日本語はダメか2

日本語はダメか2

2009.05.29
XML
カテゴリ: 題材 文章 視点
雨、雨、そぼ降る雨。
 シャンシャンは夢路を辿っている。
 こちらは意識内を歩いている、追いかけている、さまよっている。

 シャンシャンの小さな小さな肉体、イノチ。手のひらの中にすっぽり収まってしまう、かに見える、ほどの。だが、メール様々な意志を持っている、感想がある、意見がある。

 鳥かごに入るのが嫌い。「ハウス」と言うだけで肩にのぼり、帽子にしがみつく。
 手を伸ばして捕まえようとすれば、背中の方へ回って我が「悪魔の手」から逃れようとする。

「食べるヒト!」と気合いを入れれば「ぴっぴっ」と応える。



星君のみが知るこの世の真実。すてき。


 誕生花は、真紅のバラ。
 花言葉は、“君のみが知る”。
 誕生石は、ダイヤモンド(diamond)。
 宝石言葉は、“清浄無垢”。

電話太った猫がじろっとワシを見た。ワシに小鳥の匂い。
 毛玉だらけの犬と背中の曲がった飼い主の女がじっとワシを見た。ワシに猫の匂い。
 電車の向かいの席からジャージーを着た熟年の夫婦がぎょろっとワシを見た。ワシにヒトの匂い。
ハートシャンシャンがワシをじっと見る。ワシに<母>の匂い。

 1630 チャールズ2世(イングランド王)
 1882 野口雨情(詩人) 「雨降り お月さん雲の陰 お嫁にゆくときゃ 誰とゆ-く ひとりで傘(からかさ)さしてゆーく」
 1889 内田百間(作家)
 1917 ジョン・F・ケネディ(元米大統領)

 1937 美空ひばり(歌手)  「さーけよ こころが あーるならーば」
 1940 大鵬(大相撲・横綱)
 1942 北野大(工学博士・北野武の兄)
 1944 池上遼一(漫画家)
 1956 ラトーヤ・ジャクソン(歌手)
 1963 片山右京(元F1レーサー)
 1976 伊勢谷友介(俳優)


 1943/05/29 アッツ島守備隊玉砕
 1953/05/29 英国ヒラリー卿、エベレスト初登頂

「呉服の日」
「こんにゃくの日」
「与謝野晶子忌」  「その子二十歳 櫛に流るる黒髪の 奢りの春の美しきかな」


 生徒さんが感想を寄せてきた。今年の受賞作とその対抗馬について(既述)。
 以下は、それへの返事である。

Subject: Re: ○○文学賞のこと。賛成。

怒ってる 出し遅れた証文になってしまうが、受賞作は「現代性に富んでいる」という発言から委員会はスタートし、こちらが推した『鳶が舞う……』は「古い」という決めつけで進行しました。あまり論じられもしなかった。
「あなたの指摘はよく分かるが」と他の委員全員の意見に押し切られてしまった格好でした。

 日が経つにつれ、作品の濃さが違っている、と思っていたところに君の感想が届いた。

 好みの問題かも知れませんし、先生の見解とは違うかも知れませんが……。
 と君は書いているが、好みの問題ではありません。良い意見です。私の見解とも違ってはいません。「消極的に受賞賛成」の立場を通したのですから。

 焼き上がりの色のよさそうな薄い煎餅のような感じが残ったままです。

 選考委員たちの見解こそ「現代性」という表面だけで推薦したところに好みがあります。文学性(筆力・構成・観察眼等)は『鳶の……』の方がかなり上です。

 そのことももちろん主張しました。

 多勢に無勢、ひっくり返すことが出来なかったのが悔しい、非常に悔しい。

『冬の……』についてはかなり長い間、議論したのです。

 ひっくり返すだけのポイントに欠けていた、ということもありましょう。が、いいところはいい、と強調して『鳶……』を受賞作に推した。


 何回も郵便で原稿をやりとりして仕上げた作品だから(こちらのヒントを、本当によく生かして書き上げた)、そういう関わり方をしてその内情を知っていると言うあたりに、こちらにも躊躇・遠慮・逡巡、どちらが受賞してもいい、という楽観(弛緩)があったのかも知れぬ(今思っても、妙に遠慮っぽかった自分が信じられない。なぜ? ああ、無口、口べた、言葉知らず、内気は、損をするなあ。心を入れ替えよう)。

 蒼穹の○柳さんも、君と同じ意見だった。「『鳶の……』の方がずっといい」。

 両方の作品が我が教室の生徒さんのもので、作者をよく存じ上げているが、○○町教室で提出された時も『冬の……』に対しては、あまりいい点数は上げなかった。それなりの出来ではあるが、掘り下げが浅い、「感動が薄い」と今でも思っています。

 あの場での雰囲気と流れでは、あれ以上のがんばりは効かなかった。「何か特別のご関係で……」「それは先生の好みで」ごときことまで言われ、「無礼なことを言うな」「全然読み込んでいない」というまでの気配さえ漂った。

 思い返しても気分が悪い。受賞作が受賞に値しなかった、ということとは別の次元で。 
 もう思い出したくない。
 あの二作に対しての自分の目は間違っていなかった、なのに、という腹立たしさがこの胸に焼きごてを突きつける。

 最終選考に残ってください。この苦(にが)い思いを振り払う手助けをしてください。苦い、苦い(でなければ、クリーム餡蜜を二年分要求します)。
 対抗馬について他の委員が中途半端な褒め上げをしたりするのをぶちのめすような「強い」「良い」作品を提出してください。来年は素直に「いい作品はいい」を通したい怒ってる















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.05.29 05:57:52
コメント(0) | コメントを書く
[題材 文章 視点] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: