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こんにちは。クッチーです。日曜日、阪神のデイゲームが始まる前に長男コタロウと映画を見に行ってきました。 「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」正統派ファンタジー♪ナルニア国物語は指輪物語と同時期にイギリスで生まれた物語で岩波書店から原作が全7巻本で出ています。その原作を去年読んだコタロウとはるかな大昔に読みふけったうち。親子二人でどっぷり異世界に浸ってまいりました~。あらすじかつて異世界ナルニアへ行き、ライオンのアスランと共に白い魔女を打ち破ったペベンシー四兄妹。王・女王となった彼らだったが思いがけず元の世界にもどる道を通ってしまい、イギリスへ帰ってくると同時に子供に戻ってしまう。それから一年後・・・。不思議な角笛の音によって再びナルニアへと召喚される兄妹たち。しかしナルニアではすでに1300年もの時間が経っていた・・・魔法の角笛を吹いて図らずも彼らを召喚したのはかつてナルニアを征服したテルマール人の子孫であり、王位継承者であるカスピアン。彼は叔父である摂政ミラースに息子が生まれたため暗殺されそうになり、家庭教師の手引きで森へ逃げ込んだのだ。そこにはドワーフやセントール、フォーン、もの言う動物たちといったもともとのナルニア人が細々と生きながらえていた・・・。カスピアンはナルニア人の支持を得て、彼らと共存する王となるべく自分が召喚した4兄妹とともに、叔父の軍勢に立ち向かう・・・。 感想「あ~面白かった♪もーいっかい『つのぶえ』読もうっと」(コタロウ)ロケ地はどこなのでしょうか(ニュージーランドかな)、風景が超絶に美しかったです。城の廃墟や海岸、森の景色にうっとり。征服民族に抵抗する先住者たちと虐げられた自然というバックグラウンドの上で中世ヨーロッパ風な甲冑の兵士たちとファンタジーのクリーチャーたちが夜の奇襲戦、大会戦、見事な一騎打ちと、もー戦うこと戦うこと。今回は前にも増して戦争色の濃い、大人っぽい作品になっておりました。権力にあくなき欲望をたぎらせる大人たちと弱い立場の者を守ろうとする子供たち・・・という構図もちょとみえました。ペベンシー兄妹が魔法の角笛で召喚されるタイミングが原作よりもかなり早かったので、カスピアン個人の華々しい活躍場面とゆうのがあまりなく(逃げてばっかりだったな)、なんだか、頼りない王子サマに見えてしまったなぁ^^;ナルニア人に認められたのもあっという間に見えたし。真打のアスランはセリフが端的すぎて、その真意がわかりにくかったですが・・・待っているだけではダメなのね。ああイケズ。求めよ、されば開かれん・・・。大迫力のクライマックスシーンは多くの方が指摘されているようにロードオブザリング第2作目を思い出すんですけど・・・虐げられた自然の逆襲をドラマチックに、ということになると、ああいう形にどうしてもなるのだろうなぁ。とゆーかクッチー的には一作目でサンタさんをしっかり出したんだからバッカスも出してほしかったワ・・・(バッカス:ワインと狂気の神。ギリシアではディオニュソスと呼ばれる。)ナルニアはギリシア神話起源の生き物や神々が息づいていてこの2作目の原作には、まるでオウィディウスの「変身物語」のような場面も出てくるし、聖書の思想もところどころに垣間見える、オリジナルファンタジーというよりはむしろ、ヨーロッパの精神世界を凝縮したような物語。だからバッカスたちが踊りながらキリストのように奇跡を起こすナルニアらしい場面も見たかったんだけど~。ディズニー風にすっきりうまくまとめたなぁという感じがしたです。 魅力的なキャラクターたち。フォーンのタムナスさんと双璧をなす人気者、ネズミの騎士リーピチープがやはりイチオシ♪ドワーフのオチ・カことトランプキンのむっつりぶりもいい雰囲気でした♪そして今回は、長兄ピーターが特に印象深かったです。 ナルニア入りして徐々に王だったころの感覚と思慮分別を取り戻したはずだったのに大人気なくカスピアンとケンカしたり、意地になって無謀な作戦を強行したりと、かーなーり人間臭い魅力をたっぷりと見せてくれました。一騎打ちではすばらしいタフネスファイターぶり♪また、以前よりずっとしっかりしたエドマンド、アスランを一人信じ続けるルーシィ、どことなく懐疑的で慎重なスーザンと、他の弟妹たちのそれぞれの気持ちの機微や複雑な思いも、微妙な表情や一瞬の間などで丁寧に表現されているなぁと思いました。カスピアンより、この4兄妹の方にウエイトが置かれていた感じでした^^;ところで・・・第三作目はもう撮影始まっているのかしら。あの超現実主義者なひねくれユースチスがどんな風に描かれるのか今から楽しみでならない・・・今回は角笛吹いたぐらいしかあんまし役に立たなかった(よーに見えた)カスピアンもいい感じの王様になって活躍し・・・してくれるよね?がんばれカスピ。ジャック・スパロウ船長を越えておくれ~。次はお船で大航海~♪☆☆☆☆☆ ナルニア国物語第2章 カスピアン王子の角笛 ☆☆☆☆☆
2008年06月01日
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わし、クッチー。まだまだ暑いですね・・・夏休みも終わり、長男コタロウは今日から二学期。(東北は夏休み一週間短いです)新学期早々、少々休みボケのヨッコ家・・・。実は夏休み最後の三日ぐらいは、祭りの最後だ!とばかり、ファミリー向けの映画DVDをいくつか、親子で見てました・・・。とくに『ナイト・ミュージアム』は、すばらしいファンタジー・コメディ。主人公は、失業中のシングルパパ。自然史博物館の夜警に雇われたが、実はその博物館、夜になると魔法の石版の力で展示物に命が吹き込まれ、み~んな動き出しちゃう・・・!みんなが暴れだしてさあ大変!パパは息子にかっこいいところを見せられるのか?!息子がダメパパを見直す、というファミリー・ストーリーの王道もしっかり盛り込まれていて、映像的にも物語的にも◎。よくできてます。なにより博物館の展示物たちの個性が面白くて、楽しいです。でっかい石像モアイは、ガムが大好物で、ショッキングピンクの巨大チューインガムをふくらます。テディの愛称で知られる(テディ・ベアで有名)第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルト(の蝋人形)は、インディアンの英雄的女性(の蝋人形)に密かに恋をしてはる・・・。ティラノサウルスの骨の標本は、骨が好きで、わんこのように投げてもらって、取りいく遊びが大好き・・・かわいい人気者のオナガザル(剥製)は、実は手癖が悪く・・・といった感じに、それぞれの展示物の個性が、面白おかしく表現され、それが物語の大事な伏線にもなってます。乱暴者のフン族のアッティラ(蝋人形)をどう味方につけるか、どうして古代エジプトのファラオ(ミイラ)が、英語を流暢に喋れるのか・・・というところも、笑えるけど納得のオチ。クッチー的には、テディ大統領が瀕死の目にあった時に、「大丈夫、わしは本物のコピー、つまり作り物に過ぎない・・・でも君は本物の人間・・・本当に偉大なことを成し遂げるチャンスだぞ!」と主人公を励ますシーンが良かった・・・。歴史マニアの突っ込みをかわす、うまい言い訳にもなっているしね。見終わった後は、ほんまに博物館に行きたくなりますよ。さあ、楽しく、『歴史を勉強しましょう!』(←この物語のキーワードです)長男コタロウは目を輝かして、「ぼくも博物館行きたい!!」と夢中になってましたわ・・・(^-^) ナイトミュージアム公式ホームページ 映画情報・魔法の博物館の展示物案内・ティラノくんとのミニ・ゲームなどなどが楽しめます。
2007年08月27日
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☆☆☆☆☆ ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ☆☆☆☆☆ お帰りピロミはん~、ハリポタどうでした~? 「チサゴンが大変やったわ・・・。 1、2作目と違って、暗いイメージで怖かった~。 ラストの魔法合戦が圧巻。でもちっちゃな子供は泣いちゃうかも」 ラドクリフくんは? 「もう大きなって・・・キスシーンありました。どきどき。 それよりヘレナ・ボナム・カーターさん出てたよ。さすがです。 『眺めのいい部屋』ファンはちょとびっくりかも」 ちびっこ(兄)、何してんのん? 「アホロモラ!」 ・・・見てきて早速、ドア開け呪文のまねか。 て、呪文ちがうよー。 「アロホモラ!」 ・・・杖持ってないやん。 「(棒切れ持ってきて)アロホモラ!」 ・・・あのな、そのドア、鍵あいてるで・・・
2007年08月18日
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