東方見雲録

東方見雲録

2023.08.05
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カテゴリ: 政経
島根県松江市の講武直樹副市長によると、現在松江市では“夢を実現できるまち 誇れるまち 松江”をスローガンに、「MATSUE DREAMS 2030」と題したさまざまな取り組みを実施。今回ホンダと実証実験を実施する事業「堀川遊覧船」は、約400年前からほぼ変わらないまま残っている松江城を囲うお堀を巡るもので、1997年7月の運行開始当初から環境に優しいホンダの4ストロークエンジンを採用した遊覧船を使用してきた。

また松江市は、早くから官民一体となってカーボンニュートラル実現へ向けたまちづくりを推進していて、カーボンニュートラル観光をテーマにした活動が認められ、2023年4月には「脱炭素先行地域」、5月には「SDGs未来都市」など国に選定されている。

今回実証実験の舞台となる堀川遊覧船は、運行開始の1997年から2023年6月末までの乗船者数が734万8000人を誇る松江市の一大事業。また、国宝5城(松江城・姫路城・彦根城・松本城・犬山城)の中でもお堀を巡る遊覧船を実施しているのは松江城のみとなる。定員10名程度の遊覧船にて、3.7kmのコースを約50分で周回するほか、乗船券は大人1500円・小人800円だが、1日券となっていて観光の足として同じ日なら何度でも乗り降りできるのが特徴。


カーボンニュートラル観光の実現に向け、電動推進機の実証実験を共同で実施すると発表した本田技研工業株式会社 二輪・パワープロダクツ事業本部の福田蔵磨氏(左)と、島根県松江市の講武直樹副市長(右)
© Car Watch


今回実証実験に使用される電動推進機プロトタイプとHonda Mobile Power Pack e:
© Car Watch

今回実証実験が行なわれる“電動推進機プロトタイプ”の開発責任者である高橋能大氏は、「CO2排出がゼロで環境に優しいのはもちろんですが、低騒音、低振動、排気ガスが出ないといった快適な船上環境の実現に加え、交換式バッテリを採用することで連続運転も可能にすることを目指して開発してきました。現在の堀川遊覧船にはホンダの9.9馬力(7.4kW)の4ストロークエンジンが搭載され、年間で約47tのCO2が排出されていますが、これをゼロにできます。また、堀川遊覧船は時速5kmで運行していますが、この定速航行時の騒音を5db低減できたことで、エンジン搭載船では船頭さんがマイクを使用しないとガイドができなかったのですが、マイクを使用せずに会話が成立するほど静かさも実現しました。さらに、船体の振動を60%ほど低減できたほか、排気ガスが出ないので、乗客だけでなく近隣住民や観光客へも臭いがなく周囲に配慮した優しい遊覧船に貢献しています」と電動化することで多くのメリットがあると説明した。



引用サイト: こちら

参考サイト:松江市のSDGsの取り組み こちら





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Last updated  2023.08.05 09:00:10
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