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独身だった頃お花を習ってました。
先生はその頃もう70歳くらいだったと思うけど、とっても上品で奥様と言う表現がぴったりの方でした。
でもとっつきにくい感じは何処にもなく若々しくて、かわいいと思う事がたびたびあったりして。
して、そのときのお話がまた楽しかった。
私はかわいがられてたんだと思う。
ある日、「うちに遊びにいらっしゃい」とおっしゃって、そのときにこの反物をいただいたのです。

ちょっと赤く見えるけどもう少しくすんだレンガ色です。
いただいてすぐ仕立てなかったけど、あれからもう20年もたつんです。
単の羽織が欲しいなーと思ってこれを縫おうと思いました。
こんなに長い間ほったらかしにするつもりじゃなかったのに、いつの間にか20年・・・・(恐怖)
今はその先生も亡くなられて、娘さんから喪中のはがきをいただいたときは本当に寂しい思いをしました。
お稽古好きだった私には、先生と呼ばせていただく方が何人もおられますが、皆さん故人になられてもう何人も残っておられません。
それだけ私も年を重ねたんだなーと思います。
思い出すと懐かしく、次から次にお顔が浮かんできます。![]()
先生方、ありがとうございました。(最敬礼)