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急遽、「大人のための演劇WORKSHOP」を開催することにしました。11月豊島公会堂で上演する寺山見世物ミュージカル『地球☆空洞説』をテキストにして、6日間でTERAYAMAを遊び発表会する企画です。お待たせしました、流山児祥の2年ぶりの東京での「大人のためのWORKSHOP」開催です。現在、豊島区、東京を中心に全国から本当に多くの皆さんからの応募用紙が届いています。本公演同様、派手に元気に、区民センターの大舞台とセンター全体をを使って楽しくやる予定です。ぜひ、ふるって、ご参加ください。エンゲキは《出会い》です。2年ぶりの流山児祥WORKSHOPの東京開催です。なお、流山児祥:演出『さらば、豚』(6月@スズナリ公演)は「必ず」ご観劇ください!!////○豊島区制施行80周年記念事業○11月公演寺山修司:原作「地球☆空洞説」プレイベント【講 師】流山児 祥 ほか。【テキスト】寺山修司幻想劇集『地球空洞説』(平凡社ライブラリー)【応募資格】40歳以上(経験不問) 全日程に参加できる方!【日 程】2012年7月4日(水)~9日(月) 時間は18:00~21:30 7/8(日)のみ13:00~21:30 最終日7/9(月)は「発表会」を行います。【場 所】豊島区民センター (JR山手線池袋駅東口下車 徒歩約5分)【参 加 費】15,000円【応募方法】流山児★事務所に電話、郵送あるいはメール・FAXでお申し込みください。1.お名前 2.性別 3.年齢 4.住所 5.電話 6.メールアドレス(ない方は結構です)【応募〆切】2012年6月25日(月) ※定員(30~40人)に達し次第、締め切ります。申し込みはお早目に!【お問合せ・お申込み】流山児★事務所 りゅうざんじじむしょ 「豊島区テラヤマプロジェクト実行委員会」162-0045 東京都新宿区馬場下町60 まんしょん早稲田307電話03-5272-1785 ファクシミリ03-3205-9170 Eメールmail@ryuzanji.comhttp://www.ryuzanji.com
2012.05.30
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☆演出家流山児祥による「大人のためのワークショップ2」開催!☆◎応募資格 40歳以上。国籍、経験不問、心身ともに健康で以下のワークショップ、発表会に参加できる方。※定員10人。◎日 程:ワークショップ:2010年7月23(金)~28(水):6日間 稽古時間: 7月23(金):18:00~22:00(4時間) 24(土):18:00~22:00(4時間) 25(日):18:00~22:00(4時間) 26(月):18:00~22:00(4時間) 27(火):13:00~21:00(8時間) 28(水):13:00~21:00(8時間)※発表会は28(水)20時開演。上演時間は40分(予定)◎場所:Space早稲田(新宿区早稲田町74 電話 03-3208-3920)◎参 加 費:35,000円(ワークショップ+発表会参加費)◎テキスト:夏目漱石著『夢十夜』(新潮文庫)◎応募方法:履歴書(写真貼付)・芸歴書(ある方だけで結構です)を郵送、FAX、あるいはホームページからお申し込みください。必ず、連絡先住所、電話、メールアドレス(あれば)は明記してください。◎応募締切:7月20日(火)申し込み・お問合せ 流山児★事務所(りゅうざんじじむしょ)162-0045東京都新宿区馬場下町60-307 TEL03-5272-1785 FAX03-3205-9170 http://www.ryuzanji.com
2010.07.13
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楽塾公演「ほろほろと、海賊」は昨日をもって終幕しました。連日たくさんのお客さまにご来場いただきました。ありがとうございました。メインブログ「演劇生活しちゃってます。」に詳しい報告をアップしています。よろしかったらいらしてください。
2010.05.05
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出演する公演のお知らせをさせてください。2010年楽塾公演 佃典彦 新作書き下ろし 流山児祥 演出「ほろほろと、海賊」2010年4月27日(火)~5月4日(火)於:Space早稲田【出演】いそちゆき 河内千春 川本かず子 桐原三枝 小森昌子 阪口美由紀 杉山智子 関口有子 高野あっこ 多良間通朗 内藤美津枝 習志野大吾 二階堂まり 西川みちこ みかわななえ 村田泉 めぐろあや 戌井市郎(特別出演) 肝付兼太(特別出演) 流山児祥4月27日(火)○14:00~/○19:00~4月28日(水)★14:00~/○19:00~4月29日(木)★14:00~/○19:00~4月30日(金)○19:00~5月1日(土)★14:00~/○19:00~5月2日(日)○14:00~/○19:00~5月3日(月)○14:00~/○19:00~5月4日(火)○14:00~※Wキャスト=〇戌井市郎 ★流山児祥※4/29(木)14:00と5/1(土)14:00の回は前売完売になりました。 お早目のご予約をお願いいたします。【チケット料金】日時指定 全席自由前売り:3,200円 当日:3,500円 学生割引:3,000円 小中学生割引:1,500円※学生割引・小中学生割引は流山児★事務所のみの取扱 【チケット予約】流山児★事務所(りゅうざんじ じむしょ)TEL03-5272-1785 ※ご注意※とても小さな劇場です。当日券が充分にご用意できない場合もございます。なるべくお早めのご予約をオススメします。また、開演時間を過ぎますとご入場できない場合もございますので、少しだけお早目のご来場をお願いいたします。【ものがたり】ここは長野県竜田町竜が池。リゾート計画もむなしくはじけ、残るは海賊船レストランホタテ丸ばかり。名物料理、竜田揚げの売り上げも右肩下がり・・・。いつ帰るとも知れぬ旅に出た料理長・三ツ星鯛一郎の帰りを待つうちに、海賊船では何やら不思議なことが起きていた。おりしもそこへ大型台風が近づいてくる。荒れる湖、海賊に操られる不気味な怪獣、しのび込む役場の職員、ボートで近づく熟年カップル、岸では地元の版画家・平泉元徳記念館を建てる会のおばさんたちがヘルメットに角棒で叫ぶ。いまや七人の海賊たちのあいだにも不穏な空気が漂っている。どうなる海賊、どうなるホタテ丸! 【美術】小林岳郎 【照明】ROMI 【音楽】多良間通朗 【音楽監督】関口有子【衣裳】堀内真紀子 【振付・美粧】木内尚 【音響】鈴木麻理 【舞台監督】山下直哉【演出助手】荒木理恵 【宣伝美術】山中桃子 Flyer-ya【協力】伊藤しずよ 菊池磨菜 宮沢智子 吉田和子 【Special thanks】大久保遊人(from仙台)【衣裳協力】経塚通子 【制作】楽塾 米山恭子 【主催】流山児★事務所詳細は流山児★事務所公式サイトへメインブログにはほとんど毎日更新しています。よろしかったらいらしてください。 ↓「演劇生活しちゃってます。」
2010.04.14
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昨年は3月に下北沢の「劇」小劇場、8月に楽塾の「めんどなさいばん」でスズナリ、12月に「田園に死す」で再びスズナリ、と信じられないくらい幸せな年でした。ご来場くださいましたたくさんのみなさま、応援してくださったみなさま、たっくさんのみなさまにたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。このブログはたまにしか更新していないので、最新記事は「演劇生活しちゃってます。」でお願いします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010.01.03
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9月下旬のキャスティングワークショップから始まった「田園に死す」は昨日で2週間17ステージを終えて幕を閉じました。最終の回はスズナリにおよそ190人のご来場をいただき通路まで立ち見のお客さまで埋まるというありがたい盛況となりました。連日びっくりするほどのお客さまにお越しいただきました。ありがとうございました。
2009.12.24
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寺山修司原作・監督の映画がありますが、その舞台版です。映画とはかなり違っていますが寺山修司の世界を存分にお楽しみいただけること請け合いです。連日超満員で疾走中です。 いよいよあと8ステージ!下北沢ザ・スズナリ12月10日~23日(水)【原 作】 寺山修司【脚色・構成・演出】 天野天街【音 楽】 J・A・シィザー【芸術監督】 流山児祥【出 演】大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス) 小川輝晃 伊藤弘子 深山洋貴(Studio Life) さとうこうじ流山児祥 栗原茂 木内尚 上田和弘 小林七緒 冨澤力 平野直美 木暮拓矢 坂井香奈美 藤村一成 武田智弘 鈴木麻理 山下直哉 荒木理恵沖田乱 中田春介 蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動期) 眞藤ヒロシ井伊美帆 井口和宣(徒紀の奏) 石橋真珠 岩崎愛 大島さなえ 小寺悠介 阪口美由紀(楽塾) 竹田邦彦 辻京太 富田遊右紀 習志野大吾(楽塾) 細江正和 マツウラタマエ(横浜未来演劇人シアター) 宮璃アリ(少年王者舘)山崎理恵子【開演時間】10日(木) 19:00 11日(金) 19:0012日(土) 14:00/19:00・・・アフタートーク :宮台真司さん(社会学者 映画批評家 首都大学東京教授) :うにたもみいちさん(演劇エッセイスト)13日(日) 14:0014日(月) 19:00・・・・アフタートーク:高取英(月蝕歌劇団主宰・劇作家・演出家) :天野天街(少年王者舘主宰・劇作家・演出家)15日(火) 19:00・・・・アフタートーク:九條今日子(テラヤマ・ワールド):笹目浩之(ポスターハリス・カンパニー/寺山修司記念館副館長) 16日(水) 14:0017日(木) 19:00・・・・アフタートーク:天野天街(少年王者舘主宰・脚本・演出家) :出演俳優陣(お楽しみに!)18日(金) 19:0019日(土) 14:00/19:0020日(日) 14:0021日(月) 19:0022日(火) 14:00/19:0023日(水) 14:00【チケット】日時指定自由席(整理番号つき)前売:4,000円当日:4,500円学生割引:3,000円※当日券の受付は開演1時間前から、ご入場は開演20分前からとなります。詳細は公式サイトへ最新の日記はメインブログ「演劇生活しちゃってます」にほぼ毎日アップしています。よろしかったらいらしてください。
2009.12.18
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寺山修司原作・監督の映画がありますが、その舞台版です。映画とはかなり違っていますが寺山修司の世界を存分にお楽しみいただけること請け合いです。下北沢ザ・スズナリ12月10日~23日(水)【原 作】 寺山修司【脚色・構成・演出】 天野天街【音 楽】 J・A・シィザー【芸術監督】 流山児祥【出 演】大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス) 小川輝晃 伊藤弘子 深山洋貴(Studio Life) さとうこうじ流山児祥 栗原茂 木内尚 上田和弘 小林七緒 冨澤力 平野直美 木暮拓矢 坂井香奈美 藤村一成 武田智弘 鈴木麻理 山下直哉 荒木理恵沖田乱 中田春介 蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動期) 眞藤ヒロシ井伊美帆 井口和宣(徒紀の奏) 石橋真珠 岩崎愛 大島さなえ 小寺悠介 阪口美由紀(楽塾) 竹田邦彦 辻京太 富田遊右紀 習志野大吾(楽塾) 細江正和 マツウラタマエ(横浜未来演劇人シアター) 宮璃アリ(少年王者舘)山崎理恵子【開演時間】10日(木) 19:00 11日(金) 19:0012日(土) 14:00/19:00・・・アフタートーク :宮台真司さん(社会学者 映画批評家 首都大学東京教授) :うにたもみいちさん(演劇エッセイスト)13日(日) 14:0014日(月) 19:00・・・・アフタートーク:高取英(月蝕歌劇団主宰・劇作家・演出家) :天野天街(少年王者舘主宰・劇作家・演出家)15日(火) 19:00・・・・アフタートーク:九條今日子(テラヤマ・ワールド):笹目浩之(ポスターハリス・カンパニー/寺山修司記念館副館長) 16日(水) 14:0017日(木) 19:00・・・・アフタートーク:天野天街(少年王者舘主宰・脚本・演出家) :出演俳優陣(お楽しみに!)18日(金) 19:0019日(土) 14:00/19:0020日(日) 14:0021日(月) 19:0022日(火) 14:00/19:0023日(水) 14:00【チケット】日時指定自由席(整理番号つき)前売:4,000円当日:4,500円学生割引:3,000円※当日券の受付は開演1時間前から、ご入場は開演20分前からとなります。詳細は公式サイトへ
2009.12.11
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「めんどなさいばん~歌入り楽塾篇」8月12日(水)をもちまして無事に千秋楽を迎えました。ご観劇くださいましたみなさま、ありがとうございました。
2009.08.14
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「めんどなさいばん~歌入り楽塾篇」本日初日です。詳細は公式サイトへ。こんな時に楽塾ブログとメインブログ「演劇生活しちゃってます。」のエキサイトがメンテナンスに入ってるんですよ~!!今日の昼までだって~~~!!!【最新状況:5日(水)現在:追加席増設当日券大いにあります】8月5日(水)19:00「当日券大いにあり」→超オススメ! 6日(木)19:00「当日券大いにアリ」超オススメ! 7日(金)19:00「余裕アリ」 8日(土)14:00「当日券大いにアリ」/ 19:00「当日券大いにアリ」 9日(日)14:00「当日券アリ] 10日(月)19:00「ほんとに大いに余裕あり」→超オススメ! 11日(火)14:00「当日券大いにあり」11日(火) 19:00「ほんとに大いに余裕あり」→超オススメ! 12日(水)14:00「当日券大いにあり」※当日券の発売は開演の1時間前より発売します!!開場は30分前。予約・問合せ:03-5272-1785 FAX03-3205-9170 http://www.ryuzanji.comにて絶賛予約受付中!!
2009.08.05
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2009年8月5日(水)~12日(水) 下北沢 ザ・スズナリ「めんどなさいばん~歌入り楽塾篇~」 とある日本ではナイどこかの国の、現在ではナイ法廷。ここに集いし12名の裁判員、これから審議をば始めます。被告は17歳、原告16歳。ああ、なんて若いんでしょ。若さゆえの過ちか、はたまた過ちなんてあったのか。あれやこれやと言うけれど、先は見えない、腹は減る。これがほんとにめんどなの。検察、弁護士、裁判官さえ、なんか変。証言だって当てになるのか、ならないのか。果敢に挑む、楽塾初の「セリフ劇」!それでも、やっぱり歌います。踊ります。これでいったいどうなるの。この世にめんどがあるならば、それはこのさいばん。【作】北村想 (新作書下し)【演出】流山児祥 【出演】いそちゆき 河内千春 川本かず子 菊池磨菜 桐原三枝 小森昌子 阪口美由紀 杉山智子 関口有子 高野あっこ 多良間通朗 内藤美津枝 習志野大吾 二階堂まり 西川みち子 みかわななえ 宮沢智子 村田泉 めぐろあや 吉田和子 【美術】小林岳郎 【照明】ROMI 山上悦男 【音響】齋藤貴博 島猛 【振付】竹村絵美 【舞台監督】武田智弘 諏訪創 【舞台監督助手】山下直哉 荒木理恵 【宣伝美術】山中桃子 Flyer-ya 【協力】伊藤しずよ 【衣裳協力】堀内真紀子 経塚通子 【メイク協力】青木砂織 【制作】楽塾 米山恭子 【主催】流山児★事務所平成21年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)【最新前売状況:8月3日(月)現在】8月5日(水)19:00「僅少」→超オススメ! 6日(木)19:00「おおいに余裕あり」→超オススメ! 7日(金)19:00「完売」 8日(土)14:00「完売」/ 19:00「完売」 9日(日)14:00「完売] 10日(月)19:00「ほんとに大いに余裕あり」→超オススメ! 11日(火)14:00「完売」11日(火) 19:00「ほんとに大いに余裕あり」→超オススメ! 12日(水)14:00「完売」※当日券の発売は開演の1時間前より、開場は30分前より。必ず発売します!!TEL03-5272-1785 FAX03-3205-9170 http://www.ryuzanji.comにて絶賛予約受付中!!詳細・お問い合わせ・ご予約はこちらへ。チケット好評発売中です。予約フォームチケット料金は 前売り:3300円 当日:3500円 学生割引:2800円 全席指定です。※学生割引は流山児★事務所のみの取り扱いです。流山児祥オフィシャルブログ 祥MUST GO ON!Corich!舞台芸術「めんどなさいばん」公演情報演劇ライフ「めんどなさいばん」公演情報にほんブログ村にほんブログ村
2009.07.27
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「めんどなさいばん」公演まで1カ月を切りました。8月5日(水)から12日(水)下北沢ザ・スズナリです。詳細は流山児★事務所公式サイトへ稽古の様子などは「演劇生活しちゃってます。」へ。楽塾ブログも開設しました。管理人をしています。
2009.07.07
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21日から裁判員制度が始まりました。8月の公演はこの制度を扱った裁判劇(?)です。稽古の様子や公演詳細などはこちらです。
2009.05.25
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演劇生活を始めてからスポーツクラブに通う時間がなくなって退会してしまいそのままになっていたのですが、今年は少し時間が出来たので、身体が資本ということもありこの春からまた通い始めました。比較的近所で新しいスポーツクラブです。今日はベリーダンスのクラスに出たのですが、これがまたすごい人気でもうイモ洗い状態の中で老いも若きも腰やら胸やらをクネクネしています。かなりの眺めですよ。ベリーダンス自体は体幹を意識したり身体の各パーツを別々に動かすというのが健康にもよさそうと思っています。表現力重視なのもポイントです。ベリーダンスに限らず今どきのスポーツクラブは利用者の年齢が高く、なかなか興味深いです。今後またこちらのブログも更新しようと思い立ったのでよろしくお願いします。コメントとトラックバックは当面楽天ブログのみに限らせていただきます。
2009.05.12
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こちらのブログはすっかりほったらかしています。久しぶりにログインしたら不愉快なコメントや書き込みやトラックバックの付き放題になっていました。今せっせと削除したところです。同時に今後はそれらを受け付けない設定にいたしました。今までたまたま不愉快なコメント等を目にしてしまったみなさま申し訳ありませんでした。現在はこちらのブログで演劇生活について書いています。よろしかったらいらしてください。そちらはコメントも受け付けています。
2009.05.07
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こちらはすっかりご無沙汰しています。9月に舞台に出演いたします。詳細はこちらです。ぜひいらしてください。
2008.08.20
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「ぜんぶ書きかえたロール・プレイン・ザ・バグ」楽塾:スペース早稲田「最後の1フィート」劇団6番シード:下北沢「楽園」「わが魂は輝く水なりー源平北越流誌」シアターコクーン「エンバース ー 燃え尽きぬものら」俳優座劇場「リチャード三世」恵比寿 エコー劇場「桜散る 散るもつもるも 三春乃一座」劇団だるま座:相鉄本多劇場「95kgと97kgのあいだ」 さいたまゴールド・シアター第2回公演 DVD「Call me Call you」劇団6番シード上演DVD「震度0」「邯鄲 ー 雪の蝋燭能」「サッドヴァケイション」感想などはこちらに書いています。
2008.05.30
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先週は「リチャード三世」と「桜散る 散るもつもるも 三春乃一座」を観てきました。感想などはこちらに書いています。
2008.05.25
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引用「雪の蝋燭能 邯鄲2006年1月26日に札幌STVスピカで披露された能「邯鄲」の模様を収録するDVD。仏道の教えを受けるべく旅立った蜀の国の若者が、旅の途中に邯鄲の里で見た一夜の夢と、その夢によって得た悟りについて描く。観世善正と野村萬斎による舞台挨拶のほか、解説など特典も満載。廬生という若者が仏道の教えを受けようと楚国の羊飛山に住む高僧を訪ねる途中、邯鄲の里で宿を借りた際に、楚王の勅使が迎えに現れ宮殿へいざなわれ、王となって栄耀栄華の限りを尽くす。そして、50年後に旅宿の女主人に粟飯が出来たと起こされ廬生は呆然とする・・・。<特典映像>舞台挨拶/難解ワード解説/装束展/インタビュー」能なんてまともに見たことはなかったのですが、特典映像の観世喜正さんの舞台挨拶や解説がとても親しみやすくてわかりやすかったです。三島由紀夫の「邯鄲」を読んでからでしたので、ストーリーもわかりますし、字幕もついていますしね。インタビューなどでの「600年続く能を保存するためにやっているわけではないのです。現代にどう生かしていくかをわれわれはやっているのです。」という言葉が印象に残ります。
2008.05.24
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【2007/08/12放送、WOWOW】監督:水谷俊之原作:横山秀夫 『震度0』(朝日新聞社刊)出演:上川隆也、國村隼、渡辺いっけい、升毅、斉藤暁、矢島健一、石井正則、田中哲司、松重豊、平山あや、戸田菜穂、西村雅彦、余貴美子こんな映画あったの?!と思ったらWOWOWのドラマだったんですね。映画だったら、あんまり売れなかっただろうなぁ、と。出演はベテランのうまい役者さんばかりで、好きな役者さんも多く、演技はとてもよかったです。一応シリアス、サスペンス仕立てですが、これ、どうみてもコメディ?!だって、そのシリアスぶりがお間抜けなんです。それでみんな演技がうまいから、もう笑うしかない。途中、これ、どうやって見るの?と困っちゃったのですが、それでよかったみたいです。特典のキャストインタビューで上川さんが「監督からコメディーだと思って演じてくれ、と言われました。」と話しているのを聞いてニヤリとしてしまいました。だって、この状況でそれはないでしょう?って設定ですし。上川さんはもちろん、みなさん濃いキャラクターで楽しめました。原作は読んでいませんが。
2008.05.24
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この間たまたま長塚京三さんが出演している テレビ番組を見て、その中で長塚さんが演じたワンシーンに引き込まれ、発作的にチケットを取りました。洗練された、質の高い、大人の芝居でした。俳優座劇場[原案・原作]シャーンドール・マーライ [劇作・脚本]クリストファー・ハンプトン [翻訳]長塚京三 [演出]板垣恭一 [美術]朝倉摂 [出演]長塚京三 /益岡徹 / 樫山文枝 公演期間: 2008/5/15(木)ー2008/6/1(日)公式サイトこのサイトにある3人の出演者のインタビューがいいです。[物語のあらすじ] オーストリア・ハンガリー帝国が、滅亡して間もない1940年。 ここは、ハンガリーの片田舎に佇む古城。その一室に、ヘンリック(長塚京三)が、旧友コンラッド(益岡 徹)との、41年ぶりの再会を待ちわびている。 共に75歳。傍らには、妻クリスティナは、もういない。 かつてヘンリックの乳母であった、ニーニ(樫山文枝)がいるだけだ。 ヘンリックにとって、この再会は友好的な邂逅ではなく、復讐に近い波乱の対決である。感想はこちらに書いています。
2008.05.21
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「近代能楽集」 三島由紀夫 新潮文庫以前から持っていたものは平成6年の35刷で360円でした。かなり茶色く変色し、字がつぶれて読みにくくなっています。こういう年季の入った本、好きですが、今度台本として使う予定なので、新たに買いました。平成18年の47刷。460円白い!字が大きい!ページ数が多い!なんてことに驚いてる場合じゃなくて、今までは「本」として読んでいましたが、これを「台本」として読めるとはワクワクするなぁ。かなり手強そうだけど。当然ですが、「台本」として読むと全然違います。どう読んでもおもしろいですけどね。近代能楽集改版
2008.05.20
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久しぶりに「ごくせん」を見てみました。2002年の第1シリーズには小栗旬くんとか松本潤くんとか沢村一樹さんとかが出てましたよね。第2シリーズは2005年で亀梨和也くんとか小出恵介くん。仲間さんは変わりなくきれいで元気で強いですね。もう赤いジャージじゃないんですね。私は生瀬勝久さんや金子賢さんのような個性的な俳優さんが好きです。あのインパクトのある強いキャラクター作りが。今回はそういう役者さんが今までより少ないような。今回のシリーズは見ていませんが、あまりよくない評も目にするので、どんなかな、と思って見てみました。確かにいつかどこかで見たようなストーリーで、始まってすぐに展開がわかってしまうので早々に興味がなくなってしまいます。役者さんの強いキャラクターが出ていればストーリーにかかわらず見続けるのですが、高校生たちはみんないい子でイケメンで清潔感いっぱいで、アクの強さがなくみんな同じに見えてしまって。おなじみの暴力での解決もなんだかなぁ、と思ってしまうし。第3シリーズともなると難しいですね。
2008.05.18
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これも次回公演の参考として読みました。前に読んだ「戒厳令の夜」は〈サンチャゴに雨が降っています〉というラジオのアナウンサーの声がラストになっていますが、この本はそこから始まっています。これは1973年9月11日晴天の朝に南米・チリで流れたクーデター勃発を知らせる暗号のアナウンスです。この朝からすべての人の人生が狂い、運命が変わっていく・・・女も男もそして幼なじみの二人は宿命の対決へ独裁と自由とテロと暗殺と戦闘と裏の力を持つ日本人の秘密否応なく巻き込まれ闘う日本人ジャーナリスト絡み合う人間関係サスペンスとアクションとロマンと心理劇これも一気に読ませます。この内乱のチリが舞台の次回公演(9月)どうなるのかドキドキです。「わが魂は輝く水なり」など観劇の感想などはこちらに書いています。
2008.05.16
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下北沢でひょんな偶然があったり、公演を手伝ったり、観たり、演劇ワークショップに出たりしておもしろい1日でした。くわしくはこちらに書いています。
2008.05.14
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新潮文庫五木寛之の本はあまり読んだことがありませんでした。「ベストセラー」とつくとすぐには手を出さないひねくれものだったので。次回公演の参考資料として読んだのですが、おもしろかった。美術研究生くずれのジャーナリストが出張先の福岡でふと見かけた1枚の絵から日本を敵に回し、クーデター前夜のチリに逃亡。その間にはさまざまな現実ばなれした人々との出会いやとんでもない冒険や事件や別れや、なんとも壮大な物語です。登場する人物たちがとても魅力的です。それも一癖も二癖もある強者ばかり。私はチリのクーデターについて知りたかったのですが、冒頭の4人の同名の芸術家の死がラストに結びつきます。ナチス時代に密かに日本に持ち込まれた絵画、それをひた隠す日本の政治家たち暴こうとする主人公たちと軍部との戦い、危機一髪の逃亡。アクションあり、古代ロマンあり、ミステリーありで飽きずに一気に読まされます。1980年に映画化もされたようなので観てみたいのですが、DVDにはなっていないみたいだし。
2008.05.12
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今年参加しているスタジオの講師のみなさんの所属する劇団に今月から7月まで3ヶ月連続公演というすさまじい企画がありまして、昨日がその初日でした。私も昨日今日と会場案内のお手伝いなどさせていただきました。「最後の1フィート~一遍の映画を巡る3つの物語~」 ◆日程 2008年5月10日(土)~18日(日) 5/10(土)18時 5/11(日)13時、18時 5/12(月)19時 5/13(火)19時 5/14(水)14時、19時 5/15(木)19時 5/16(金)19時 5/17(土)13時、18時 5/18(日)14時 ◆場所 下北沢 小劇場楽園 ◆キャスト 宇田川美樹 宮岡あづさ 小沢和之 妹尾伸一 平川洋祐 土屋兼久 椎名亜音 太田真由美 佐藤沙予 高木順巨(演劇ユニット日の丸エンジン) ◆チケット 前売3000円/当日3300円 らぶろく会員2800円 高校生以下2000円(学生証提示) 【全席自由】 ◆あらすじ 「だからずっと見つめ続けるんだ・・・最後の1フィートまで」 一篇の映画を宣伝するために走り回った人々 一篇の映画で問題が発生した人々 一篇の映画で何かを思い出した人々 小さな小さな一篇の映画を巡る、小さな小さな3つの奇跡の物語。 第一話 「アルペジオ」 第二話 「あの場所であの時間に起こった出来事」 第三話 「最後の1フィート」 3つの短編からなる一本のお芝居。 物語は、とある映画を巡って様々な人々が交差する人間模様を描きます。 映画というフィルターを通して、登場人物達は一体、何を語ってくれるのでしょう。 そして、"最後の1フィート"が意味するものとは・・・? 楽園は小さな劇場ですが、その空間を生かしたあったかな舞台です。当日券もあるようですので、是非いらしてください。劇団6番シード公式サイト
2008.05.11
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4月はあまり出かけられなかったので、DVDを見ました。なるべく今まであまり見なかったような作品にチャレンジしてみました。日本の古い映画の良さを再発見できたのがよかったです。「ラ・マンチャの男」ミュージカル「MISHIMAワークショッププロジェクト」流山児事務所「東京俳優市場」映画「ダージリン急行」以下DVD「D.ミリガンの客」劇団6番シード公演DVD「理由」「時効警察」(テレビドラマ)「ライムライト」「眠狂四郎悪女狩り」「砂の器」「阿修羅城の瞳」「夫婦善哉」「北京ヴァイオリン」「小さな中国のお針子」「クワイエットルームにようこそ」それぞれについての感想はこちらに書いています。
2008.05.05
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これは「『理由』が映画になった理由」というメイキングもおもしろいですね。大林監督自らがこの「映画化不可能」と言われた宮部みゆきの原作に挑戦したことについて「誰も見たことがないもの、実験的、冒険的なもの、って実は僕たちが見たいんだよね。」「宮部さんはミステリーで僕はファンタジーで日本の良さを残そう、ってわけさ。」と語っています。撮影に関わるスタッフさんへの目が優しいのね、それに応える若いスタッフさんたちの夢を語る顔がいいよね。それに対する監督の「夢を持ち続けるといつか実現するんだよね。いい夢を見ようね。」って応援する言葉もいいよね。もちろん107人の超豪華俳優陣が貴重な映画です。それも全員ノーメークだって。「50年60年生きてきてせっかく出来たシワやシミなんだからさ。」と監督。それに南田洋子さんが「監督にノーメークって言われて、あー、よかった、って思ったの。」なんてね。とにかくものすごい数の俳優さんが出てるんだけど、どの人どのシーンもリアリティ、存在感があって、ちゃんとそこで生きてるんだよね。で、それぞれの役者さんたちはそれがどう映像化されるか出来上がるまでわからない、っていう撮り方。それについて監督は「俳優はただその場を一生懸命生きてるんだよ。与えられた場だけを生きる、前後のことはわからない、生きてるってそんなもんでしょ。」そしてそのリアリティを創るためにスタッフさんたちの映像にはならないところでのものすごい尽力がある。「俳優はただ与えられた場だけを一生懸命に生きる」っていろいろと通じるところがあるなぁ、と感じました。役者さんたちの個性あふれる競演にニヤリとするところが多いです。でも、ぶっちゃけこの「ドキュメンタリータッチ」の映画、私は俳優さんたちの演技や映画や原作に興味があったからかなり楽しめましたが、(懐かしい日本の下町の「絵」や「空」や「明かり」もよかったしね)ちょっと長いと感じる人もいるかもなぁ、とは思いました。
2008.04.27
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オダギリジョーさんはクセのあるワルキャラよりこういうほのぼのゆるい系キャラのほうがいいような気がします。まあ、私は好みです。このドラマ、テレビで放映中はあまり見ていなかったのですが、レンタルで何気なく手にしました。一応ミステリー(?)で謎解きの体ですが、ストーリーや犯人捜しは割とどうでもよくて(?)時効課の面々(オダギリジョー, 麻生久美子, 豊原功補, ふせえり, 光石研、岩松了など)の濃いキャラクターと各話の犯人役のメインゲスト以外にもサブゲスト(こんなことばあるの?)の役者さんたち(佐藤蛾次郎、田山涼成、根岸季衣、麿赤児、笹野高史、岡本信人、 犬山イヌコ、片桐はいりなど)がもう豪華でたまりません。ほんの短いシーンなのにバッチリ印象に残るキャラクター創り、インパクトのある登場。勉強になるわぁ。いや、ボックスで買うことはないと思いますけど・・・
2008.04.27
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昨日はー『映画』でレッスン・1日ワークショップーというのに参加してきました。 「一日のうちに映画を観て、印象的な場面をピックアップそしてエクササイズ(本読み、立ち稽古)。」という企画です。1日単発なのですが、今日の教材はチャップリンの「ライムライト」。まあ、この作品だったから参加しようという気になったのですが。私はチャップリンは無声映画時代のものよりも、おなじみのメークも扮装もなく、チャップリン自身と重なるような往年の喜劇役者の悲哀をにじませるこの作品のほうが好きです。今は人気もなくなって酒浸りの日を送る老喜劇役者カルベロが自殺未遂をはかったバレリーナ、テリーを励まし生きることのすばらしさを説く台詞の数々、一途に彼を愛してるというテリーの可憐さとそれに応えられずに彼女の元を去るカルベロ、復帰の舞台でのチャップリンとキートンの貴重な共演シーンなど、見所は満載です。で、今日はこの映画の一部分カルベロが精神的なことで歩けなくなったテリーを励ます場面と舞台でまったく客に受けず、自分のコメディアンとしてのプライドをずたずたにされたカルベロを今度はテリーが励ます場面の2つを取り出して本読みと立ち稽古をしました。こんな機会もなかなかないので楽しかったですよ。
2008.04.27
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amazonより一部抜粋 (・・・シアターコクーンの公演プログラム「COCOON」に連載された「ニナガワ・オデュッセイ」を再構成したもので、国境を越えて活躍している各界の人物と蜷川の対談集。山本耀司や安藤忠雄、藤原新也、村上龍など、活躍しているフィールドや年齢もさまざま。蜷川が「才能のある人たちというのは、どうして率直で開かれた感じがするのだろうか」と書いているとおり、招かれた各界の第一人者たちは、驚くほど饒舌(じょうぜつ)に、既存の価値観への「反逆」と新たな「クリエイション」を語り尽くしている。・・・)私は市川猿之助さんや、野田秀樹さんとサイモン・マクバーニーさん、真田広之さんと熊川哲也さんなど舞台表現者同士で盛り上がっている回がやはりおもしろかったです。海外で闘うことについて語った山本耀司さん、後藤繁雄さんの回もおもしろかった。「世界と勝負」してきた人たちの言葉は重みがあります。常に新しいものを求め、世界とそして自分と闘い続ける姿勢はすさまじくもあり、潔くもあり、その歯に衣着せぬ物言いは爽快です。先日読んだ「闘う劇場」でも思ったのですが、蜷川さんは幾度となくご自身の「老い」について言及されています。「俺さ、老いさらばえて、侘びだ寂だって随筆を書くような日本の老人になりたくない。迷惑な老人になりたいんです。日本の今ある感性を超える、普通の人よりちょっと広い一歩で国境を越えるぞという、そういう人たちがおもしろいんでね。こんなつまらない日本で順応していても面白くないから、迷惑なジジイでいこうかなって頑張ってるんですけどね。」これは2002年発行ですが、それから6年、「迷惑ジジィ」路線(?!)を爆走していらっしゃるようです。日常ネタはこちらに書いています。
2008.04.24
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ご訪問ありがとうございます。2004年あたりからブログを始めてあちこちいろいろ試してみました。こちらのブログは最近始めたばかりなのですが、今後は更新が減ると思います。みなさんのところにはおじゃまさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。4月からはここで書いています。よろしかったらお立ち寄りください。 ↓http://misakichi4.exblog.jp/
2008.04.21
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?僕が笑い、泣き、闘った舞台のすべて (NHKライブラリー)蜷川 幸雄 / /日本放送出版協会この1ヶ月で「身毒丸」としたまゴールドシアターの稽古場公演「想い出の日本一萬年」を観たこともあって、ちょっと改めて蜷川さんの本など読んでいます。これは1999年出版ですが、蜷川さんの「闘う」姿勢はとどまるところを知らないようです。 この時63歳だった蜷川さんは「ぼくはくそ爺になっていないか?」「自己模倣に堕していないか?」「過去の実績に満足して権威的な説教爺になっていないか?」と常に自問しています。「世界のNINAGAWA」こそが彼の最大の敵なのかもしれません。この時から10年近くが経っていますが、蜷川さんの闘いはまだまだ続いているようです。ー皆に「蜷川は最後まで現場の人だった。それにしてもしょうがないほどの傾き(かぶき)者だった」と思わせたいのである。ー蜷川さんは自他共に認める大成した演出家で、その上演作品はいつも満員御礼、チケットはすぐに完売、それこそ雲の上のような人ですが、どんなに名声を得てもまわりがどんなに評価してくれても、常に自分に深く問いかけ、挑んでくる「NINAGAWA」がいるのでしょう。蜷川さんの、「演劇なんて芸術じゃあねえよ、芸能だよ、でも、芸能もちょっと怖いだろ?」という姿勢や千のナイフを持つ「彼」や洗濯物を干しながら「この頃芝居観に行けなくてごめんなさい。」とあやまった「彼女」を常に意識しているところに、ほんわかしたものを感じます。もちろん作品作りに対する厳しさ鋭さは当然感じますが。宇崎竜童さんのインタビューもよかったなぁ、プロですねぇ。
2008.04.17
