ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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September 24, 2007
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おとといから、「The NOTEBOOK」の訳書を読み始めました。

原書と訳書を読み比べてみるのは初めてでした。

そして、がっかりしてしまいました・・・。

翻訳勉強中の私が、プロの翻訳家の仕事にケチをつけるなんておこがましいのですが。
一読者として言わせてもらうならば、

「もったいない!!」

と、思いました。
原書の静かな穏やかな語り口、そこここに感じられる余韻が、訳書ではただの棒読みに

訳も直訳に近く、ロマンティックな雰囲気が原書よりも少なくなってしまっている感じ・・・。

もちろん、訳者が著書に忠実であろうと、直訳に近い言葉を選択した結果かもしれません。
「この翻訳は良くない」のかどうかは、私にはわかりません。
まだ、私に翻訳の質を判断できるとは思えませんから。
ただ、原書・訳書の雰囲気を比べてみたときに、
「残念だなぁ」
と思ったことは事実です。

訳者は「雨沢泰さん」。
もしかして駆け出しの翻訳家なのかと思って調べてみると、1988年からプロの翻訳家として活動し、
訳書も40冊あるというベテランでした。
ということは、やっぱり彼なりのポリシーがあってこういう訳し方をしたのでしょうか。


どっちにしても、好きな小説が自分の納得行かない訳で出版されているというのは
悲しいものなんだな、と思いました。





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Last updated  September 24, 2007 10:57:51 PM
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