整える暮らしのウェルネスノート

整える暮らしのウェルネスノート

2026.02.08
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カテゴリ: Kindle絵本

絵本というと、子どもが読むもの、という印象が強いかもしれません。
物語があって、読み聞かせるためのページが続く。
そんなイメージです。
でも、大人になってからの夜には、
そういう「わかりやすさ」が欲しくない日もあります。
一日をうまく終われなかった日。
前向きにもなれず、ただ時間だけが流れていく夜。
その時間に、「読む」ための本ではなく、
ただ、眺めるだけの本があったらいい。
そう思ったところから、私の考える「オトナの絵本」は始まりました。

私が考える「オトナの絵本」とは
私が考える「オトナの絵本」は、何かを教えたり、気持ちを前向きにするための本ではありません。
読み終えたあとに、何かを変えなくてもいい。
途中で閉じてもいいし、同じページを何度開いてもいい。
きれいに理解できなくても、構わない。
気持ちが整っていない状態でも、そのまま置いておけること。
それが、私にとっての「オトナの絵本」です。

読むよりも、時間を感じるために
この絵本では、文章を追うことよりも、イラストを通して「時間の流れ」を感じてもらいたいと考えました。
そのため、奇数ページにイラストを配置しています。
ページをめくる速度は、人それぞれでいい。
立ち止まっても、途中で戻ってもいい。
この本は、物語を進めるための構成ではなく、ページとページのあいだに生まれる「間(ま)」を残すことを大切にしています。

まず電子書籍として生まれました
このオトナの絵本は、まず電子書籍として形にしました。
夜、ひとりの時間に、特別な準備をしなくても開けること。
生活のすぐそばに置けること。
そういう距離感が、この絵本には合っていると感じていました。

紙の本にした理由
ただ、作っていくうちに、少しずつ違和感も生まれました。
電子書籍では、文字とイラストが交互に配置されます。
読みやすく、合理的な構成です。
けれど、時間の流れを大切にしたいこの絵本では、イラストとイラストのあいだで、その流れが一度、区切られてしまうように感じました。
紙の本であれば、イラストだけを眺めることができます。
リズムを壊さずに、一つの流れとして残せる。
そう思い、紙の本としても作ることにしました。
ページをめくる音や、紙の手触り。
読まれていない時間も含めて、そこに「ある」こと自体が、
この本の時間だと思っています。

この本は、ここに置いてあります
このオトナの絵本は、電子書籍と、紙の本の両方があります。
読むためではなく、何も考えずに眺めるための一冊として。




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Last updated  2026.04.05 02:29:52
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