ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 23, 2024
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カテゴリ: 映画、テレビ
「不適切にもほどがない」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 トランプさんのお若い頃のお話。
 ロイ・コーンという弁護士と出会い、狡猾な手段で世渡りする術を学び不動産業で台頭していくさまを描く。
 日本でもまもなく(2025年1月)公開予定。 www.trump-movie.jp

 楽しく観られた。どこまで実話か知らんけど、娯楽映画と割り切って観るぶんには楽しめる。(今の)トランプさんのことを支持してる人も毛嫌いしてる人も、この作品の映画としての出来は優れていると認めるのではないかと。
 深読みすると、監督はイラン人だし、主にカナダで撮影したみたいだし、変にアメリカさまや当事者さまたちに忖度することなくのびのび制作できたんだと思う。

 1970年代80代というトランプ氏の人格/思想形成において重要な時期に絞ってる点が良かった。彼のその後の数十年(つまり商売の浮き沈み、美女たちとの結婚離婚、テレビ出演、政界進出など)をもだらだら描いてたとしたならば、ここまで歯切れのいい映画はできてなかった。

 父や兄との軋轢、イバナ夫人との馴れ初め、別れも描かれる。
 あと、彼は特に髪形にはこだわりのあるオシャレさんでもある。でも年をとるにつれ髪が薄くなってきて、腹も出てきてお悩みになってたみたいで、彼のそんな庶民的な一面も垣間見られる。そしてそうゆう老化対策すらも金で解決できないかと試みる。


 ロイ・コーン役のジェレミー・ストロングさんも怪演。助演男優賞を差し上げたい。
 イバナ役のマリア・バカローバさんも美魔女ぶりを熱演。←「続ボラット」でカザフスタン美女を演じた役者さん

 あと、背景に流れる音楽が意外にも気に入った。80年代っぽいイケイケな電気系音楽がここぞという絶妙な瞬間に流れる。ニューヨークの街の映像にも合ってた。

<おまけ:この映画に関わる英単語五選>
apprentice 弟子、見習い、徒弟、実習生
indict 起訴する ←インダイトと発音。cはなぜか発音されない
tax abatement (不動産物件などの)税金の引き下げ、減税
prenup 婚前契約書(= prenuptial agreement)
disbar 弁護士の資格を剥奪する





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最終更新日  Dec 25, 2024 07:40:38 AM
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