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2004年10月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
おはようございます。

昨日は新しい取組があったのでご紹介。

建材メーカーさんの営業ツール用に建物のイラストを描くことを1週間くらい前に依頼されていました。どんな建物かも含めて考えて欲しいと・・・もちろん建物設計料はありません。

ウチの取る方法は、「できません」と断るのが一つ。ただ、断って、いい加減なイラスト?で新規営業が上手くいかなかったら、せっかくそのメーカーさんたちも一生懸命なのにもったいなあと思いました。

広告代理店サラリーマン(営業)時代に、スーパーの新規オープンなどで、多少、店舗レイアウトの本をかじったことがあるし、建築家Kの仕事をわきで見ていたりするので、全くの素人よりは対応できるのではないかなと思ったり・・・。

引き受ける場合は外注を使う、ウチでやる、の選択肢があります。

通常、外注を使うには、キチンとした図面がないとちょっと無理です。「専門家でもないのに、そんな無責任なことはできません」と言われます。

具体的に同じような建物の写真をとり、これを少し変えてくださいと頼むのなら、引き受けてもらえる場合があります。ところが僕は打ち合わせの中で、新規マーケット開拓のツールなら今までに使われていない建物の絵を描いたら?と提案していたので、具体的に見本になるような写真がありません。サイズや規模がちょうどあう店も探したけれど、見かけない・・・。

建築家Kに相談しても良いのですが、彼はちょうど忙しい時期だったし、予算が全くあわないのもありますが、そもそも真の建築家たらんと?努力している彼に頼む内容ではないだろうなと僕は判断しました。



「たかがイメージ、されどイメージ」です。

大げさにいえば、今回のお仕事では、ショップを1店舗設計し、最低限自分では納得してから、それをイラストにしようと思いました。もちろん、道路からの距離、敷地面積、水道管がどこを通っているからトイレの位置はここじゃないと駄目なハズ・・・なんてことまでは考えませんけれど。

うーん、と考えながら、結論はでず東京へ行ってしまい、かえってからは建築家Kのところへ入り浸っていたので、昨日の朝7時30分からの作業になりました。ラフ提の締め切りは5時間後のお昼です。建物の設計と俯瞰図のサムネールさえできれば、妻がイラスト化してくれるハズでした。

それまでに何となく考えて、調べておいたことは、手書き建築イラストの描き方の専門書2冊購入、ショップの店内にある構成物のチェック(お店を何店か外から見る)、店内のお客さんの購買行動、導線を想像するなどです。

色々お店をチェックすると、ショップにはパターンが3つくらいあることが分かりました。要は何でもあり?と裏付けがとれたので、勇気づけられました・・・。




1


打ち合わせ時のメモ


2


店舗レイアウト、導線等々を考えている時。

例えば、展示車は道路側へ向けて置くのが良いのか?それとも、店内に入った人が見えるように、道路へはおしりを向けて置くのか?お客さんは、目的買い、もしくは他社と比較するために来るのだから、道路にたいしておしりを向けて置いても良いとは思うが、一般の人にも格好良く展示するなら道路から見えるように置く方が良いのでは・・・?

テーブルの位置は?高額商品だけに軽い商談の時と、契約の時ではテーブルは変わるハズでは(僕は車をもらってばかりで、買ったことがなく、知らない・・・)?

疑問はつきない。


3


お客さんの店内の動きはどうなっているのかな?と想像。






4


うーん、頭の中で店のイメージはできた。ごにょごにょ俯瞰図を描きだしたけれど、一発でやるのは難しい~。時間が迫ってきて、妻に怒られる・・・。しょうがなく、イラストレーターでつくり直そうとする・・・。

「あなたは一体、何をやりたいの!?」
「●△×▼○□!!●△×▼○□!!」
「●△×▼○□!!●△×▼○□!!」
「一回、ここからの絵を描いてみないと、ベストの構図を想像できないんじゃい~!」




5


考えていることを説明するために、段ボールで説明。

「お、これで模型つくればいいんじゃん!」

閃く!(建築・建設関係者の方には当たり前のこと。でも、平面グラフィックが多い人は、なかなかそういうことをする習慣がないのです)

「そうすれば、窓越しに見えるものを描くのも、想像しないですむから簡単だ!」


7


粘土に割り箸をたてて、柱にする。凧糸をつなげて、壁をイメージ。マグネットを机に、長画鋲を粘土にさし人に、紙でパンフ棚をつくり、ミニカーを配置してみる。

全てフェラーリの高級ショールーム?こどもじゃあるまいし、車好きの訳でもないのに、こんなにミニカーなんて買って・・・と妻に思われていた玩具が初めて役に立った瞬間・・・。


6


全景はこんな感じ。1階ショールーム、2階に宙づり事務所、右側は修理工場、倉庫等のつもり。


8


一番、良い構図をデジカメで撮影。


9


イラストレーターで必要な情報を加え、プリントアウトし、それを見本にイラスト化。


ふーやれやれ~。後で、Kに見てもらおう・・・。


「プロとして無責任なことはできません」っていうの納得できるし、格好良いけれど、デザイナーって表現を手助けするプロだとも一方で思う。たとえ、ジャンルが違っても勉強して、できる限り・・・。

今回は良い勉強になりました。





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最終更新日  2004年10月15日 08時49分26秒
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