
この場合二つの捉え方ができますよね。
1.建築途中の邸宅、近々シャンデリアの取り付け
2、人がいなくなった邸宅のあと
正解は2番です。
何と廃墟に残るピアノを専門に撮影しているピアニスト兼写真家の方のフォトだそうです。
邸宅というか、ドイツにあるお城の廃墟だそうです。
このお城の全盛期、夜な夜なパーティーが開かれていたなんて想像してしまいます。
この写真を見て思い出した昔々の映画がある、たしかVHSで見ました。
「安城家の舞踏会」
戦前、わが国にも華族と言われている方々がいらっしゃった。終戦の翌翌年、華族制度は廃止になり、一般人となった。
しかし、代々生活のためにお金を稼ぐなんてことはせず、日常の用事は使用人任せといった人々はただでさえ大変な戦後を死に物狂いで送っていったようだ。
この映画もそのような没落華族の物語で、邸宅は戦後成金の手に渡りことになるのだが、明け渡す最終日に舞踏会を催し、老当主と令嬢(原節子さん)がホールでダンスを踊るラストシーンを思い出した。
若主人を森雅之さんという端正なマスクの俳優さんが演じていて、ピアノでショパンのエチュード「エオリアンハープ」を弾いていたシーンを何となく覚えています。
近代のフランス人の作曲家でイベールという人がいて、「物語」という素敵なピアノ小品集を作曲している。近年ピアノコンクールでも課題曲に使用されるなど弾きごたえのある曲が多い。
実は私もミニ楽譜を持っている。
これは4曲しか入っていないので、手元に楽譜はないのだが、「廃墟からの風」というなんとも趣のある曲がある。
動画: 廃墟からの風
今は廃墟写真が流行しているようだが、あまり原型をとどめていないのは好きではありませんが、これくらいなら大いにイマジネーションを刺激してくれそうです。
プロの作家ならささっと短編を書いてしまうのでしょうね。
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