日本で最初のこどもの本の専門店が
名古屋にあります。
メルヘンハウスという本屋さんです。
私は、そこに一度も訪れたことはないのですが、
ブッククラブ(本の定期便)に入会しています。
子どもの年齢に合わせたコースを選ぶと、
厳選されたお勧めの本を
月に一度、郵送してくれます。
今、小学6年生の息子が幼稚園の頃に入会し、
3学年上のコースを送ってもらい、
読み聞かせのための本にしていました。
【過去記事 ・・・ ブッククラブのススメ ・・・読み聞かせを楽しく
現在のコースは
ヤングアダルトコース。
対象年齢は中学生以上から大人まで。
十代のみずみずしい年代にこそ出会いたい作品を、
主に新刊の中から選んだものだそうです。
ジャンルは
リアリズム、ファンタジー、長編、短編など。。。
そのヤングアダルト(YAとも言います)ジャンルの本が
面白くて、
届いたらすぐに、子供より先に
私が熱心に読んでいます。
とこで、これには利点があって、
最近は、漫画やゲームに魅力に感じて
なかなか本を読まない息子も
私が面白そうに読んでいるのを見ると、
自分も読んでみようかなと思うようなので、
あえて、子供がいるところで読んでみたりもしています。
今月、送られてきた本は、この本。
カバー絵と、
「ぼくは、ウェストールがすきだ。」と書かれていた帯に
目を引かれました。
初めて知りましたが、
ロバート・ウェストールは
イギリスを代表する児童文学の作家だそうです。
早速読んでみたら、
この短編集がとても面白くて、
ウェストールの他の本を図書館で借りてきて、
先日から読み続けています。
暖かい日はサンルームで、
寒い日は、こたつの中で。。。
どうしてウェストールが好きなのか。。。
自分の中で
これと同じような気持ちで
最近好きだった本を思い出してみました。
作者の少年時代が色濃く反映されているからこそ
とてもリアルに
思春期の少年の心の葛藤や逡巡が描かれている、
そんな本が
わたしは好きなのかもしれません。
映画『スタンド・バイ・ミー』がとても好きで
繰り返し何度も見て、
原作も熱心に読んでいた
10代の頃、
あの頃から変わってないのかも。
これらの本は
これから、
思春期に入っていく息子に
今だからこそ
読んでほしい本です。
彼が、今の自分を主人公に重ね合わせて読むと、
感じることがたくさんあることと思います。
話題のベストセラー小説を
読めるだけの読書の力をつけた息子ですが、
今だからこそ
読んでほしい。
そんな本をそっとソファーの脇に置いておいたり、
本棚の取り出しやすいところに並べて置いたり。。。
そんな努力(?)をしている母なのでした。
PR
カレンダー
キーワードサーチ
カテゴリ
コメント新着
サイド自由欄