フリーページ

2004年05月14日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の続きになりますが、太刀魚捲きの宇和町をさらに南にいくと、我が仙台の伊達の分家、伊予伊達藩の城下町宇和島に行くところを行かずに山の中に入ります。所謂四国カルストの方に進路をとります。ありきたりの海(それなりに美しいですが)より私は、四国の山が大変珍しく思っていました。私は、山がない関東で育ち、比較的なだらかな山が多い東北に住んでいます。海から僅かな距離で、かなりの標高のでそびえる四国の急斜面の山は、また違った美しさあります。

山間の野村町から山合いを高知の県境に進みます。この野村町は、相撲が盛んなところで、「玉春日」の出身地ときいたことがあります。ここからの山間の道こそ、坂本龍馬脱藩の道として有名な道です。藩に決別し、志のために決意新たに通った道なのです。沿道の坂本の志に同調する多くの人が脱藩を助けたと聞きます。急斜面の山、そして深い谷、本当に山が深いという感じです。しかし、この深い山の比較的高いところにポツン、ポツンと集落があります。屋島、壇ノ浦の戦から逃れた所謂、平家を先祖にもつ集落です。地元の人に聞いてみると、下の谷からは、けして集落は見えないが、集落からは、下の谷を見下ろすことが出来るそうです。確かにその通りです。谷からだと、誰も住んでいないただの山に見えますが、夜になると山の上に沢山の電気がともるのです。東北で武芸を鍛えた義経の追ってには、このからくりに気が付く者がいなかっただろうと想像したりします。

いよいよ平野部に入ると高知市が近づきます。地元の人の方言が愛媛とは全く違ってきます。四国の不思議は、四国全体の面積が、岩手県よりやや広いぐらいの狭い島で、四つの県が違った方言を持っていることです。険しい山が、人々を遮断してそれぞれに独自の文化を育てたためなのでしょうか。

高知と言えば鰹です。鰹を食べなくてはと思い、ある漁師の料理屋さんの暖簾を潜って、色々お話を聞いてみると意外なことを教えて貰いました。お店のご主人が「何故宮城から来て高知の鰹を食べるのか」というのです。つまり、鰹漁師は、多いがとれた鰹は、宮城気仙沼に水揚げするから、本当に美味しい鰹は宮城にあるというのです。確かに、宮城県は、全国一の鰹水揚げ高でした。宮城では、タタキ(土佐づくり)にせず、必ず生の刺身にして食べます。お店のご主人が言うのに「鰹は、たたいたらいかんキ、生が一番じゃケ、しかしコーチン(高知)はたたかんと、くえんというこちゃ」
この話は、以外でした。でもご主人がなんと言おうが、宮城より、高知の鰹のたたきが美味しいと思って食べてきました。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年05月14日 10時02分32秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

@ぴったんこ

@ぴったんこ

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ぷりたん@ 超ラッキー!(* ̄ー ̄) 今まで風イ谷に金出してた俺って超バカスww…
コースケ@ お、俺のおtmtmがぁ――!! もう、もう……なんも出まへぇーん!(TT…
@ぴったんこ @ ご指摘有り難うございます カーク船長4761様 お調べいただき有り難…
カーク船長4761 @ Re:時は今 雨が下しる 五月かな(06/08) 拝復 里村紹巴の様です。 松尾芭蕉で…
@ぴったんこ @ 書き込み有り難うございます ご感想有り難うございます。ところで芭蕉…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: