「Blame It On The Boogie(今夜はブギーナイト)」は、アルバムのトップを飾るナンバーで、'70sディスコ・クラシックスと言っていい名曲。 「Off The Wall」~「Thriller」期のマイケルにも通じるダンサブルな曲だが、この頃はマイケル個人に対する人気が、まださほど加熱しておらず、そのせいもあってか、実に初々しい躍動感に満ちている。
ノリのいいイントロ、効果的に挿入されるハンド・クラッピング、そのグルーヴ感とキャッチーなメロディ。 そしてマイケルの歌声に漂うマジカルなオーラは、後の大ブレイクを充分に予感させる。 全米54位と、思いの他ヒットはしなかったが、マイケルのNo.1ヒット「Don't Stop Til' You Get Enough」と並べても遜色ない出来であり、マイケルのキャリアを語る上で欠かせない一曲である。 「ホウ~!」「ヒイッヒイッヒイッ~」などのマイコー唱法も、この頃からしっかりと確立している(笑。
ソウル(魂)を自ら抜いてしまった大物歌手としてのマイケルよりも、この頃から「Off The Wall」あたりまでのマイケルの方が輝いていたと僕は思う。