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2019.06.04
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◆2017年8月12日 第49番浄土寺

 2017年の8月は山の日が11日、12~13日が土日となって3連休の後、お盆の14~15日と続く。11~13日の2泊3日での四国旅行となった。11日に四国中央市で母親をピックアップし、一路松山方面へ。この日の目的地(宿泊地)は西予市。まずは松山市の南隣・砥部町へ行った。ここは砥部焼で有名だが、僕自身も全く行ったことがなかった。



 砥部焼観光センター炎の里、砥部町伝統産業会館などで砥部焼を見学、そして砥部町から山越えして西予市に入った。地図で見るよりも相当な距離があって、九十九折れの山道だった。この日は「花の森ホテル」という名前のホテルに泊まった。温泉に入り、美味しい夕食を食べて骨休み。
 で、翌日、西予市周辺には観光地もなく、朝から松山市へ移動。行ってみたかった「坂の上の雲ミュージアム」と「伊丹十三記念館」を訪れた。





 そして帰路につくが、市内の3カ寺くらいを廻りたかったのだけど、8月の一番暑い季節、一つ目の浄土寺で、もうダメだった。駐車場から山門までのわずかな石段、本堂の階段など、サ高住に入居して以来ますます弱っている母親の足腰では、これくらいも無理だった。しかもお寺参りなどすると熱中症になりそうな暑さ。浄土寺そのものは山門(仁王門)が立派で、境内もきれいに整ったお寺だったが、この日は浄土寺だけで終わりとして、母親を宿舎に送って行った。




 そこから、丸亀市へ移動し、2泊目は「アパホテル丸亀」。古いホテルなのにお盆で高い。しかも目的だった一鶴(骨付鶏丸揚げ)本店は、大行列で入れず(盆休みだしね)。でもホテルの裏にあった、ややうらぶれた感じの居酒屋にもそのメニューがあって、それを頼んでみると十分に旨かったのだ。丸亀ならどこにでもあるご当地メニューかもしれない。

◆2017年8月13日 第73番出釈迦寺 第72番曼荼羅寺 第71番弥谷寺 第70番本山寺 第66番雲辺寺
 香川県の霊場は2016年11月から逆打ちをしていて、第88番から74番まで終わっているので、この日は第73番からのスタートとなった。73番は出釈迦寺、しゅっしゃかじと読む。丸亀市の西南の方向、善通寺市にある。香川県は段丘地帯だが、ここも丘の裾野にあって、山門までは細い石段の道を上がって行く。境内は小ぢんまりしていたが、裏山のほうにも敷地が拡がっていて、大きな大師像(?)もあった。




 次の曼陀羅寺は出釈迦寺からは近い。また丘を下りたところにあって、ここは平地だった。ここも小ぢんまりとしていたが綺麗に保たれているお寺だった。ここまでは順調だったが、次の弥谷寺が大変だった。弥谷寺は曼陀羅寺から遠くはないが、善通寺市の西・三豊市の山中にある。





 果たして万葉が歩いて行けるのだろうかとも思いつつ仕方なく歩き始めた。不幸中の幸い(?)は木々が鬱蒼とした山なので、日影道で比較的涼しかったこと。日照りの中なら無理だ。誰もいないお茶屋さん(廃墟?)があったり、山門まではそれほど急角度ではなかったが、上に行けば行くほど上りの角度も急になる。後で調べたら、階段は全部で540段あるそうだが、階段でないところも坂道なのでもっとあったような気がした。
 いったん中継点のようなところに着く。マイクロバスの到着点になっていた。色々な建物(僧坊か)もあったが、ここは単なる中継点でしかなかった。本堂へ行くには、ここから108段の真っ直ぐな階段を上がらなければならなかった。108って煩悩の数か・・・。108段を上がってもまだまだ。さらに次の石段を上って、ようやく本堂にたどり着いた。息が切れて汗だくである。ともあれ、万葉も一緒に上ることができた。さらに大師堂へ行くと、ここも石段の上。でもここは靴を脱いで、中に入るようになっていて、大師を拝んだ後その中に納経所もあった。ここで休憩することができた。








しかしお盆にマイクロバスが運休するなんてね。運転する人も確かにお盆は休みたいのは分かるけど、たくさん人が来るのに。なんて不平を言うとご利益がなくなるのかなぁ。とにかく同じ道を下りて、車にもどった。そして麓の道の駅で、着替えのTシャツを買ったり冷たいものを飲んだりした。
 弥谷寺から国道11号線に戻るとその交差点に「鳥坂(とっさか)まんじゅう」という、この界隈では有名な蒸し饅頭屋さんがあるが、早速買い求めて、熱いうちにいくつかパクついた。次の本山寺へはこの11号線をひたすら西に進めばよい。本山寺は三豊市の西、財田川の近くの平地にあって、大きなお寺である。財田川を超えると観音寺市になる。
この辺りの豪農か豪商が檀家になっていたのだろう、立派なお寺で、中には五重塔もある。・・・のだけど、修復工事中で、シートに覆われていた。本堂は国宝に指定されており、山門(仁王門)も重要文化財だ。






 さて逆打ちするなら、この後は観音寺、神恵院と続くのだけど、残りの時間と、8月の暑気を考慮して、3つ飛ばして第66番の雲辺寺に行って、尼崎に帰ることにした。雲辺寺は八十八カ所の中でも最も標高が高いところにあるお寺なので、気温が低い。夏に行くのが一番(冬だと寒すぎる)だし、ここは大型のロープウェイに乗って快適に行ける。ということで、雲辺寺へ。
 ロープウェイ乗り場までちょっと道に迷ったけど、もう乗り場でも標高が高くて少し涼しい感じがした。ロープウェイのゴンドラは100人も乗れる大型のもので、標高911mのお寺まで僅か7分で行ける。途中に見える瀬戸内の景色もすばらしく、山頂は涼しかった。ここは、子どもの頃(50年近く前か)に一度来たことがあるが、冬で寒くて、しかもお寺は古くてボロボロだったような記憶がある。しかし半世紀も隔てると全く違っていた。お寺は新しくなっているし、色々な建物も増えているし、一大レジャー施設のような印象すらある。内心驚いてしまった。山門などはピカピカ、500羅漢の石像を置いた広場もあるし、展望台まであった。敷地内に香川県と徳島県の県境を示す印があって、本堂は実際には徳島県になるそうだが、徳島県からは登れない(登れるかもしれないがロープウェイはない)ので、香川の霊場・第66番札所になっている。再びロープウェイで降りて、そのまま尼崎に帰ったのだった。










 2017年はこの後は四国に行くことがなく、これが最後となったが、過去最高26カ寺を廻った。それでも通算では62カ所で、まだ26カ所も残っている。





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最終更新日  2019.06.10 21:53:32
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