ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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December 10, 2008
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カテゴリ: 翻訳
この前、11/3と11/10の課題が返ってきました。
10/27の課題 と同じように、俗な日本語がたくさん
書いてありました。

どうしてこんな日本語を書いてしまうんだろう?
課題を訳し、見直し、提出する、という流れのなかで
気をつけているのですが、それでも、
おかしな日本語がいくつも残っている。

指摘されればすぐに「おかしい!」とわかるのに。
「日本語講座」などに出てくる内容も、読んでいるときは

いざ訳文となると、いつのまにか使っている。

どうしたら気づくことができるんだろう。


そこまで考えたとき、ふと先生のことばが頭をよぎりました。

「翻訳家たるもの、文章を売り物にしているのだから
自分の書く文章、日本語を常に意識していなければならない」



ああ、そうか。
わたしには意識というものが欠けていた。


英文を読んで、理解して、どういう日本語を使おうか
考えて、しっくりくる日本語がわかったら、書く。

こうやって訳していたのですが、
「本当にこのことばでいいのか」
「医薬の文献として、内容と照らし合わせて、おかしくはないか」
ここのところがとても甘かったような気がします。


「どうしてこのことば、助詞を使ったのか」
「どうしてこの位置に読点をうつのか」
この問いに対する明確な答えをもって使っていたことばは、
訳文の中の1/3、いえ、半分もないかもしれません。

これでは「意識していた」とさえ言えません。


これからはことばや助詞のひとつひとつ、読点などにも
気を配って、自分の書く日本語をきちんと意識しながら
訳文をつくっていきたいと思います。


トライアリストに入会してから、ぱっと目の前が開けるような
驚きをたくさん経験させてもらっています。
情報量理論、「が」と「は」の使い分け、冠詞、文体、意識など。

今まで自分が見ていた世界はなんと狭かったのだろう、と思います。
今は新しく開けた土地に、やっと一歩を踏み出したばかり。
そこを我がもの顔に歩き回れるようになったとき、
世界がどんなふうに見えるのか。
その先になにが見えるのか。
今から楽しみにしています


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Last updated  December 10, 2008 11:25:14 PM
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