雑筆の部屋♡♡此処に青春の灯あり

雑筆の部屋♡♡此処に青春の灯あり

2026.09.03
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前の​ ブログ(150)(←クリック) ​からの続きです。

2026年5月9日 土曜日


同湖から注ぐライン川の流れの途中にある滝です。ライン川なのですっかりドイツにあるのだと思っていたらとんでもない! 物価の高いスイスにあったんですよ。

さて、それではすっかり見慣れたリンゴ畑に別れを告げます。
おっと、プップクンの誕生日を祝ったフリードリヒスハーフェンを通過したところで思い出しましたが、その街は飛行船のツェッペリンの本拠地でもありました。
と言う事で、この湖畔の港町には観光用のツェッペリンの飛行場があります。でも私はヒンデンブルク飛行船の火災を思うと乗れません。ツェッペリンが初めて日本の空を飛行した時(1929年)はみんな大怪物かと思ったそうな。

太陽が照りつく
国道31号線を走り、アウトバーンで北回りにスイスに入りました。
正午きっかりに車を止めた高台でこの観光バス列車?と鉢合わせ。

ここで聞こえて来たごうごうと流れる水の音の方向を眺めると!

うわぁ、出た!!! カメラのレンズをもっと近づけてみました。

あ、船が見えた! 面白そうなので撮影します。


凄いのは​ 真ん中にある岩(←クリック) ​にも船で行けるそうです。
こんな高い所から眺めているのはもったいなので1時間の駐車代を払って船着き場のある岸に下りました。

船に乗るのは面白そうだけれど、1時間のうちにすべてを見学するには無理です。
滝の方面を見ると向こう岸にも船着き場がありました。あの上にあるのはお城?

そして一番興味があったのは真ん中の島です。そこにも船が!

後で調べたらこの島には船でしか行けない事がわかりました。あの岩を登るのは見るだけで息が切れそう。もし、まだ20代だったらよじ登っていたかも!
後でこの掲示版を見るとお城に渡れる橋があるのに気が付きました。

たっぷり時間と駐車代を用意してこのラインの滝を見学……もう、いいです。
川にはカモの方が食べられそうな大きな魚がいました。

2026年8月 編集の途中ですが、この夏は猛暑と乾燥でこのライン滝の水量がこんなにひどく減っていると言うニュースが新聞に載っていました。こんな景色は滅多に見られないと言う事です。


やはり満々と水を湛えたライン川の方が魅力的ですね。またすぐに元に戻ると思いますが、ボーデン湖でも水面下に隠れていた小島が現れたそうです。

さあ、また5月に戻ってライン滝から出発。


次の目的地は我が街の姉妹都市、バーデン地域のミュルハイムです。一体どんなところだろうと一度は訪問してみたかった街でした。


ブランデンブルグ州と違って、ここは葡萄酒の産地でもあり、私たちの街の公園にもミュルハイムから贈られた葡萄の若木が生えています。当初は西ドイツの都市が姉妹都市になったのが気に喰わないへそ曲がりの旧東ドイツ住人が、そのぶどうの木をこっそりと切ってしまいましたが、今はまた立派に葉を茂らせています。植物に八つ当たりしたって事態は変化しないのにね。多分シュタージ(秘密警察)に関わって甘い汁を吸っていたけしからん輩かもしれないと考えています。
さてと、この姉妹都市……え?姉妹都市?

これが?我が街と? え~?

私達の街はこんなに情緒豊かじゃないんだけど~。ぜ~んぜん違うんだけどね~。
軒にワインが素敵に茂ったこんな素敵な建物なんてないんだけどね~。


こんな豚ちゃんもいないしね~。

そういえば庭でミニブタをペットに飼っていた家が近所にあったけれど、いつの間にか小屋が消えていました。食べちゃった?
街中にこんな洒落た排水溝だって無いしね~。

一体我が街がこの街とどこで姉妹都市になったんでしょうね。
あ、音楽が聞こえて来たと思ったら、市場で国際イベントが催されていました。
ウクライナの屋台も出ています。

なので舞台で踊っていた美少女達がウクライナから来たのかと思いました。

すると全くの早とちりで、「私達ボズニアからよ」との事でした。衣装を見りゃウクライナじゃないってわかるはずなのに・・・。
さあ、姉妹都市でない様な姉妹都市を見た後はこのワインの産地を出発~。しかしここは育ちが遅いのかな


次はシュワルツワルトのミュンスタータールに向かいます。


ヤギが草食む山中の道では、まるでハイジの世界にいる様な気分に浸りました。

ミュンスタータール
はプップクンが6歳の時に祖父母と両親で休暇を過ごした小さな谷間の町と言う事でしたが、彼の記憶にあった景色は今ではすっかり変わっていて、泊まっていた宿は無くなっていました。但し村を流れる小川と「車の中で僕がおならをして、隣に座っていたお爺ちゃんにひどく文句を言われた」曲がり角だけは覚えていましたけど。
泊まれる宿がそこで見つからなかったので先に進みます。

こんな辺鄙な山の中で一夜を過ごすのも面白いかも。
午後5時に目差すケルバーショイヤーのガストハウスに付きましたが、なぜかいやにひっそりとしています。

ホテルの入り口を見つける前に、
近くにいた林業の作業員が「宿の主人は病気で、此処はもうずっと前から閉まりきりになっていますよ」と教えてくれました。多分売りに出されるかもしれないと聞いてちょっと可哀そうになりましたが、気を取り直してシュタウフェンと言う次の街に向かう事にしました。

さすがにシュワルツワルト(黒い森)の名称通り、大きなモミの木の深い緑色がどこまでもこんもりと続いています。

森を抜けると何やら遠くの丘の上に廃墟が見えて来ました。

かつてのシュタウヘン城の跡で、その丘のふもとの小さな街に宿を見つけました。

タバコ好きなイタリア人のおっちゃんの経営するホテル・ゾンネと言う古めかしい宿で、泊まった部屋ではWiFiが使えないのです。「あぁ、ストレスにならなくてゆっくり休めるでしょう」ですって。これだからイタリア人は!
部屋も安宿そのまま。そして階段は急で狭く、横浜の実家の階段を思い出しました。

ウィーン少年合唱団員の​ ウサギちゃんから初めてお手紙 ​(←クリック)を受け取った特、興奮のあまりこんな階段から足を踏み外して落ちちゃったんですよね。でもその落ちた痛みさえ嬉しく感じる幸せ気分な状態でした。

部屋の窓から外を見ると、ワイン畠が望まれました。この州はワインで、ビールはお隣のバイエルン州なのかもしれません。何しろここはフランスに近いのです。

ホテルの向かい側にはワインの醸造工場が見えて、どうやら土曜日もお休みらしい。


ネットも繋がらない退屈なホテルにから一刻も早く抜け出すべく、この街の散策に出掛けます。
石畳の何気ない通路にもメルヘンのかけらがこぼれていそうな雰囲気。


ところが街の中心に向かっていると壁に「シュタウフェンは壊れてはならない」と言う変な張り紙がしてある建物が目に付きました。壊れるって、どうして?
よくよく見ると、なんと壁には何本もの亀裂の修復の跡がありました。

地中熱暖房を利用する為に、2007年に市庁舎での地熱探査の為に掘削された場所からの漏水が地下の無水石膏に到達してそれが膨張し、場所によっては土地が70センチメートル以上隆起したそう。旧市街の数百の建物に深刻な亀裂が生じて、一部は取り壊すことになったとか。

この市庁舎の広場で工事があったのですが、この風景が保たれたままでよかった。そういえば去年(2025年)の1月に埼玉の八潮市で道路が突然陥没して、哀れにもトラックの運転手が犠牲になった事故がありましたけれど、私達の見えない地下ではどんな危険が人間を待ち構えているか……考えない方が良い。

お腹も空いたので小さな洒落たイタリアレストランで夕食を取ります。


ここでは初めてのピンサロマーナを頂き、一辺でファンになりました。


もう20時になっていましたが空はまだまだ明るいのです。


小さいけれどエレガントなこの街がとても好きになりました。


ホテルに戻る前にホイリゲを見つけました。

もちろん素通りするはずがありません。
プップクンはワイン、私はぶどうジュース、そしてフラムクーヘンを注文。

そして満足で完璧な一日がこれで綴じました。

2026年5月10日 日曜日
古めかしくくすんだホテルのレストラン。まさかイタリアおっちゃんのタバコのせいではないと思うけどね。昔あったSバーンの喫煙車両の色が正にこれだったっけ。


朝食・・・・ま、我が家の朝食よりはましです。

壁の様子はともかく、窓がすべて伝統的な紋章ガラスになっていて、興味を引き立たせました。

よく見ると、この紋章の下には「1787年1月17日生、F・アントン・ガス 1848年9月24日 射殺」と書いてあるんじゃないんすか! 射殺だって!
後で調べたら、この人は1848年にこの地域で起きた3月革命の政府軍との争いで亡くなったとわかりました。シュタウフェンの共同墓地に革命の犠牲者の記念碑があり、彼の名前も刻まれているそう。何でこんな貴重な紋章ガラスがこんな古宿に使われているのか、イタリアのおっちゃんに聞いたってどうせわからないに決まってる。
それでもすべての窓の紋章をカメラにおさめました。
ツェーリンゲン              フライブルク


スウェ―デン  え、なんで?      モデーナ…イタリアの街?

シュタウフェン  此処じゃ!       ザンクト・トゥルードペルト

この最後の紋章はザンクト・ブラジーンです。聞いたことが無い街ですがね。
写真を見つけて貼り付けました。

そこはシュワルツワルトの森に囲まれた美しい街で、手前にある丸屋根の建物が大聖堂、それに続く建物は「ブルジョワ家庭の子供が入る名門寄宿学校なんだ」とプップクンが教えてくれました。
​映画で ウィーン少年合唱団の素敵な宮殿の寄宿学校を見た中学の頃 から、全寮制の学校に憧れていたので、 今日はホテルを探す前にそこを見て来る事に決めました。プップクンはあまり乗り気ではありません。
しかしお天気も良く、景色も最高でこっちはルンルン気分です。
何だか手入れされたゴルフ場みたいですが、牛のいる牧場です。
どうやらあの谷の向こうが目指す街の様です。


ブラジーン大聖堂も アインジーデルン修道院 ​(←クリック)と同様、 中学から高校までの 男 女共学で、寮は厳格に分かれているそうです。さぁ、どんな雰囲気に囲まれた場所なのか楽しみです。
大きな丸屋根が目に入って来ました。あれが大聖堂でしょう。


川を挟んでの向かい側の景色も良いですね。

日曜日のせいか、とても静かです。
車を止めた場所に公園がありましたが、なんじゃ、これ!

どうも司教帽を被った聖ブラジウスの頭だそうです。インパクトを与える為に強いて頭だけ置いてあるそうですが、こういう芸術って理解できんわ。
では、早速大寺院の方に言ってみます。

いやぁ、立派ですね。すると突然鐘が鳴り出しました!


何か圧倒されていると、何人かの少年が通りかかりました。みんな揃って蝶ネクタイを付けているので思わずウキウキして「君達は合唱団の団員かな?」と聞いてしまいました。すると皆は可笑しそうな表情をして、反対に「なぜですか?」と聞かれてしまいました。日曜日にこんな大聖堂の前で蝶ネクタイで歩いているなんて、合唱団以外にないじゃないですか。
「僕達はここの生徒ですが、外出する時は必ずこういう格好をしなくてはいけないんです」
ちょっと驚いたけれど、他にも蝶ネクタイの少年達がこちらに歩いて来たので、ウソではなさそうです。
「僕たちの寄宿舎はこちらの建物なんですよ」

まさか追いかけて行くわけにもいかないのでそこでお別れしましたが、どことなく品があって、ブルジョアの躾の良い少年達と言う印象がばっちり残りました。それにしても蝶ネクタイがこの名門校のシンボルとはねぇ~~~。
プップクンがせかすので、ゆっくり見学できなかったのですが、せめて写真は撮って来ました。

立派な建物ですよねぇ。アウガルテンより大きい。

蝶ネクタイの学生と話せたのは幸運でした。
ルンルン気分が続く中、こんな道を走り続けます。


そして今日の宿はドュルバハと言う小さな町になりました。

そして運よく取れた宿は此処です。


ホテルの窓からはワイン畑が見渡せます。


途中で見つけたレストランに夕食を取りに向かいます。


そしてここでもワインに関連する風景に遭遇しました。


今日の夕食は再びフラムクーヘンです。

この地方にいる間はこの味を楽しまなくちゃ。
今日も素敵な時間を過ごすことが出来ました。
蝶ネクタイの男の子達に乾杯です。
2026年5月11日

豊かなメニューの朝食をたっぷりとってブランデンブルク州の我が家に向かいます。
最後に目にしたワイン畑には小さな幼木が大切に植えられていました。


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Last updated  2026.09.03 06:08:48
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Re:【151】春のボーデン湖から帰路へ(09/03)  
Yuichann  さん
Ponkoさんへ

お邪魔します。
今年のヨーロッパは、とても暑い日が続いた様ですね。ハンガリーを流れるドナウ川も川底が見えたと聞きました。ライン川の滝も凄いことに、5月の旅行はとても良い季節だったのですね。森の木々や葡萄畑の写真、爽やかな感じを受けました。6月7月の猛暑のイメージはなかったです。何か絵葉書を見ている様な気がしますね。町も静かでいい感じ。観光客でごった返すイメージなど無くて素敵❣️ オストリア側からしかボーデン湖を観た私にとってとても興味があります。ワイン畑、黒い森良いですね。
あの少年たちは良家の御子息でしょうか? (2026.09.17 18:04:22)

Re[1]:【151】春のボーデン湖から帰路へ(09/03)  
ponko310  さん
Yuichannさんへ
此処への初コメ、嬉しく思います。
ボーデン湖は5月に行った時ももう暑かったのですが、その一か月後は乾燥でもっとひどい暑さだったみたいです。この夏はあちこちで山火事がありましたね。
ヨーロッパはやはり5月が一番良い季節の様です。
あの緑のブドウ畑も今頃はたわわに甘い実をつけているはずです。
そう言えば去年ゲオルクさんに会った時もちょうど今頃で、ペルヒトルツドルフのぶどう畑の大きな甘いぶどうの房を頂いたのを思い出しました。

ザンクト・ブラージエンの寄宿学校はドイツでもトップクラスの名門校で、裕福な家庭の子供達が多く在籍しているそうですが、全員が良家の子女と言うわけでなく、多様な生徒を受け入れていると読みました。それにしても少年達の外出姿が蝶ネクタイだったのには驚きました。 (2026.09.17 23:19:41)

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ponko310 @ Re[1]:【151】春のボーデン湖から帰路へ(09/03) Yuichannさんへ 此処への初コメ、嬉しく思…
Yuichann @ Re:【151】春のボーデン湖から帰路へ(09/03) Ponkoさんへ お邪魔します。 今年のヨー…
ponko310@ Re[1]:【6】そして私は今でも歌っています。(02/12) maaさんへ 懐かしい記事へのコメントをあ…
maa@ Re:【6】そして私は今でも歌っています。(02/12) ponkoさま 新しいボーデン湖の記事にコメ…
ponko310 @ Re[1]:【150】春のボーデン湖 続の続(07/30) maaさんへ 声を掛けに来てくださってあり…
maa@ Re:【150】春のボーデン湖 続の続(07/30) ponkoさま 眼の手術は無事に済まれたでし…
ponko310 @ Re[3]:【150】春のボーデン湖 続の続(07/30) ヤマチャンさんへ 寝る前にブログを開いた…
ヤマチャン@ Re[2]:【150】春のボーデン湖 続の続(07/30) ponko310さんへ 手術まだでしたか。10年…
ponko310@ Re[1]:【149】またもや難民によるテロです(07/26) Yuichannさんへ 私としたことがこのコメン…
ponko310 @ Re[1]:【150】春のボーデン湖 続の続(07/30) ヤマチャンさん よくいらっしゃいました~…

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