ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 3, 2007
XML
 今夜はニューヨーク市内の某コンサートホールの舞台にてリサイタルに出演してきました!

 とは言っても自分が演奏したわけではなく、ピアノの 譜めくりすと としての登板です。
 ブライアン(ビオラ)とセス(ピアノ)によるデュオ。両氏とも僕の友人なので、まぁ、聴きに行ってやるかぁ程度に思ってたのですが、自分まで舞台に立つことになろうとは。

 今日の演奏会は、音楽大学に在籍するブライアンのプロデビューがかかっている貴重な舞台でして、彼の気迫がひしひしと感じられました。
 バッハ(原曲チェロ)やホバネスの無伴奏曲、フンメルのソナタ、なんとかバッハの協奏曲など。

brian ブライアン on ブラーチェ

 学生とは言え、ブライアンは既に僕と同じぐらいの年齢(30代)。いったんは超一流大学で経営学を学んだ後、会社勤めをしていた彼ですが、どうしてもプロのビオラ弾きになりたいという夢を捨て切れず、全てを投げ出して数年前に音大に入りなおしたという気合いの持ち主です。


 いやぁー、緊張しました。譜めくりってほんとに難しい。演奏してる二人よりも僕のほうが明らかに緊張してました(笑)。冷や汗、アブラ汗まで出てきて、舞台上でいきなり ハンカチ王子 と化してたワタクシ。

 終演後にはブライアンを囲んで盛大に打ち上げパーティです。ご家族、ご学友、大学の指導教官や教授陣、そして批評家さんたちも、リサイタルの内容に満足そうでした。
 かくゆう僕自身も、譜めくり師として華麗にデビューしてしまった自分を誇らしく思いつつ(?)、彼らと夜更けまで美酒を酌み交わしたのでありました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Aug 4, 2007 03:58:56 PM
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: