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次男、どうやら無事にバンコックに着いたようで、現地の食べ物は味が濃くて嗜好に合わない、日本からの持ち合わせの食料品が足りないと言うので、お湯で簡単調理できる即席麺などを次男に持たせていたんです。まだ月末まで現地でお仕事が続くようで次男は週末だけの助っ人滞在、精々、お買い物に行って貰って食生活だけでも整えて貰うようにAちゃんにラインしましたよ。ラインには、リアクションマークがあったんですね。Aちゃんからは「いいね、了解」マークが・・。煩わしい返信も必要がないので、それだけで十分ですね。(^_-)-☆夫婦二人愉しい週末のバカンスを・・。(^^)/♡音楽の時間は、早々とクリスマスソングが流れています。All I Want For Christmas Is You..
2024年11月15日
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ぼくとパパ、約束の週末自分の好きなサッカーチームを決めるため、ドイツ国内のスタジアムを巡る自閉症の少年とその父親の旅を実話に基づいて描き、本国ドイツで100万人を動員するヒットとなったヒューマンドラマ。幼い頃に自閉症と診断された10歳のジェイソンは、生活に独自のルーティンとルールがあり、それが守られないとパニックを起こしてしまう。ある日、クラスメイトから好きなサッカーチームを聞かれるも答えることができなかった彼は、ドイツ国内の56チームを全て自分の目で見てから好きなチームを決めたいと家族に話す。父ミルコは息子の夢をかなえるべく、ドイツ中のスタジアムを一緒に巡ることを約束し、多忙な仕事の合間を縫って週末ごとに旅をしていく。父ミルコ役に「100日間のシンプルライフ」のフロリアン・ダービト・フィッツ。「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」のマルク・ローテムント監督がメガホンをとった。2023年製作/109分/G/ドイツ原題または英題:Wochenendrebellen配給:S・D・P劇場公開日:2024年11月15日【映画.com】珍しくドイツからの発信、ですね。☄
2024年11月12日
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難関高校に合格者を出す「高校を併設しない私立中」が、自閉症児との混合教育から目指すものとは〈dot.〉 武蔵野東中学(東京都小金井市)は、学校生活を健常児と自閉症児がともに過ごす「混合教育(インクルーシブ教育)」を実践する、国内でも珍しい私立中学だ。普通高校を併設していないため、健常児クラスの生徒は全員高校を受験するが、難関の国公立・私立高校に4割の生徒が進学するという。どんな学校なのか。■向かい合わせや隣同士の教室 武蔵野東中学校は、全校生徒300人あまりの小規模な学校だ。1学年5クラスのうち、A、Bの2クラスは健常児各30人が在籍。C、D、Eの3クラスは自閉症児各12人の少人数クラスに在籍している。健常児クラスと自閉症児クラスは別課程なので入試も在籍クラスも分かれるが、ABとCDEクラスは向かい合わせや隣同士になっており、廊下に面した大きな窓からは、お互いの様子をうかがうことができる。 3年A組の中平野恵さんは、授業中にふと向かいのクラスに目を向ける。楽しそうに授業を受けている向かいのクラスの同級生の姿を見ると心が温かくなり、「よし、がんばろう」という気持ちになるという。「朝の掃除や生徒会活動など、一緒に行う機会を日常的に設けています。今はコロナで中止になっていますが、給食もクラスの数人が入れ替わって一緒に食べています」(菊地知恵子校長) 朝の掃除では、床のゴミひとつ見逃さない生徒、電話機のボタンの隙間まで丁寧に磨いている自閉症児クラスの生徒を見守りながら、健常児クラスの生徒が一緒に机を動かし床を掃いていた。 中3の自閉症児クラスの担任、岩本淳二教諭は言う。 「自閉症の生徒にとって同じ年の友だちと一緒に過ごすことは、我々教員からとは違う学びがあります。健常児クラスの生徒の言動や行動から、良い刺激を受けています。同時に、健常児クラスの生徒たちも自閉症児クラスの生徒たちの純粋さやひたむきさに感化されており、お互いに良い影響を与え合っていると感じます」 3年A組の腰原祐哉さんは、入学してから自閉症に対する考え方が変わったという。「入学前は意思が通じないのでは、と思っていました。でもゆっくりと話せば理解しあえるし、それに集中力がすごい。学園祭などで発表する絵画や工芸作品には、驚かされます。熱心にコツコツと取り組む様子を見て、見習わなくては、と思うことも多いです。」 校内のところどころに自閉症児クラスの生徒の作品が飾ってある。色彩豊かで独創的な絵画、根気よく丁寧に仕上げた手芸作品など力作が並ぶ。 「健常児クラスの生徒が作品を見て、『すごい』と評価する。それが自閉症児クラスの生徒たちの喜びや自信となり、自己肯定感に繋がっています」(岩本教諭) ■修学旅行は宿泊も同室 行事では、ともに活動する機会が多くなる。多くのイベントの企画、運営が生徒に任されている同校では、スポーツ大会などの競技も自分たちで考える。ムカデ競走やペア縄跳びなどの競技が取り入れられていて、大会間近になると、あちらこちらで一緒に縄跳びの練習をする姿が見られるという。 幼稚園から高等専修学校まで、息子が武蔵野東学園の自閉症児クラスに通った卒業生保護者のAさんは、「自閉症児に対しての、まわりの生徒たちの理解がありがたかった。年上の生徒がよく声をかけてくれました」と振り返る。「自閉症といっても障害の程度はいろいろですが、うちの子は比較的運動を得意としていました。スポーツ大会の競技に馬跳びがあったのですが、健常児の生徒が馬になって、うちの子がその上を跳んだんです。息子が何が得意かを考えて、主役にしてくれたんだと思います」 夏休み前の7月のある日、9月に行われる京都奈良修学旅行の事前学習では、3年生の生徒全員が体育館に集まっていた。先生による説明の後、クラスから班ごとに分かれるとき、健常児クラスの生徒は、自閉症児クラスの生徒に声をかけうまく自班に誘導していた。修学旅行では健常児と自閉症児がグループになり、宿泊も同室だ。 「宿泊行事の前には、旅行先でグループになる生徒同士が一緒になる活動を設けて、お互いの理解を深めます。日常的に接しているうちに、健常児の生徒は、自閉症児のできることや個性を引き出すのが上手になりましたね。言葉が少ない生徒には、絵を描いてみようかと誘ったり、一緒に歌を口ずさんだりする姿が見られます」(菊地校長)武蔵野東学園は、北原勝平、キヨ夫妻が1965年に幼稚園を創立したことから始まる。間もなくして、ある自閉症児の母親が「子どもを入れてほしい」と訪ねてきた。他の園から断られ、武蔵野東幼稚園が最後の頼みの綱だった。キヨは快諾し、やがて「生活療法」という自閉症児の教育方法論を確立する。 「生活療法では、基本的な挨拶やマナー、時間を守るなど、社会生活に必要なことを学びます。一人ひとりの個性を引き出しながら課題を克服していきます。健常児の生徒と一緒に過ごすことは、社会に出てからの付き合い方を学ぶうえで有効です。行事、校外学習を通じて、やっていけるという自信に繋げます」(岩本教諭) 当時在園していた保護者たちからの「上級学校をつくってほしい」という願いを受けて、77年に小学校を、83年に中学校、86年に高等専修学校を開校し、健常児と自閉症児の混合教育を実践。さらに自閉症児の療養プログラムを実施する、武蔵野東教育センターが設けられた。自閉症児教育の評判は海外にも広がり、「米国にも生活療法の教育プログラムを実施する学校をつくってほしい」というアメリカの保護者の強い願いに応じ、87年に姉妹校としてボストン東スクールが開設された。 ■卒業生には五輪メダリストも ほとんどの私立学校が中高6年の一貫教育を実施しているなか、普通高校を併設しない武蔵野東中学校は、健常児クラス全員が受験を経て高校に進学する。難関高校に進む生徒も多く、2021年度は最難関国立や都立の進学指導重点校、偏差値65以上の私立高校などに、約4割の生徒が合格した。菊地校長は言う。「12歳で行う中学受験は親の力が必要で、すべてが子どもの意思で、とはいかない。でも15歳なら自分のことを客観的に見ることができるようになり、自分で進路を決められる年齢です。高校受験をきっかけに高校、大学と、自分の将来観を構築することができます」 中学3年間の教育は中身が濃い。2年間で学ぶ基礎力を蓄えて、最後の1年間で一気に受験へと向かう。特徴的な授業のひとつが1、2年で行う「探究科」だ。1年次の6月からグループに分かれ、教員の示したテーマをゼミ形式で探究する。今年のテーマは「信号のない横断歩道問題」「直感を検証、考察してみよう」など、身近な問題に「問い」を持ち、探究する方法を身につける。1年次の12月からは自分の決めたテーマを探究する。冒頭の中平さんは「色彩計画を利用し、さまざまな建物に合う色を考える」、腰原さんは「過疎化した村を盛り上げよう!」というテーマで1年間の探究活動を行った。 もうひとつの特徴ある授業が「生命科」だ。1年次は友だち関係や将来観、2年次は共生社会や命の尊厳、3年次は平和など、決まった答えのない問題についてもディスカッションを通して考えを深める。教科の授業もユニークだ。教科横断型授業が頻繁に行われ、国語科と英語科の先生がコラボレーションして文法の違いを学んだり、数学科と美術科のコラボで相似の知識から黄金比を求めたりするなど、複数要素の知識が結びついていく楽しさを学ぶという。 同校では宿題が出ないため、生徒は家庭学習を自ら計画し、学ぶ力をつける。3年次になると習熟度別に10人程度のグループに分かれ、放課後や長期休みの講習で受験対策を行う。クラブ活動も盛んで、小規模校ながらダンス部は全国大会で15回優勝、陸上競技部も全国大会の常連、体操競技部もかつては全国大会で活躍し、OGには2020東京五輪銅メダリストで昨年引退した村上茉愛選手がいる。 一方、自閉症児のクラスには独自の授業があり、中学校卒業後は高等専修学校に進学し、将来の社会自立を目指していく。学校で経験の幅を広げ、きめ細かく自立のためのさまざまなスキルを身につけている。 「自閉症児は個性に幅があり、個々に秘めた力がある。自立に向かう中学校時期には、得意なことを伸ばすとともに、不得意なことにも根気よく取り組める力をつけていきます。活気ある集団活動や行事での取り組みから、内に秘めた力が出てくるのも思春期ならでは。健常児の生徒もそんな自閉症児の姿を見て、学ぶことが多い。努力することを軽んじる生徒はいません」(菊地校長)■「助けてあげる」だけの存在ではない 中平さんは「電車や街で、障害者や困っている人を見たとき、声をかけられるようになった」と話す。将来は、世の中のいろいろなことを発信するテレビ局に勤めるのが夢だ。腰原さんもバスの中で、床に小物を落として大声を上げている人に遭遇したとき、それを拾って「大丈夫ですか」と、渡すことができたそうだ。「卒業生が訪ねてきたとき、よく『高校には、中学のときのような自閉症の友だちがいなくてさみしい』と口にします。自閉症児との学校生活が、あたりまえのことになっていたのだと思います」(菊地校長) 大学4年になったある卒業生が母校を訪れたのは、就職活動から生じた疑問がきっかけだった。企業説明会で一度も自閉症の人に出会うことがなかった。中学校のとき一緒に過ごした同級生は、いったいどこで働いているのか――。その疑問をきっかけに、卒業論文のテーマを「発達障害者への就労支援」とし、母校の先生に話を聞きにきた。在校生には起業して「障害者が働く会社をつくりたい」という将来像を描く生徒もいる。「昔に比べると障害に対する理解度は上がっていると思いますが、武蔵野東の生徒が社会に出て経験を広めてくれれば、もっと自閉症の人たちが過ごしやすい世界になると思います」(前出のAさん) 菊地校長も言う。 「健常児の生徒が自閉症児の生徒から得るものは大きい。自閉症の生徒は学校生活の中に欠かすことのできない存在感があり、決して『助けてあげる』だけの存在ではありません。多感な時期に同じ目標に向かう仲間として過ごす。そういう経験をした彼らが社会人になったとき、誰にとっても暮らしやすい共生社会をつくり上げる一助になると信じています」 AERAdot.【YAHOOニュース】久しぶりに長男の母校の話題の記事です。長文ですが、今回は全文転載しています。当時を思い出すと懐かしくもなります。☄
2022年10月07日
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今月の避難訓練は今日の4時間目・・。本当は1年生は体育の授業だったんだけど1年生に不審者対応の訓練の内容をまだ話していなかったので、体育の時間を利用しての内容説明。不審者が学校に入って来た時には、校内放送で、「○〇で水漏れがあります・・。至急近くの先生方は確認願います・・。」と流れます・・。前任校では、「お客様」と言う呼び方をしていたけどその学校により呼び方も様々なようです。実際に警察の方が見えての不審者成り済まし演習で、若手の教員が数人かけ付けての対応。上手く取り押さられたところで、「無事に対応が終わりました。」との副校長のアナウンス・・。低学年は怖がる子がいるのでそちらの対応にも追われます・・。ともあれ、無事に訓練は終わり、ホッと一息の子ども達でしたね。(^_-)-☆2年生の音楽祭の合唱曲は、英語を交えた曲です。BINGO
2024年11月12日
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朝から予約していた免許更新の為、新宿都庁へ。前回と同じ場所だったけど、前回はコロナ禍を控えて大変な混雑で一日掛りだったんです。今回(今年の2月)から予約制となり、事前に9:30に予約してあったけど、早めに着いたら着順から受け付けてくれてさっさと更新料を収め、視力検査に写真撮影と進み、9:00の講習に間に合ったので、10時には、乗り換えの東中野に着いていたんです。ちょうどアトレが開店したので買い物を済ませ帰宅。一通り家事を済ませ、午後から映画鑑賞・・。公開初日の、ちょっと風変わりの邦画でしたよ。(これで、33作目です・・。)本心・・「月」「舟を編む」の石井裕也監督が池松壮亮を主演に迎え、平野啓一郎の同名小説を原作にデジタル化社会の功罪を鋭く描写したヒューマンミステリー。田中裕子が朔也の母役で生身とVFの2役に挑み、三吉彩花、妻夫木聡、綾野剛、田中泯、水上恒司、仲野太賀と実力派キャストが共演。(作品紹介文より)色々な条件が揃い、不思議な展開へと進む中で、主人公が念願していた死別した母の思いを知ることなる。本当にこういうことができるようになったら・・と死別の悲しみを越える世界は、もしかしたらそう遠くはないのかも・・と感じさせる作品です。長い一日だったけど、気分転換になりましたね。(^_-)-☆
2024年11月08日
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昨夕も元気に帰宅している長男、作業所からは、楽しかった旅の思い出の写真の載った作業所便りが届いています。また、料金も補助金が下りたようでそれぞれの負担金はたった200円余り・・。コロナもまだ油断できないけど、こうして行事が復活されることは有難いことです。そして今日は、今期最後の水中歩行の水泳教室。水中歩行講座でも、泳げることが分かっているので、泳がせて貰えたようです。やはり、歩行だけだと物足りないでしょうからね。^^;音楽会の話題ですが、1年生は6年生の真似て、3曲の披露を目論んでいて教師陣も頑張っています。ドレミの曲もふりを付けてベルを鳴らしながら、可愛らしく仕上げていますよ。(^^)/♫
2024年11月09日
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障害者の学びでシンポジウム 福祉と教育が急接近 文科省出向の社協職員が企画文部科学省に出向した社会福祉協議会職員の企画によるシンポジウムが10月26日、都内で開かれた。テーマは障害者の生涯学習。学校以外の場で障害者が学ぶ機会を増やそうと、各地の実践事例を通じ「共に学ぶとは何か」を議論した。文科省の実践研究事業に社会福祉法人が参加する動きがあるほか、厚生労働省が来年度、障害者の生涯学習のモデル事業を始めるなど、福祉と教育が急接近してきた。シンポジウムはピープルデザイン研究所(田中真宏代表理事)と文科省の共催イベント「超福祉の学校」のメニューの一つとして開催。オンラインで生配信し、障害者がボランティアと一緒に働く喫茶店が入った公民館(東京都国立市)などの取り組みを紹介した。厚労省がモデル事業企画したのは、文科省総合教育政策局の障害者学習支援推進室に2年間出向した長野県社協の福澤信輔さん。公民館や図書館といった社会教育施設を障害者の学びの場として有効活用するため、福祉分野の機関や人物との橋渡し役を担った。その後任で10月1日から同室に出向したのは横浜市社協の別田果菜子さん。社協では中高生向けのボランティア読本の制作に携わった。同室の星川正樹室長は「障害者の生涯学習を進めるには多様な人材が必要だ」とし、社協での経験に期待を寄せる。「障害者の生涯学習」は国連の障害者権利条約第24条に明記され、文科省は2017年度、障害者学習支援推進室を新設。学びの場をつくる実践研究事業には和歌山県の社会福祉法人一麦会も参加している。厚労省は25年度予算に障害者の生涯学習モデル事業として1億円を計上した。生活介護事業所が特別支援学校教員OBを雇用し、学習プログラムを実施するもので「画期的なこと」(星川室長)という。【福祉新聞】まさに社会の中での多様化ですね。多方面の方が関わることで一気に進む状況を生みますね。☄
2024年11月06日
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教員が足りない…広がる発達障害への理解と裏腹にケアは手詰まる。「怠けているだけ」。無慈悲な言葉が孤独を加速させる発達障害の子どもたちへの指導や支援を含めた特別支援教育がスタートして今年で18年目となる。学校関係者や保護者らに広く知られるようになり、特別支援学級などで学ぶ児童生徒は急増。教員不足や学びの質といった課題も見えてきた。鹿児島県内の現状を報告する。(シリーズ・かわる学びや@鹿児島~特別支援教育の今=10回続きの②より) 「特別支援学級から外れてもらっていいですか」。鹿児島市で中学3年の長男を育てる母親(53)は進級前、学校からの突然の要請にショックを受けた。理由を問うと「先生が足りない」の一点張り。「高校へ行きたいなら支援級では合格できない」とも言われた。長男は3歳になる前に自閉症スペクトラム障害の診断を受け、地元小学校では6年間、支援級に通った。中学も2年生まで一部教科を支援級で受け、卒業まで在籍を望んでいた。 コミュニケーションに課題があり、たまにパニックになってしまう。これまでも同級生のいじめや嫌がらせに傷つき、修学旅行には参加できなかった。 3年になり、通常学級の授業だけに。ついていけない教科もあり、塾通いが必要になった。「ひとりぼっちの時間が増えて、教室で孤独を感じる」と漏らす。気軽に教員に相談できないのも悩みだ。 外見から周囲との違いは分からない。母親は「やればできるのに怠けていると思っている教員も少なくない。生きづらさを抱える子どもたちに、学校は時間を割けないということだと受け止めた」と肩を落とす。「『支援級を利用できない可能性がある』とくぎを刺されて慌てている。どうしたらいいのか」。県内でスクールカウンセラーを務める40代女性は今年、複数の母親から相談を受けた。小中学校への就学相談で、教育委員会から告げられているという。支援者仲間の間でも驚きが広がっており、「教員や教室が足りず、支援級を増やしたくても増やせない状況になっているのでは」と推測する。 県内では、支援級が2けたに上る大規模校や、半数近くを占める小規模校も珍しくない。内壁で仕切って教室を増やす学校もある。 県教委は23年度、ニーズの高まりを受け、義務教育課内の特別支援教育室を課に格上げした。萩之内靖課長は「そもそもの全体の教員が足りていない」ともどかしげに語る。教科担任制の中学校では、支援級が一つ増えることで担任1人だけでなく複数教科の教員が必要となる学校もある。一方、保護者の理解が得られず、支援につなげられない児童生徒は今も少なくないと、学校現場の関係者は口をそろえる。 小学校で特別支援教育コーディネーターを担う40代女性教員は、子の障害を受け入れられなかったり、周囲の目を気にしたりして葛藤する保護者を多く見てきた。「親自身も何かしら発達障害的なものを抱え、うまく社会生活が送れていないケースもある」という。 子どもだけでなく、家庭に寄り添い、ケアできる態勢整備は道半ばだ。 ◇発達障害とは 生まれつきの脳機能の障害とされる。特定の物事にこだわりがあり対人コミュニケーションが苦手な「自閉症スペクトラム障害(ASD)」、落ち着きがなかったり衝動的に行動したりする「注意欠陥多動性障害(ADHD)」、読み書きや計算が苦手な「学習障害(LD)」などの総称。知的な遅れを伴うこともある。言葉の遅れや多動など、親が子どもの発達に違和感を覚えたり、自治体の乳幼児健診で指摘されたりして発覚するケースが多い。いずれも障害の程度は個人差が大きく、必要な配慮もそれぞれ異なる。【南日本新聞】特別支援教育が始まって18年、丁度長男が高専を卒業した頃で、全くわが家はその恩恵を受けることはなかったけど、その間も、学校現場では試行錯誤が多方面で模索されているようですね。枠組みだけ用意して配置される教員不足では、全く事が運びませんね。☄
2024年11月09日
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音楽会を土曜日に控えて今日からは児童鑑賞日。今日は早速に1年、3年、5年が舞台に立ち、2年4年と6年が客席で鑑賞です。どうなることかとヒヤヒヤだったけど、どの学年も今までの中で一番の出来、みんな張り切っていましたね。そして、全員で合唱した曲は、世界中の子どもたちが明日は、2年、4年と6年が舞台に立ち、1年、3年、5年が鑑賞です。後は、当日、保護者の皆さんの前でも精一杯の笑顔で頑張って欲しいな。。(*^_^*)
2024年11月14日
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障害者の解雇、4279人 3〜7月、就労事業所の閉鎖で障害者が雇用契約を結んで働きながら技能を身に付ける「就労継続支援A型事業所」の閉鎖が今春から全国で相次ぎ、3〜7月に少なくとも4279人の障害者が解雇されたことが14日、厚生労働省の実態調査で分かった。障害福祉サービスの対価として国が事業所に支給する報酬を4月の改定で引き下げたのが要因。厚労省が社会保障審議会部会に示した。 解雇したA型事業所の経営状況は大半が赤字だった。障害者の年間解雇者数は、一般企業なども含めて最多だった2001年度の4017人を上回る見通しだ。 4279人は、いずれもA型事業所で働いていた。うち949人は8月末までに再就職先が見つからず求職活動中だった。936人は企業や他のA型事業所などに再就職し、2073人は雇用契約を結ばずに働く「B型事業所」に移ることが決まった。 A型事業所は7月末時点で約4470カ所あり、障害者約8万7200人が利用。共同通信が8月に行った調査では3〜7月に329カ所が閉鎖され、約5千人が解雇や自主退職となった。共同通信社【Web東奥】その後の対応が気になりますね。行き場を失ったままでは生活の基盤が成り立たないですね。☄
2024年11月11日
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