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<内容>織田作之助の有名小説を豊田四郎監督が映画化、日本を代表する名優・森繁久彌を主演に迎えた人情恋愛映画。売れっ子芸者・蝶子と、化粧問屋の息子・柳吉が駆け落ち。親に勘当され、お金も底をつき、ふたりきりの生活は徐々に苦しくなっていく。<アーティスト/キャスト>織田作之助 (原作者) 豊田四郎 (監督) 八住利雄 (脚本)森繁久弥 (出演者) 淡島千景 (出演者) 司葉子 (出演者) 浪花千栄子 (出演者) 他メディア:DVD収録時間:121分カラー:モノクロ発売日:2005/02/25昭和30年の作品で舞台は昭和7年頃の大阪。森繁久弥さんのダメ男ぶりが絶品です。大店のぼんぼんが芸者と駆け落ちして、親からも勘当され一人娘とも会えなくなり・・・もうぐだぐだでいいかげんで頼りにならなくて弱虫で甘えん坊でわがままでどーしようもないのに憎めなくてめちゃめちゃかわいい男です。これじゃあ、女も尽くしちゃうよねぇ。大阪弁がまたいいですわ。のんびりしたテンポも会話の間合いも心地いいです。
2008.04.13
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製作:リズ・ファヨル 監督・原作・脚本:ダイ・シージエ 撮影:ジャン=マリー・ドルージュ 衣装:トン・ファミャオ 美術:ツァオ・ジューピン 編集:ジュリア・グレコリー/リュック・バルニエ 出演:ジョウ・シュン/チュン・コン/リィウ・イエ 他 (文化大革命時代の中国。青年ルオとマーは、反革命分子の子として山奥深くの村に送り込まれる。だがそこで、美しい少女に出会い、たちまち恋に落ちる。だが少女は見知らぬ世界を夢見て、旅立つことに。)「中国の植物学者の娘たち」と同じ監督です。風景や音楽がどことなく似ているような。「文化大革命時代の中国」って、とてもこんな牧歌的な空気ではなかったでしょうから、その時代を知る中国の人々はどう思うのでしょう?映画自体はそこそこ楽しめました。読むことを禁止されると盗んででも手に入れたいほど本に餓える、ってわかるような気がします。「1冊の本で人生が変わることもある」ということもありそうです。ファンタジーとして見れば、ラストのストーリー展開の甘さもまぁいいか、と思えます。
2008.04.12
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加賀まりこ 著2004年発行新潮社 1400円ご紹介しようとして検索してみたら出てきませんでした。もう出してないのかしら。加賀まりこさんは私が大好きな女優さんのひとりです。この本もまりこさんの元気の秘密がたくさんつまっていて、読むとこちらも元気になります。演劇関連のテーマを作成しました。今後今まで読んだ本のご紹介などもこちらに移していこうかと思っています。
2008.04.12
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テレビとは違って余計なエピソードがなくてストレートにストーリーが展開。これはこれでよかったわ。テレビでは横道にそれるエピソードや味のある脇役さんたちが多くてつっこみながら楽しんでいました。映画ではそれがないので、なんだか早送りで見ているようでした。あっさりしすぎて物足りないとも言えますが、その分父と子の絆にフォーカスがしっかり当たっていました。小春役のタン・ユンは繊細で多感な少年を好演、ヴァイオリンを弾いている姿がとてもストイックでした。ヴァイオリンを弾くシーンが雰囲気あるなあと思ったら、実際にコンクールで5位に入賞し、この映画がきっかけで北京の音楽学校に入学したという音楽少年でした。監督・出演チェン・カイコー出演タン・ユンリウ・ペイチーチェン・ホンワン・チーウェン
2008.04.11
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なんとも形容しがたい、ありそうなシュールさ(?)冒頭でビル・マーレイが走り出した列車を追って登場なぜか追い抜かれてその後ラストまで出てこず。まったく心のつながっていないいかにも合わなさそうな3兄弟が強引にインド旅行。前半はインドの観光フィルムかとも思えるようなのんびりした車窓風景にふと眠気を誘われる。3兄弟は適度に言い争ったりしている。問題を起こして突然列車から降ろされたり、川で溺れている子どもを全力で助けたり、(ひとりは助けられなかった・・・)それなりに急展開があり、しばらく会えなかった母親に会いに行くというイベントもあり、でも、どれもなぜか自然に流れ、途中旅が終わりそうな時は「えっ、もう終わっちゃうの?」と思い、それからも続いてもそれはそれで受け入れてしまい、エンドロールが流れる頃にはなぜか自分がニヤニヤしているのに気づいて、これっておもしろかったかも、なんてつぶやいていました。ま、インドでスピリチュアルなんてまんまじゃないの、とか、これ、インドの人が見たらアメリカ映画の中のへんてこなNipponみたいな感じなのかしら、とは思いましたが。
2008.04.11
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Space早稲田流山児☆事務所MISHIMAワークショッププロジェクトVOL.1三島由紀夫の「近代能楽集」から「綾の鼓」と「道成寺」4月2日(水)~7日(月)若い人たちが汗だくで熱演してた。プロローグに寺山修司との対談をもってきたりしておもしろいオープニングだった。ワークショップっぽい実験がいっぱいあった。いろいろなフォーメーションが出てきたので、ちょうど今週のレッスンでやった「創作」を思い出した。タイムリー。ハードな稽古だったろうなぁ。でもおもしろそう。カラダと声とコトバをフル活用してた。声がかなりかすれている人もいた。「転倒した性」もいいんだけど、アイデアもおもしろいんだけど、中盤で男女が服を取り替えるのは・・・。だって汗だくなの見てるんだもん。これを機会に「近代能楽集」を読み直した。MISHIMAって繊細なイメージなんだけど、こんなふうにダイナミックに遊んじゃうのもあり、なのかな。好き嫌いは別にして。近代能楽集 1
2008.04.03
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千のナイフ、千の目これは初版が1993年で古くは1977年の「紙上演出・夜叉ケ池」まで載っていますから今から20~30年前の蜷川さんの演劇遍歴や演出家としての考えがまとめられています。今日のさいたまゴールド・シアターの公演を観る前に読んだので、タイムリーでした。清水邦夫作品の「真情あふるる軽薄さ」や「日本一萬年」を上演した「劇団現代人劇場」のことなどがまだ生々しく語られています。初演の「日本一萬年」には蟹江敬三さん、石橋連司さん、真山知子さんが出演なさっていたそうです。当時の演劇青年たちの血気盛んな、とんがったエネルギーのようなものを感じます。その後商業演劇の演出家に転じた後のことも具体的な舞台や俳優のエピソードなどを交えて興味深く語られます。この当時の70年代の作品には蜷川さんもいろいろ思い入れがあるんだろうなぁ、と勝手に想像したりしました。この本の中で蜷川さん自身がインタビュアーになって蜷川幸雄にインタビューするというページがあるのですが、その中で「ガラスの仮面」についての質問があり、それについての蜷川さんの答えは、ー (略)貧しい少女が逆境と闘って成長してゆくという構造は「おしん」です。あれにどんな意味づけをしろというのでしょう。それについて長い評論を書いた人もいるというので驚いています。世の中には、なににでも意味をつけられる人がいるものですね。あの人たちには、生活がないのでしょう、ぼくは笑っちゃいますよ。ーとなっています。それが今年の8月にはこの「ガラスの仮面」を舞台化なさるとのこと。蜷川さんに一体どんな心境の変化(?)があったのか気になります。この本の中で蜷川さんは「俳優教育」についても語っていますが、その後ずっと様々な形でそれを実践し、自らも常に前に進んでいる姿には驚嘆します。ところできょう芸術劇場に行ったときにいただいてきた「埼玉アーツシアター通信」3-4月号を読むと、今回のゴールド・シアターの稽古の様子が載っていました。蜷川さんが同年配の人たちと創る作品にいつもの舞台とはまた違った楽しさを感じているのが感じられます。[NINAGAWA 千の目(まなざし)]は藤原竜也さんとの新春対談でした。
2008.03.29
