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保険の異端児・オサメさん![]()
しばらく前に、インコの餌と九官庁の餌を混ぜてやった。
ひまわりの種が減らない。去年の終わり頃から。
それで、腹が減っただろう、と念のために九ちゃんの餌を入れておいたら、いつの間にかなくなっていた。
バイクが止まった。霙が降っていた。某新聞が集金に来た。外出から帰宅したこちらが玄関のかぎを開けている時だった。
家人を呼んだ。若い男性は、金を受け取った。伝票を切ろうとした。サインをしようとした。手に息を吹きかけた。指が動かないようだった。
「手袋は?」
「お客さんに失礼だからはめないんです」
「客の前だけではずせばいいじゃないか」
「はい、でも」
痛々しかった。切なかった。健気だと思った。
頑張れよ、と祈った。