します。明日は量販店へ行きデジカメ後継機を探しつつ、12枚撮りフィルムも探してみます(このカメラは24枚撮りフィルムを入れるとキズが入リます(^^;)。
2013/04/05
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前から欲しかったコーエン兄弟監督、スピルバーグ製作の西部劇「トゥルー・グリット」のDVDを買いました。あらすじはざっとこうです。1870年代のテキサス。14歳の少女マッティは父を殺して逃走した悪党を捕まえてくれと連邦裁判所に行きますが、忙しいのを理由になかなか取り合ってくれません。業を煮やしたマッティは準保安官のコグバーンと言う、眼帯をした怪しげな初老の男に50ドルを渡し、一緒に犯人を捜してくれと頼みます。最初は小娘の頼み事などと高をくくっていたコグバーンでしたが、14歳の少女とは思えない真摯な態度と勇気を見て、二人の犯人捜しの旅が始まります。劇場で見た時は気づかなかったのですが、この映画は全編に渡って14歳の少女マッティの視点で描かれているようです。彼女の見たものが画面に映り、彼女の言動、彼女に起こった事でストーリーが進みます。当然彼女が存在しないところではストーリーは動きません(後半ちょっと違う所もあります)。カメラの位置も若干低い位置から撮影されているようです。だからラスト10分の美しい映像は、彼女が見た「願望」なのでは…と勝手に納得して見終わりました。DVDも原作も密林で買いましたが、こんな傑作が合計1,000円ちょっとの激安でした。
2013/03/21
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ここ2年ほどはローラー&クライナー社のオールドゴールデン・グリーンを常用インクとして使用してきましたが、年末にストックを使い切ってしまったのを期にちょっと浮気してみました。入手したのは、パイロット色彩雫シリーズの「霧雨」です。薄いグレーですが微妙にセピアがかっているようです。画像ではあまり見えませんが、ペリカンM1000の3Bに入れてトモエリバー紙に書いてみるとと濃淡がきれいに出ます。以外に暖かみのある発色が気に入ったので、しばらくはこれにしてみます。
2013/03/20
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「明日こそやろう」と思い悩んで1ヶ月、確定申告をやっとこさ出してきました。通帳と領収書、帳簿や書類を照らし合わせて電卓で計算。私はこういった作業がとても苦手で、洗面器に顔を突っ込んで息をガマンしているような気分でした。唯一、気分的に救いなのはラミーの4色ボールペン。重量バランスがとても心地よく、筆記にストレスはほとんど感じません。4色の色数もとても便利で、清書は黒、計算済みの数字には緑で線を引き、記入済みの書類やメモには赤で「済」の文字。青はそれ以外の時に使用しています。とは言っても、この出来上がった去年の決算書を見ているとくじけそうです(^^;)
2013/03/14
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手帳の表紙に使う革は牛革か山羊革です。どちらも革屋さんで0.7ミリに漉いてもらっていますが、表紙に張り込む時は四辺のヘリを漉き包丁でさらに薄く漉きます。漉かずにそのまま貼ると手帳のヘリが布団のように盛り上がり、見た目が良くありません。革を数枚漉くと切れ味が鈍くなるので砥石で研いでいますが、漉く前と後には革に青粉という研磨剤を塗り込んだ「革砥」で刃先をこすると切れ味が長持ちします。革漉き包丁だけでなく、カッターやハサミなんかもこれでちょっとこすると切れ味が復活したりします。
2013/03/04
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特に何の思い入れも無かったのですが、「ゴジラ対ガイガン」のDVDを友人から借りてきました。一番最後に見たのは小学生か中学生の時か、映画館かテレビで見たのかもはっきりしないほど昔で、ストーリーもほとんど忘れていました。ゴジラとガイガンの他にキングギドラとアンギラスも出てきますが、アンギラスにはいつもがっかりです。四つん這いでたいしたワザもないので元々戦力は低いとは言え、あまりにも弱すぎです。背中のトゲトゲでの攻撃もあまりぱっとしません。ゴジラの子分でなければとても怪獣社会ではやっていけないでしょう。…といい歳をしてツッコミを入れながらも楽しく最後まで見てしまいました。
2013/02/27
