日本語はダメか2

日本語はダメか2

2011.08.08
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ある問い合わせ。

メール大日本帝国は満州(中国東北部)の農民から、土地を安い金額で半強制的に同意させ買収しました。このため敗戦後現地の中国人から、残忍な仕返しを受けます。

(中略)
 しかし満州国崩壊後は、荒地を開拓した日本の入植者たちも、中国人たちに殺されています。
 この辺の事情は旧日本軍の731部隊の告発で名高い、左翼の作家・森村誠一さんの「夕映えの殺意」に描写されています。


「(だまして)武装解除させた裸の開拓民に(中国人の)暴徒は襲いかかった。石を投げ、木槍で渡り合う抵抗も束の間、押し寄せる暴徒の前にもみ潰(つぶ)された。

 暴徒は無抵抗の女子供の区別なく、まるでニワトリでも絞めるように殺していった。

 鎌が草でも刈るように子供の首を切り落とす。鉈(なた)が女の頭に振り下ろされる。あまりに突きまくったために先端が丸くなった木槍を、今度は棍棒(こんぼう)にして振り回している暴徒。



(逃げ出した日本人たちは、中国人暴徒の執拗な追撃に)とても逃げ切れられないから、ここでみんな自決しようということに決まった。

 せめて死体を辱(はずかし)められないように、女たちは川の中で死ぬことにした。家族に死ぬための時間を稼いでやるために、男たちは最後の力を振り絞って、暴徒に抵抗した。

 その間、幼な児たちは母親によって首を絞められて川に投げ込まれた。子供たちも、泳げないように後ろ手に縛って次々に川へ放り込んだ。

 子供の始末をつけた女や老人たちが、子供の後を追って川へ飛び込んだ。その女を追って、暴徒が川の中まで入り込み、陵辱(りょうじょく)するために岸に引きずり上げようとする。

 彼らの流す血の色によって川水は赤く染まった。この世の眺めではなかった」

メール森村誠一著「夕映えの殺意」より抜粋

この日本人開拓民の悲劇を、どのように感じますか?


以下のような感想を送った。


 とそれだけの言葉で終わろうとしたのですが、怒りと絶望も同時にわき上がってきます。「国家」という「団体」あるいは、環境・状況次第で正体を現す「暴力装置」と個人のいのち、…そうした「その場その場の力関係」の不合理性、非条理性。
 東北中国人(主として満州族と呼ばれた民族)を責める…ことは出来ないだろう、彼らもまた被害者だったのだから。単純な、純粋な悲しみと怒りに身をおののかせたところの。
「満州開拓」は国策だった。中央政府を無視した一部の暴走組織によるところの。が、結局は「国家の施策」。それを推し進めた「団体である国家」は「個人である国民」へはわび一つ入れなかった。
 にわかに比較は出来ないが、今回の東北・東日本の大災害と国家の関係もかなりキナクサイ。

 所詮、「個人=国民」は「国家の都合で使い捨てられるだけ」と自虐的な気持ちに陥ります。
 成熟した「セイジカ」(コッカ担当)を育てるには「コクミン」が成熟する以外にあらゆる希望は望めません。

 戦争に負けて、原爆を浴びて、我らは何を学んだのか、何が進歩したのか、、どんな風に賢くなったのか。
「その場限りの、目先だけのセイジカ」はどうして「政治家」と名乗り得るのか。
「コクミン」「クニタミ」の顔を思い出せるのか、セイジカたちは。
 我々は「国民視線」「国民の生活が第一」を信じて投票場へ駆けつけたのだった。大昔のことじゃ、ないんだ。





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最終更新日  2011.08.08 09:48:50 コメントを書く
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