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蜷川幸雄と「さいたまゴールド・シアター」の500日今日はその。前の日記に書いた「さいたまゴールド・シアター」の「想い出の日本一萬年」を観て来ました。1970年初演の清水邦夫作のこの作品を38年ぶりにゴールド・シアターで。マチネを観たのですが、今日は2公演、お疲れさまです。このシアターは2006年4月に蜷川氏70歳で発足、オーディションには定員20人に1266人が応募結果的に48人が合格、ということでテレビやマスコミでも大きく取り上げられました。これだけの人が応募したということに世間は驚いたのではないでしょうか。それだけ中高年に潜在しているエネルギーは大きいのではないでしょうか。私もテレビでオーディションの様子を見ながら羨ましく思った一人ですが、その時は年齢も達していなくて応募すらできないことがとても残念でした。いつかは、と思っていたらそれ以降は団員の募集はないそうです。それはだれもやめないから、と蜷川さんが本の中で笑いながらおっしゃっています。だれもやめない、というのもそれだけ充実した時間を過ごしているということに違いなく、羨望しつつもみなさんを応援したいと思います。舞台はエネルギーにあふれた力強いものでした。それぞれが自分の人生を反映させた作品でひとりひとりに存在感がありました。かすれた声もおぼつかない足どりさえも個性にしていました。この作品、「70年代」でした。何というか空気が。このシアターにずっと興味を持っていたもののなかなか公演は見に行けなかったのですが、蜷川さんの他の舞台は割と観ているので、その違いに(当たり前なのですが)ちょっと不思議な感覚を味わいました。今後もできるだけ公演に行こうと思います。次回は6月に本公演が決まったそうです。この公演は明日までです。
2008.03.29
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「55歳以上限定、最高齢者は81歳の「高齢者劇団」の誕生から、第一回の公演を終えるまでの、500日間のドキュメンタリー」「当初、200300人の応募があればと見込んでいたのが、希望者が1200人を超えたのは当事者が驚くほど、予想外の出来事。それほど、新たな人生への期待と、やりのこしてきた思いを抱く人たちが数多くいたということだろう。」「 オーディションにあたって蜷川は、書類選考で足きりをするのではなく、15日間延べ78時間をかけ、応募者全員を面接した。」この第1回の募集の時はマスコミにも随分取り上げられてオーディションの様子がニュースで流れたりしましたね。私も年齢に達していたら応募したかった。実を言うと年齢に達したら受けてみたいと思っていましたが、第2回以降の募集は当分なさそうです。それにしてもこのシアターの奮戦ぶりに驚嘆すると同時にこれだけのエネルギーを喚起するものがやはり演劇にはあるんだなあと改めて思います。「団塊の世代」だの「高齢化社会」だの言われて久しいですが、いわゆる「中高年」の潜在エネルギーはかなりのものでしょう。その受け皿は「模索中」ということでしょうか。ちょっと検索してみたらいわゆる「中高年向け」の演劇ワークショップや劇団があちこちで生まれているようです。と、この本を読んだのは昨年末で、他ブログにアップしていたのですが、ちょっとこちらでもご紹介を。その後今年に入って私も45歳以上向けの演劇レッスンに通っています。
2008.03.29
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日生劇場で「ベガーズオペラ」を観てきました。ジョン・ゲイ 原作ジョン・ケアード 脚色・演出キャスト 内野聖陽 笹本玲奈 島田歌穂 橋本さとし 村井国夫 森公美子 他ミュージカルはあまり観ないのですが、話題作はとりあえず観ておこうかな、ということで出かけました。内野さん、橋本さんも出てるし。舞台上両袖に客席が作られていて、開演前からキャストが観客に話しかけたり、荷物運びや掃除をさせたりしていました。芝居の中でも出演者たちから同意を求められたり、内野さんと握手したり、お膝に乗っけられたり、ラストではステージに引っ張り出されてキャストと一緒にダンス。これはフアンにはたまらないでしょうね。まあ、私は2階なので、高見の見物(?)でしたけど。2回の休憩中にはベガー(乞食)たちが「おもらい」にまわっていました。2階席にもちゃんと来てサービスしていきました。この作品の時代は日本では吉宗の時代だったということで「もし、目安箱があったら、お前何て書く?」「そりゃあ、お前、乞食にも休憩させろ、さ。」なんて掛け合いもあって笑えた。大劇場での大エンターティメント。魅力的なスターたちの歌と踊り。おもしろくないはずはないのですが。舞台美術はすばらしいし、内野さんはセクシーだし、橋本さんはすてきだし(甘くてクールだわ)・・・ストーリーは悪(ワル)たちの世界だから私好みだし。でも、なぁ、2回の休憩のたびに「えっ、もう?」って思うのに、なぜか3時間半は長く感じる。やっぱりミュージカルはあまり合っていないのかも。ストーリーは単純なのに、歌が入るから(当たり前だけど)進みが遅く感じて一瞬意識が遠のく・・・(あのすばらしい歌唱力になぜ?)席が遠いということもあると思います。もちろん1階席のチケットが高いということもあるのですが、最近は大きな劇場では2階3階から全体的に観るのが好きです。観客の様子もよく見えるし。(このあたりが醒めた見方になる原因なのかな)完璧なミザンだな、とか、さすがの間合い、演技、オーラ、とひたすら感心。照明や音響もおもしろいし。なにより観客を楽しませようというプロ意識にあふれています。でも、なにか物足りない・・・あ、もちろんおもしろかったですよ。ストーリーはわかりやすいし、愛だの正義だのが全面に出るものより、こういう底辺の人たち、それもとびきりのワルたちは魅力があります。いかにもワルな台詞たちもおもしろかった。こんな大きな劇場でこんなに大勢の人間を一気に非日常の世界に誘うなんてすごいことです。でも、私はやっぱりあんまり大きくない劇場のストレート芝居のほうが好きかも。
2008.03.23
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最終回だったわけですが・・・「 血の繋がっていない息子をバイオリニストにするために全てを捧げる父親と、そんな父を愛しながらも、顔も知らない母への思いを断ち切ることができない少年。昔ながらの風情が残る美しい水郷の街と、目覚しい発展を遂げる大都市北京、そして数々のクラシックの名曲をバックに織り成す感動のストーリー。」映画が先にあってそのドラマ化だそうで、24話ありました。韓国ドラマ、台湾ドラマと来て中国ドラマか、という軽いノリで見始めたのですが、つっこみどころが満載でついはまってしまいました。イケメンは出てこないし、セクシーシーンはないし、どちらかと言うとダサイ感が漂ってるし、ダメなヤツばかりだし。主演の男の子(ジャーヤン・サンジュ 役名 小春 シャオ・チュン)はなんだか小生意気だし。でも、見ているうちにどんどんかわいくなってくるんですね、この小春が。その純粋ぶりと天才ぶりに応援したくなるし、育ての父親の真っ直ぐぶりと息子への過剰なまでの愛情に、おいおい、とつっこみながらも微笑ましいし、北京に出て行ってからのバイオリンにまつわる2転3転のストーリー展開やら、次々に登場する個性豊かなキャラクターたちにはほんと、楽しませてもらいました。ありえない展開も多くて、これで最終回はどうまとまるのかとハラハラしながら見たのに、ありえないまま、なんの解決も展望もないまま置き去りにされた気分で終わってしまいました。最後までそんなだったことが逆に納得、というか。あまりの大ざっぱっぷりにさすが中国と思ったり。終わっちゃってちょっとさみしいなぁ。って、あまり見てる人いないみたいですけど。
2008.03.22
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彩の国さいたま芸術劇場で蜷川幸雄演出の「身毒丸 復活」を観た夜に蜷川実花監督の「さくらん」を観ました。DVDの実花監督のインタビューの画像が 蜷川幸雄監督に驚くほど顔もしぐさも似ています。 って、親子だから当たり前か。 でも、しぐさまで似ちゃうんですよねえ、親子って。 カスタマーレビューを見たら酷評が多くて逆にびっくり。 土屋アンナがイメージに合っていない、という声もありましたが、まあ私は原作を読んでいないし、あの画もあまり好きなタイプではありませんが、土屋アンナさんは「下妻物語」からちょっと興味がありますね。 この映画自体は女の子好みかな。色使いとかコスプレとか。 色男さんたちも出てきますが、 (小栗旬くんとか長塚圭史さんがちらっと出ていたり、あっ、でも忌野清志郎さんを見逃した) 石橋蓮司さんや市川左團次さんの渋さがいいなぁ。 夏木マリさんもかなり好きな女優さんです。もちろん女優さんメインですが、あっけらかんとして全体的にサバサバして がんばれ!女の子! って印象でした。 私は特に思い入れがあったわけではないので、普通に楽しみました。お客をとってお仕事している姿がちっともエロティックじゃないのが逆におもしろかったです。おお、がんばってるなぁ、って感じで。女の子が元気な作品は好きですね。ラストはねぇ、ありゃりゃ、それあり?でしたけど。ま、かたいこと言わずにエンターティメントとして楽しめるんじゃないかな。 さくらん / 土屋アンナ
