日本語はダメか2

日本語はダメか2

2009.11.16
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 国民には、詳細は伝わらない。
 まあ、交渉ごとは、いちいち表に出すものではないだろうが。

 この際、もう一度、と言っていいか、改めて、と言った方がいいか、アメリカを知るのに格好の本があった。
<あこがれの国>の衝撃の裏面史。
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』
 これは、虐げられた民衆の側から見た、ハワード・ジンの世界的ベストセラー『民衆のアメリカ史』を若者向きに平易に編集し直したもの。


 現在、アメリカ発の金融不況で苦しんでいる世界。
 それでも多くの人にとってアメリカはあこがれの国だ。

 しかし光には影がある。
 一部の富裕な白人が先住民、黒人、貧しい人々などを今も虐待し続けている国でもある。

 例えば、コロンブスはアメリカ大陸を発見した英雄だと言われているが、実は奴隷と黄金を得るためにカリブ海の島々の人々を虐殺し、たった2年でハイチの25万人の人々を半減させてしまった。

 またアメリカ独立宣言は人間の平等と生命、自由、幸福の追求の権利を謳(うた)い、民主主義の勝利宣言だと考えられているが、実は少数の富裕層の既得権益を守る宣言であり、先住民、黒人、女性は守るべき対象とされていなかった。

 本書は、1492年のコロンブスのアメリカ発見から2006年のブッシュ大統領の時代までの裏アメリカ史で、アメリカにあこがれている読者は衝撃を受けるだろう。
 しかしそれは、まさしくもう一つのアメリカの顔であり、強者からだけ見ていては歴史の真実は分からないことを私たちに教えてくれる。
 石油閥や銃砲閥……まだまだ他にも「アメリカの暗部」はあるだろう。

「おもいやり予算」に支えられていることも知らない在日米兵たちの多く、あるいは日本人そのもの。
 新しい二国間の新しい関係を築くためにも、ぜひ視野に入れておきたい範囲だ。








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最終更新日  2009.11.16 06:11:58 コメントを書く


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