東方見雲録

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2023.02.07
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カテゴリ: 文化
どんぐりみそ造り 「おいしい」に応え25年 古代食ヒント 地域伝統の味に 淀江・宇田川公民館
 米子市淀江町中西尾の宇田川公民館で、古代人の食に発想のヒントを得た「どんぐりみそ」造りが、地元の学習グループ「リスネット」(森田京子代表、20人)によって25年余り続いている。

日本海新聞記事より引用

■味噌の起源は日本説。どんぐりを原料にした縄文みそができたのは中国よりも前?

味噌の起源は日本説。どんぐりを原料にした縄文みそができたのは中国よりも前?
味噌の起源は日本だという説も見逃せません。なぜなら縄文遺跡から、どんぐりを原料にした「縄文みそ」と呼ばれる食品があったことが分かっているからです。

記録に残っているのは紀元前700年の中国が最古ですが、約1万2000年以上前の日本で味噌のようなものが食べられていたことが推測されています。

飛鳥・奈良時代に中国から伝わった味噌を参考に、日本で独自の味噌文化が花開いていったとも考えられます。

■最初は贅沢品だった!?平安から戦国時代の味噌の歴史


平安時代の高級官僚の給与は、お金ではなく味噌やもち米。当時の味噌とは、庶民の口にはなかなか入ることのない贅沢品であったようです。

味噌汁が誕生したのは、鎌倉時代のこと。中国からやって来た僧侶の影響で、固形物の残っていた粒味噌をすりつぶした“すり味噌”が作られるようになりました。水に溶けやすかったすり味噌は、汁物との相性も抜群。鎌倉時代の武士の食事は一汁一菜。一汁は必ず味噌汁であったことから、食事の基本に味噌汁が据えられることになったのです。

ただし、味噌汁が一般にまで普及するのは室町時代になってから。農業の振興策で大豆の生産が増えたことで、農民たちも自家製のみそを作るようになりました。

味噌汁に加えてさまざまな味噌料理が誕生したのも、この頃です。柚子味噌やごま味噌などさまざまな種類が登場し、現代の味噌料理のほとんどがこの時代に作られたといわれています。醤油が誕生したのは、室町時代末期のことでした。

■世界中から注目!日本食こそ理想的な食だといわれる理由

今、世界中で味噌の健康効果が注目を集めています。昔から「味噌の医者殺し」という言葉があるように、味噌は古くから日本人の健康を支えてきました。期待できる健康効果にはさまざまなものがありますが、ここではそのうちの5つを紹介します。

自律神経のバランスがとれる
腸内環境が整う
慢性疲労が改善
老化のスピードが緩やかに
生活習慣病が改善


特に私たちの体にとってよいとされているのが、原材料の大豆です。大豆には、人の体づくりに欠かせないタンパク質、脂質、炭水化物がバランスよく含まれています。

植物性のタンパク質は肉や魚などの動物性タンパク質よりも吸収しにくいといわれていすが、大豆に関しては必須アミノ酸が多く含まれており、タンパク質のバランスのよさは動物性タンパク質に近いそうです。

大豆が発酵することで生まれた脂質の一種・レシチンには、高血圧症予防の効果が期待できます。同じく脂質のリノール酸には、心臓などの毛細血管を丈夫にする働きがあることもわかってきました。

1981年には、味噌汁を飲む頻度と胃がんとの相関関係も立証されました。このほかにも、味噌には美肌効果や消化促進の効果もあることが報告されています。

発酵により消化吸収されやすくなった大豆のパワーが、長い間日本人の健康を支えてきたのです。世界中でヘルシー志向が高まる中、大豆を中心に構成された日本食に注目する訳がわかりますね。

こちら

関連日記:2004.02.15  こちら





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Last updated  2023.06.16 18:48:23
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