2025.01.27
XML
カテゴリ: 映像


楽しみに見ています。
ところで、東京の西南部うまれの私は、浅草というところは、通過したことはあるがまるで土地勘はない。
 でも、妙に懐かしさを感じるのは昔読書感想文のネタ本として読んだ「たけくらべ」のような気がします。


浅草千束の夏祭りから始まり、大鷲神社のお酉様までの十代はじめの幼馴染みの男女の淡い思いを描いた作品です。

お寺の息子の信如と売れっ子花魁を姉に持つ美登利は仲間内での行き違いや子どもっぽい意地の張合いなどであまりいい空気ではない。

そんなとき雨の降る日、信如は草履の鼻緒を切らしてしまう。それを窓から見ていた美登利は信如の不器用さにイライラして、針箱の余り切れを放ってあげるのだが、意地になって信如は受け取ろうとしない。
雨の中のちりめん細工の余り切れの鮮やかさがまるで見てきたように頭に浮かんだのを覚えています。名シーンですよね。

まるで立場の違う二人は僧侶と花魁というそれぞれの道を歩むわけですが、信如が僧侶の学校に行くため朝早く出かけた日、美登利のいえの郵便受けに造花の水仙が差し込まれている。
これは少年少女時代の終焉を表す等と解釈されるわけですね。
大昔私がない頭で考え抜いたのがここです。
何で造花?
確かうやむやのまま適当に書いて提出した思い出があります。
今考えてみれば、酉の市は年末、水仙にはまだ早いというところですよね。

昔の名シーンが鮮やかに甦ってくる卓越した文章!
流石後年女性初のお札の顔となった人ですね。

悲しい運命を受け入れ、健気に生きた女性たちを感じながら、べらぼう見続けたいと思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.01.27 20:57:16
コメント(0) | コメントを書く
[映像] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: