日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.05.02
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しょんぼり
 東西南を、椿の木とカナメと杉が囲い、ほぼ真ん中に富有柿の古木(近年、あまり実を結んでくれぬ)、その近くのキンモクセイ、秋海棠、左の方に泰山木、藤棚、右の方にブルベリーの古木(今年は花が多く、楽しみ)、木蓮の大木。
 その間に、種々の灌木や花ハナ。

 ボタンがよく咲いた。深紅、赤、ピンクは盛りを過ぎたが、今は黄色が大きな花を三つ見せてくれている。
 クレマチスや桜草、諸葛菜(朝鮮大根)、ドウダンツツジ、梅、柚、南京ハゼ(まだまだ細くて頼りない)、水仙、竜のひげ、玄関脇の種々の竹(黒竹が絶えてしまったのが無念。購入したい)。 好きだよーと言い続けて……。 あ、これは、短縮入力用のキーに触ってしまって出てきた。ま、このままにしておこう。

 久ちゃんの世話をし、インコを梅の木につるし、ジャンガリアンの巣を綺麗にしたりする。
 庭。40坪弱の彼の舞台。

 庭。ここで思索を続ける。藤堂三郎。

小さなトカゲが走り抜けた。


あ、思い出す。胸が痛む。
 数日前のことだった。三郎は、某社長と面談を済ました。会って話をすれば、たいして問題はなかった。握手をして社長室を出た。社長の合図で、社長秘書のTが送ってくれることになった。黒塗りの車に乗せられて家路についた。
 社長は気づいているのかいないのか、彼女とは数年前からの手書きハート恋仲だった。

 家の近くの公園の入り口で車から降りた。Tに挨拶をして数歩歩いた。
手書きハート未練を少し残しながら。足下に何かうごめいていた。

 蛇? 
 トカゲだった。絡まっていた。むつんでいた。
 社用車の脇に立っていたTを手招きした。三郎をじっと見つめながら近づいて来た。三郎が足下を指した。あら、と言ったTの頬が赤くなった。


ハートTが三郎に肩を寄せながらささやいた。
 オスが雌に下からからまり、口でその胴を銜えていた。
「見えた、ような気がします」
 そばにあった枯れ木のような物で、ひっくり返した。そのまま、二匹、いや一匹は動かない。赤いおちんちんのようなものが、確かに見えた。Tがデジカメのシャッターを何回か押した。

 またシャッターの音がした。


 思い出す。あのまま、いつまでああしていたのだろうか。ずるずると動いて、道路の方へ出てしまって、車の下敷きになってしまった、などということになっていないか。子供たちに見つかって、いびり殺された、などと言うことになってはいないだろうか。
「命がけなんですね」と言ったTの言葉が耳元で騒ぐハート



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最終更新日  2008.05.02 12:48:43 コメントを書く


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