ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 7, 2009
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カテゴリ: 映画、テレビ
「モノはいーよう」

 このドキュメンタリー、劇場で見逃したと思ってたら、早くもDVD化。
 そのうち日本でも公開されるかも。日本で撮った映像もバシバシ映ってたし。

 第一線で活躍する産業デザイナーたちが、椅子とかスプーンとか歯ブラシとか携帯電話とか掃除機とか自動車とかの意匠設計について熱く語りまくる。いろんな企業のデザイン事情もちらりと紹介される。アップルとかイケアとか。
 ニッポン代表は深澤直人さんおよび無印良品など。


objectified_dvd_photo.jpg 監督はゲアリー・ハストウィット


 こうゆう映画、ハマる人はハマるかも。僕自身は素人だけど、工業デザイナーと話す機会は頻繁にあるし、少し興味を持ってたこともあった。若かりし頃は、知らない国を訪ねるたびに、当地のデザイン観、デザイン力を推し測るための三種の神器と言われる(?)公衆電話、郵便物投函箱、男性用小便器の写真を撮りまくってたよーな(笑)。ドイツのバウハウスとかにまで足を運んだりも。

 それにしても、嗚呼、「ヒト、モノ、カネ」。この映画を観て思ったのは、今どきの設計人ってば、ほんとによくしゃべるということ。話が上手いし、プレゼン能力にも優れてる。「はぁ? 何これ」みたいなブツも、お偉いデザイナーさんに解説されると、物は言いようと改めて思ったり。



 でも、やっぱり奇をてらいすぎてたりするのには苦笑するし、ゆえに価格が上がってしまうことについても我々消費者が冷静に評価することになる。ずばり好みの問題。

 ま、「何ごともカタチから入るべし」を座右の銘としているワタクシといたしましては、成熟した文明社会において、機能そのものを既に逸脱して意匠のほうを愛でるということにもはや異論はないし、矛盾も感じない。
 例えば、高価なグランドピアノを単なる家具(=花瓶を置く台)またはオブジェとして所有なさってるお金持ち様に対しても、「ふんっ、弾けないくせに」といちいち嫉妬することももうやめた。←おぉっ、オレって大人っ!





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最終更新日  Nov 8, 2009 12:22:38 AM
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