ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 24, 2020
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カテゴリ: 映画、テレビ
「ナマステ、生捨て」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 インド出身でヨガの教祖としてアメリカで成功した富豪ビクラム氏の栄光と衰退を描いたドキュメンタリー。

<感想>
 氏に関する知識がもともとある人だったらかなり衝撃的な作品に違いない。ヨガ伝道師としての彼の功績を疑う人はいないはず。だからこそ、セクハラ疑惑パワハラ疑惑には唖然とさせられる。自分の講習を受ける女性を深夜に寝室に呼び出し、あんなことやこんなことを強要し、拒否した生徒には卒業資格を与えませんから、とか。
 この人、誰かに似てるなーと思いながら観た。絶対にウソだろと思うようなことを真実っぽく語るのは某国大統領のTランプさんに似てるし、めんどくさそーな裁判から逃れるためにこっそり国外逃亡しちゃうところは日本からレバノンに逃げたG-ンさんみたい。
 キャラ的に面白い人だし、どうせなら本人にガンガン取材しまくっていただきたかった。その点でドキュメンタリーとしての物足りなさを感じた。本人の言い分も聞いてみたかったし、インドの地方の少年が「ヨガ」を通じて世界的に有名な富豪になるという成功物語自体、充分に映画の題材なのに。彼の心境の変化とかも興味深い。
 お金持ちになるってことは、性格が歪んでしまうこと、と思うと哀しくなるけれど、どうやらこの人、あちこち出禁になったり干されたりしてるにも関わらず、ヨガを広めたいという情熱は失ってはいないみたいで、今でも世界各地で教えているのだとか。

 話は脱線するけれど、以前ヨガを教わったときに、先生が生徒一人ひとりに、「教えるにあたり私はあなたの身体に触れることがありますので、ご了承いただけますか」と確認とっていたのを思い出した。バイオリン教えてる友人も、指導ちゅうに生徒の指や腕を触ることがあるので、セクハラで訴えられないよう事前に一筆もらってるとか言ってた。





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最終更新日  Jan 25, 2020 09:25:29 PM
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