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ボンドや糊が腕や手についたり、染料をポタッとヒザあたりに落としたりと、手帳を作っていると結構服が汚れます。そこでカーハートのペインターをガバッと着ると手帳製作は一気にはかどります。本紙を綴じるときは針を数本(大きい手帳を作るときは同時に8本)使うので、針山では効率が悪く直接胸のあたりに差して作業をしますが、このペインターパンツはかなり厚く硬い生地なので大丈夫です。ヒザが2重になっていてヌケにくいのも気に入っています。
2013/02/21
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久々に万年筆ネタです。セルロイドやレジン製の万年筆を使っていると、どうしてもキャップの痕がボディの首軸や尻軸に付きます。仕方ないと言えば仕方ないのでしょうが、出来るだけこのキズがつかないようにしようと考えました。そこで、キャップの内側にセロテープを貼れば少しは防げるのではと、やってみました。セロテープを適当な大きさ、5mm×15mmぐらいに切り、ピンセットを使ってキャップの内側にぐるりと張り込みます。シワができないように貼るのがちょっと難しいですが、何度かやっているときれいに貼れました。キャップのはまりが少しきつくなりましたが、気になるほどではありません。理論的にはキャップと本体の間のセロテープが緩衝剤の役目をはたしているのでキズがつかないハズなんですが、さて効果のほどは… どうなんでしょう(^^;) しばらくこれで試してみます。
2013/02/15
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ツイッターではほぼ毎日と言っていいほどつぶやいていたのですが、こちらは5ヶ月も放置してしまいました。もはや、以前ご訪問していただいていた方々がまだこのブログをご笑覧になっておられるのかも定かではありませんが、大変申し訳ありませんでした。もう言い訳は致しません。サボっていました。そして販売を予定してたA5サイズの手帳、やっと出来ましたのでご報告させていただきます。一番下の手帳が A5サイズの「EP レコード」です。主なスペックは以下の通りです。サイズ/横142mm・縦215mm・厚さ2cm(革表紙を含む大きさです)表 紙/パキスタン産山羊革、黒・茶の2種類見返し/「マーメイド・銀鼠」中性紙 本 文/「トモエリバー52手帳用」クリーム・中性紙 無地、罫線(約6ミリ間隔)、方眼(5ミリ間隔)の三種類 混合も可能です頁 数/480頁(見返し含まず)価 格/14,700円(本体14,000円、消費税700円)送料サービスA5サイズは148×210mmですが、この手帳の本紙は210mm138mmと横が10ミリほど短くカットされています。全紙から断裁できるギリギリの大きいサイズにしたので、下の様に小口はLP Recordの様にアンカットになっています。また、今まで「Record216」と「Record288」見返しはマーメイド紙の「栗」を使用してきましたが、今回から「銀鼠」というグレー色に変更しました。pHペンでテストの結果、こちらの方がより中性で安定していたのが変更の理由です。それから、大変心苦しいご報告になりますが、従来から販売させていただいている「Record216」、「Record288」、「Record336」、「LP Record」の価格を見直しさせていただきました。特に「Record216」と「Record288」は今まで送料込みの値段、定形外郵便(240円)で発送させていただいておりましたが、去年2回にわたり郵便局で紛失されたのですべて「レターパックプラス」に変更して発送していましたが、郵送代捻出が難しくなりました。また一昨年の年末から印刷紙代が値上げとなり(どうやら震災の影響のようです)、こちらも考慮させていただきました。大変申し訳ありませんが何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。今年はツイッターだけで無く、こちらのブログにも力を入れますので、よろしくお願いいたします(^^;)
2013/02/11
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中国茶用の茶碗は小ぶりで薄手な物が多く、仕事をしながらガバガバ飲みたい時にはやや不便です。そこで陶芸作家の椋尾立子さんに沢山飲める大きな茶碗を作っていただきました。中国茶用の器は作ったことが無いとのことでしたが、希望通り大きくて丈夫で見事な出来映えです。
2012/09/07
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