東方見雲録

東方見雲録

2024.10.29
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カテゴリ: ものづくり
NHK放送技術研究所(以下:技研)は、2024年10月20日~23日に神戸で開催されたIEEE SENSORS 2024で、独自の作製手法によって世界で初めて厚さ0.01mmの薄くて曲げられるシリコンイメージセンサーを開発し、湾曲させて動作させることで横方向のぼやけを大幅に改善した映像の撮影に成功したことを発表した。

技研は、これまで小型でぼやけの少ない広視野な放送用カメラの実現を目指し、薄くて曲げられるシリコンイメージセンサーの研究を進めてきたという。


図1 湾曲したシリコンイメージセンサーによる収差補正の原理


図3 開発したイメージセンサーによる出力映像
左:平面構造(湾曲前)のイメージセンサーによる映像
右:円筒状(曲率半径20mm)に湾曲したイメージセンサーによる映像
今後は、カラー化を進めるとともに、縦横両方向の収差改善に向けて凹面状に湾曲したイメージセンサーの作製技術を確立し、2030年頃までに小型・軽量で高画質な広視野カメラの実用化を目指すという。

引用サイト: こちら





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Last updated  2024.10.29 09:00:12
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