ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 27, 2021
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奏者:ぼく(バイオリン1)、スーズィ(バイオリン2)、シャロン(ビオラ)、アグ(チェロ)

 今日出演した結婚式は参列者数百人におよぶ大規模なものでした。新婦新郎の介添え人はなんと各11人、教会も満員でチョー三密。感謝祭でどうせ親族が結集しているこの時期、みんな集まって豪勢に祝いまくっちゃっていらっしゃいました。

 礼拝終了後は会場を移して祝宴。ぼくらは食前酒提供時の音楽および祝宴冒頭のファーストダンス(←正式な夫婦としての最初の舞踊)の曲を演奏しました(エドシーランの「パーフェクト」)。今日のセットリスト(楽曲一覧表)は以下。

What a Wonderful World (Louie Armstrong)
Isn’t She Lovely (Stevie Wonder)
Can You Feel the Love Tonight (Elton John)
Happy (Pharrell Williams)
Safe and Sound (Capital Cities)
Ballad of Mack the Knife (from Threepenny Opera)

Someone to Watch Over Me (George Gershwin)
At Last (Etta James)
All You Need Is Love (The Beatles)
Don’t Stop Believin’ (Journey)
Moondance (Van Morrison)
Eleanor Rigby (The Beatles)
Copacabana (Barry Manilow)
I’m Yours (Jason Mraz)
Viva La Vida (Coldplay)
Just the Way You Are (Bruno Mars)
Alejandro (Lady Gaga)



 なお、ぼくの経験から言って、規模の大きい結婚式の場合、必ず大なり小なり「事故」があちこちで発生するものです。婚礼演出家も一人では対応できず複数で仕切ることになるのですが、彼らの指示が相反することばかりでどっちに従えばいいのかぼくら業者が戸惑ったり。
 誰かが遅刻したりドタキャンしたりするから決して時間通りに挙式は始まらないし、式の最中に体調を崩す人も出ます。祝宴ではやがて酔っ払いが出現。
 音まわりで言えば、ぼくらの演奏に関し、うるさいから音量を下げろという客もいれば、逆に音楽をもっと聴きたいから音量上げろという客がいたり。進行についても、どっからどこまでがぼくら弦楽で、どっからDJさんが引き継ぐかとかが当初の打ち合わせと違ったり。

 今日の結婚式でも、上記全てがあたかも台本に書かれてるかのように順番に発生。ま、想定の範囲内だったし、ぼくらも長年の経験でだいぶ慣れてきてたので、逆ギレすることなく、落ち着いて対処するように心がけました。





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最終更新日  Dec 1, 2021 09:06:10 AM
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