東方見雲録

東方見雲録

2024.11.14
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カテゴリ: 政経
真の利益とは、金持ちになったら、自分の会社を通じて富を分配したり、蓄積した富を社会善に用いることです。蓄積するときにも、持続可能な方法か、それ以上の方法をとる。日本では再生方法について興味深い議論がなされていますよね。



マルクス・ガブリエル
マルクス・ガブリエル 1980年生まれ。ボン大学、ハイデルベルク大学などで学び、史上最年少の29歳でボン大学の哲学科正教授に就任。同大学国際哲学センター長も務める。西洋哲学の伝統に根ざしつつ、「新実在論」を提唱して世界的に注目される(撮影:今井康一)
ガブリエル:そうです。単にものがあり続けるのではなく、進歩的な動きの中でスパイラル状に高めていく。それが真の利益です。

負の外部性については有名な議論がありますが、私は前向きに捉えて、正の外部性を内包させたいと思っています。企業が生み出す負の付随的損害を測定し、バランスシートに反映させるだけでは不十分です。

たとえば、企業が客観的に測定可能な形でよい行いをしたならば、減税することなどが考えられます。たまたま近隣の人々によいことをするのではなく、社内に客観的に測定可能な道徳善を実践できるエンジンがあるとしましょう。

これは正の外部性につながります。それで減税ができ、正しいことが行われる。それが真の利益であり、その活動に従事する社会民主主義的なインセンティブになるでしょう。
・・・・
ガブリエル:経済学で有名なゲーム理論では悪役が常に勝つとされていて、数学的には間違いないようです。しかし、それに対する解決策として有名なのが法律です。悪役の問題で世界が崩壊することはありません。なぜなら、経済は法律や政治の領域から完全に切り離されて動くシステムではないからです。



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関連日記:2024.10.19の日記   こちら





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Last updated  2024.11.14 12:53:30コメント(0) | コメントを書く


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