2008.03.21
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今日は嵐の中観劇4本立て。 (信号待ちしている間に傘がこわれました。) 若い知人の出ている芝居を見に行ったのですが、演劇フェスティバルのようなイベントだったのでそのあとも引き続き2本見ました。1時間以内の芝居でしたが、連続3本はさすがにちょっと疲れました。こんなふうにいろいろな劇団の発表の場があることはいいことだと思います。遅いランチのあと銀座へ。 銀座みゆき館劇場で今度は同年配の知人の舞台を観劇。 (office force 「事故」)みゆき館劇場の隣に同じ名前のカフェがあるのですが、少し早めに行ってそこのパフェとコーヒーを。すっごくおいしかったー!!! そのおいしさとギャルソンのおにいさんのスマイルに悦に入りつつ雨の銀座の往来を眺めていたら偶然同じ芝居を見に来た知人もやってきておしゃべり。互いの演劇情報などを交換したりして盛り上がりました。芝居はフリートリヒ・デュレンマット 原作ということですが、人里離れた一軒家を偶然訪れた主人公がそこで「裁判ゲーム」に参加する・・・というサスペンスタッチのなかなかおもしろい脚本でした。ニール・サイモン(2)4本のうちの1本はこの本をヒントにしたコメディでした。
2008.03.20
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「1970年代のヒット歌謡曲、フォークソングを散りばめた新感覚のミュージカル『歌謡シアター「ラムネ」木綿のハンカチーフ編』会場はコマ劇場の向かいの新宿FACE作・演出/田村孝裕(ONEOR8)出演/小西遼生、松田沙紀、東山光明、植木豪(PaniCrew)、麻生かほ里、エンレイ、竹田侑美代、野添義弘(SET)《使用楽曲》は「木綿のハンカチーフ」(太田裕美)「学園天国」(フィンガー5)「ハートのエースが出てこない」(キャンディーズ)「東京」(マイペース)「初恋」(村下孝蔵)「五番街のマリーへ」(ペドロ&カプリシャス)ほか多数(※オリジナル・アーティストによる歌唱ではありません)ということで、なつかしさ満載。全部知ってた。メインキャストは男の子はかっこよく、女の子はかわいかったです。よく足上がるなぁ。元気に歌い踊っていましたよ。若い人が溌剌と動くのはいいなぁ。彼らに混じって歌い踊るおじさん(すみません)、見たことあると思ったらSETの野添義弘さん。若い子に負けじと汗をふきふきがんばっていました。いいなぁ。ミュージカルというよりは歌謡ショー、ストーリーの流れの中にヒット曲をうまくはさんでそこに登場人物の気持ちを入れていく、という構成です。ストーリーはサブタイトルを見ただけで予想がつきますが、そのまんまなのもごあいきょう。これがまた妙に70年代でなつかしかったですね。なんか自分の中学生時代とか北海道から東京に出てきた頃のこととか思い出しました。かなりオーバーラップしてます。上野駅で夜行列車に乗って「なごり雪」でした。私はイルカより「風」のほうが好き。その頃のヒット曲というのが多分今までで一番歌を聞いていた時期のものなんですよね。ほとんど歌えますもんね。今はありえない。それぞれのキャラクターがかなりはっきりしていたのでとてもわかりやすかった。(わかりやすすぎ?)どうしても似てしまうところもあったけど。野添さんや麻生さんの濃いキャラクター作りはさすがです。これくらいやっちゃったほうがいいってことなんだなぁといまさら納得。ということで意外と(すみません)楽しめました。カラオケ行きたくなったけど、混んでました。(オムニバス) DREAM PRICE 1500 / 愛と青春のヒット・ストーリー1975(CD)
2008.03.19
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レビューを読むと好悪がかなり別れていますが、それはよくわかります。「半隠遁? いい気なモンだ。」「ふざけるな?! 何様のつもりだ!」という声が聞こえてきそうです。「自分のための時間を確保せよ」「自己中心的に生きよ」「世間と妥協するな」「社会的に有益な仕事から手を引く」「出たくない集まりには出ない」とくれば、「みんなそうしたくても出来ないんだよ!」という反論が来そうです。著者が言うように「みんなが〈半隠遁〉する心配はない」でしょう。だって大多数の人々は「隠遁生活したいよ。」なんて言いながら、毎日通勤電車に乗って、世間と妥協しながら、やりたくもないことをやっているんですものね。みんながこんな生活に入ったら大変なことになりますしね。大体経済的な心配がなくて初めて出来ることですから。なんだかんだ言って著者には地位も名声も経済力も十分にあるわけですからね。でも、「善人、悪人」についてや、「職人気質が嫌い」やら、文豪たちの裏話やら(太宰や芥川、三島など)、「会いたくない権利」やらはエッセイとして読んで、そういう人もいるよね、と思えるし、ご専門の哲学者たちの引用も身近に感じられました。「『まもなく死んでしまう』のだから本当に自分にとって大切なことは何か考えよう」というのもアリだと思いました。特にすぐにこの著者の別の本を読もう、とまでは思いませんが、こういうことを堂々と本に出来て、しかも売れている(のかな?よくわからないけど)のは大学教授でしかも「哲学」ということもあるのでしょうね。実際に「そんな生活も出来たらしてみたいもんだよ。」と思っている人も多いということかしら。やっぱり「いい気なモンだ!」と思う人も多いでしょうねぇ、うぅむ。結局「哲学をしたければしなさい。やめたくなったらやめなさい」ということかな。私も早期退職して1年がたとうとしていますが、何というか、妙なストレスは減りましたね、確かに。多少の後ろめたさを感じることもありますし、「好きなことに打ち込めていいですねぇ。」などと言われたりしますが、「いい気なモンだ」と思われてるんだろうなぁ、と思ったり。経済的な心配も当然あるわけですし。著者が言うように「社会での替わり」はいくらでもいるわけです。私が仕事を辞めたってだれも困らないし、私が好きなことしていたって誰に迷惑をかけるわけでもない。(とも言い切れないけど)この「自分がいなくてもだれも困らない。」ことを認めるのって、実はちょっと怖いことなのかもしれませんね。それから「他人に嫌われるのなんてなんてことない。」と開き直ることも。「やりたくないことはなるべくやらない」って、意外とできちゃうものなんだなあ、とも辞めてから思いました。もちろん完全には無理ですが。「人生を変えよう」というのも、自分がそう決めれば出来るものですね。もちろん全部自分が引き受けるなら、ですが。「やりたくてやっている」演劇生活もこれまた目に見えるものなどなにもなく、出来ないことだけがやればやるほど見えてきていますが、少なくとも誰を恨むことも出来ないし、誰を羨むこともないし、「自分と向き合う」という気恥ずかしいことを「相手を受け入れる」というオソロシイことを心身の鍛練とともに続けるしかないんですけどね。
2008.03.19
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ジャンルに「演劇」がなくて残念です。昨日からこちらのブログに登録してみましたが、どうやら演劇関連は「映画・TV」に入っているようですね。とりあえず今年今までに観た舞台と映画をメモしてみます。1月「エキストラ」 劇団東京ヴォードヴィルショー「ペテン師と詐欺師」 日生劇場映画「ジェシー・ジェイムズの暗殺」「裸足」 だるま座アトリエ発表会「うちに来るって本気ですか?」 3L「泥棒温泉」 OIL30’s「チェーホフ短編集」 あうるすぽっと「肝っ玉おっ母とその子供たち」 Theatre10102月映画「中国の植物学者の娘たち」映画「ぜんぶフィデルのせい」「ドン・キホーテ」 パリ座「谷間の女たち」 文学座研修科卒業公演3月映画「ラスト・コーション」「眠りのともだち」 イキウメ「人間合格」 サザンシアター「長崎ぶらぶら節」 文学座70周年記念公演映画「夜明けの記憶」「身毒丸」 彩の国さいたま芸術劇場2007年は舞台・映画をDVDなども含むと85本くらい観ました。今年も100本くらいは観たいと思っています。演劇修行中なので、今年はジャンルにこだわらず多様な作品を観て勉強しようと思います。太宰治に聞く
2008.03.18
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