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映画バカなウサコレ @ Re:ごくせん(05/18) そうですね。出演している俳優さんが若い…
ぱいなっぷるまんごー @ ありがとうございます。 gamzattiさん 気まぐれな更新ですのにあ…
gamzatti @ Re:蜷川幸雄トークセッション(04/24) こんにちは! 面白そうな本をいくつもご…
ぱいなっぷるまんごー @ Re:ありがとうございます PatioRoseさん >お気に入りに登録いただ…
PatioRose @ こんにちは お気に入りに登録いただきましてありがと…
2008.04.24
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カテゴリ: 読書



(・・・シアターコクーンの公演プログラム「COCOON」に連載された「ニナガワ・オデュッセイ」を再構成したもので、国境を越えて活躍している各界の人物と蜷川の対談集。山本耀司や安藤忠雄、藤原新也、村上龍など、活躍しているフィールドや年齢もさまざま。蜷川が「才能のある人たちというのは、どうして率直で開かれた感じがするのだろうか」と書いているとおり、招かれた各界の第一人者たちは、驚くほど饒舌(じょうぜつ)に、既存の価値観への「反逆」と新たな「クリエイション」を語り尽くしている。・・・)

私は市川猿之助さんや、野田秀樹さんとサイモン・マクバーニーさん、真田広之さんと熊川哲也さんなど舞台表現者同士で盛り上がっている回がやはりおもしろかったです。
海外で闘うことについて語った山本耀司さん、後藤繁雄さんの回もおもしろかった。
「世界と勝負」してきた人たちの言葉は重みがあります。
常に新しいものを求め、世界とそして自分と闘い続ける姿勢はすさまじくもあり、潔くもあり、その歯に衣着せぬ物言いは爽快です。

先日読んだ「闘う劇場」でも思ったのですが、蜷川さんは幾度となくご自身の「老い」について言及されています。

「俺さ、老いさらばえて、侘びだ寂だって随筆を書くような日本の老人になりたくない。迷惑な老人になりたいんです。日本の今ある感性を超える、普通の人よりちょっと広い一歩で国境を越えるぞという、そういう人たちがおもしろいんでね。こんなつまらない日本で順応していても面白くないから、迷惑なジジイでいこうかなって頑張ってるんですけどね。」

これは2002年発行ですが、それから6年、「迷惑ジジィ」路線(?!)を爆走していらっしゃるようです。


こちら に書いています。






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Last updated  2008.04.24 22:47:25
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Re:蜷川幸雄トークセッション(04/24)  
gamzatti  さん
こんにちは!
面白そうな本をいくつもご紹介ありがとうございmす。
この本は、即、買いました(@楽天)! (2008.04.24 09:04:43)

ありがとうございます。  
gamzattiさん
気まぐれな更新ですのにありがとうございます。
熊川さんは真田広之さんと「世界の舞台で生きる」というタイトルでお話されていますよ。 (2008.04.24 22:43:44)

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