ヨカッタ探し

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October 23, 2007
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テーマ: 本日の1冊(3796)
カテゴリ: 読書ろぐ(mystery)
移動の多い火曜日、今回のお供は宮部みゆきさんの
だいぶ前の文庫本。読むのは何度目かな??

宮部みゆき  『鳩笛草』 (光文社文庫、2000)

他人の心を読むことのできる女性刑事・本田貴子は、その能力ゆえにさまざまな試練に直面し、刑事としての自分の資質を疑ってゆく…。(「鳩笛草」)高校生の妹を殺害された兄に代わって報復の協力を申し出た青木淳子。彼女は、人や物を念じただけで発火させてしまう能力を持っていた…!(「燔祭」)超能力を持つ3人の女性をめぐる3つの物語。(「BOOK」データベースより)


割と初期の頃の宮部作品には、”超能力”を持つ人々が
ちょいちょい出てたような気がします。
なんか、”超”というより、”特殊技能”というべきか。
この文庫は、そんな能力を持った3人の女性を描いた物語が
3つ収められてます。中篇3つ、くらい。


『クロスファイア(上) 、(下)』 の主役でもあります。
わたしは『クロスファイア』で彼女の悲劇的運命を
見せ付けられてたこともあって、この本の中では「燔祭」を
すすーーーっと通り抜けるようにしてました。
今回は、久しぶりだったのでちゃんと読んだんですが…。
やっっぱり、痛々しいです

その代わり?というか、いちばん好きなのが表題作「鳩笛草」。
これもそんなに安心できる結末ではないんですけれど…。
3人の主人公の中では、唯一、理解者に恵まれているから。
同じ能力を持った人とも出会っているし。
仲間の中で生きている人なので。少しホッとします。


なので、もしかしたら、これって当たり前でしょー?という
思いで、特殊技能を持っている人もいるのかもなぁ。
この本を読んでいると、そんなことを考えたりします。
ほら、絶対音感とかあるしね。
「鳩笛草」のポンちゃんのように、自分の持ってる能力を


どの作品も、「特殊能力をもってしまった」3人が、
ごく普通の日常を送っていこうとする物語なので、
違和感なく、物語に入っていくことができるなぁ、と思います。
超能力を描きながら、SFにしないあたりが宮部さんだな。





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最終更新日  October 25, 2007 12:43:39 AM
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