ランニングワイルド

ランニングワイルド

PR

2004/07/22
XML
カテゴリ: 戯言
「つのだ☆ひろはつのだほしひろ。」って読むんだよって教わって信じてしまった、あの頃の僕は若かった。

どうも、もとじいです。

暑い!

甲府では昨日、史上2位の40.4度を記録したそうな。

ちなみに1位は1933年の山形の40.8度。

ビール業界、コンビニ業界、去年は苦しかったが今年はかなり売れているらしい。

そりゃそうだ。

何年かぶりに 「ガリガリ君」 のCMをみたからな。



「がーりがーりくん、がーりがーりくん、がーりがーりくん。」

ダウンタウンのガキの使いやあらへんでの、松っちゃんが作ったトークの出囃子はこれの明らかにパクリだった。

「ガキの使いは楽しいなぁ、がーきがーきくん、がーきがーきくん、がーりがーりくん。」

あとからガリガリ君がやたら送られてきたそうな。一応宣伝になったってことで感謝らしいけど、多分嫌がらせ。

そんなわけで、ガリガリ君、昔は50円だった。

今は60円。

ジャンプだって190円が当然だった。今は220円が当然である。日本一長い棒(チョコレート菓子)が買えるではないか!

スイカバー(スイカを切った形を模したアイス)も50円。

今は大きいけど、100円。でも明らかに50円を二本買ったほうが量は多い。

思えば、これらのものが微妙に高くなったのは同じ時期だった気がする。

とにかく100円を握り締めている子供にとってのこの10円、20円の差は大人以上に感じるものである。



僕ら子供にとってこのニュースはまさに震撼に値するものであった。

50円にして、あのボリューム感、しかも当たりつきというギャンブル性もあって子供にとってキングオブアイスといったらガリガリ君だった。

ちなみに、次に人気あったのはぼんぼんという別名おっぱいアイスだった。水風船にバニラアイスが詰め込まれていて、先の乳首みたいな部分をかじるとにゅにゅにゅとアイスがでてくるのだ。

最近の、飲むアイスのはしりだと思う。握ってるため、失敗するとぶしゅって勢いよく飛び出てくるのが難点だった。

話を戻そう。



さらにガリガリ君は最後のほうになると溶けて落ちてしまうと言う危険性が高いため、値段が高い分落ちた時のショックも大きくなってしまった。

本当にやるせない気持ちだった。消費税なんて駄菓子屋では無かったし、駄菓子屋以外で物を買うことなんてなかった。

強き者の押し付けで泣くのは弱き者である。

今では60円にも慣れて、まるで昔から60円だったかのように当然になってしまった。友達では昔から60円だったんて言い張る者もいるほどだ。

だけど、俺はあの頃の愛しさと切なさと心強さを忘れないで、いつも感じていようと思う。

あー、そういえばたしかこの曲が発売された時期だった気がするなぁ・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/07/26 12:28:04 PM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: