東方見雲録

東方見雲録

2025.02.04
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カテゴリ: まちづくり
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【速報】埼玉・八潮市の陥没事故で運転席に「運転手がいる可能性が高い」と判断 仮設の管を設置し約3か月の工事へ こちら



運転席のある位置は、陥没現場から下流に30メートルの場所だと特定され、今後、消防が運転席の捜索を進めます。また、今後の救助活動の具体的な道筋も明らかになりました。

運転席に向けて地表から穴を掘り運転席を回収する方法を進めるとともに、下水道管内のたい積物を避けた形で下水管のバイパス工事を行うということです。

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下水の流れが速い現在の状況では救助隊員の安全が確保できないとして、森田氏は「下水を限りなくゼロに近づけることが重要だ」と指摘。「24時間の下水の利用自粛など、思い切った手段を取る必要がある」と話した。
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 現場の下水道管が激しく損傷したとみられるため、復旧方法については、補修ではなく、穴を 迂回うかい する形で上流600メートルと下流600メートルの2地点をつなぐ管を新設する方法を提案。民家の地下を避ける必要があり、「完成までに2、3年はかかるだろう」との見方を示した。
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引用サイト: こちら

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東大教授が指摘する「下水管腐食」が起きる3つの新たな要因
要因①下水管の「太さ」
事故があった現場の地下には、どのような下水道構造物があったのだろうか。それを調べていくと、専門家ではない筆者にも奇妙な点が見えてきた。注目したのは、陥没が起きた交差点の上流側の下水管の「太さ」である。

図表1を見てほしい。

緑色の線が、埼玉県が管理する下水管である。陥没現場に至るまでの下水管の太さは、直径3mである。不思議なのはそこに至るさらに上流側の下水管の太さで、直径4.25mと直径2.4mの2本の下水管が合流している。この不思議さをお分かりいただけるだろうか。川に例えるなら、幅4.25mと2.4mの支流が合流し、幅3mの本流になったということ。本流のほうが小さくなっているのだ。

要因②エリアにおける「地点」
次に陥没現場の場所に着目した。ここは埼玉県の中川流域下水道に属するエリアで、エリア内には121kmもの下水管が埋設されている。そのほぼ最下流に現場は位置していた。

要因③下水の「乱れ」
硫化水素そのものには、実は下水管を腐らせる性質はない。それが空気中に放出され、物体の表面に沈着すると、細菌の働きによって硫酸に変化する。この硫酸こそが、下水管を腐食させる。つまり、陥没現場には、硫化水素を水中から空気中に解き放つなんらかの要因があったということだ。

現地の状況に詳しい専門家によると、「マンホールに流入する下水はまるで滝のよう」とのこと。そうなれば下水の流れに乱れが生じ、硫化水素が空気中に放出されやすいということは想像に難くない。



ただし、この高低差があるからこそ、電力などは使わなくても、重力の力だけで下水を下流に流すことができるということを付記しておく。

下水道がなければ生きていけない
ここでは硫化水素、硫酸の発生について推察したが、もちろんこれが今回の事故の要因のすべてではない。佐藤教授も地下水位の高さ、雨水を流す管からの漏水、昨今の豪雨の多発、現地の地質の影響などの要因も指摘しており、「不幸な条件が複数絡んでいるものと見ています」と述べている。

「平成27年に下水道法が改正され、下水道の維持管理に向けての体制が整備されました。それからおよそ10年が経ちますが、今はまだこれから長く続く維持管理の時代の幕開けに過ぎません。まだまだ研鑽を積み重ね、技術を高めていかなければなりません。今回の事故からたくさんのことを学び、今後の下水道の維持管理に活かしていかなければなりません」(佐藤教授)

国土交通省によると、私たちの足元には約49万kmもの下水管が張り巡らされている。そのうち、「標準耐用年数」と呼ばれる下水管の寿命50年を超える管の割合は、現時点で約7%、約3万kmとまだ数字は小さいが、20年後には約40%、約20万kmにまで一気に増加するという。その中には場所ははっきりと記せないが、こうした八潮市のような場所は全国にいくつかあると専門家は指摘している。いつどこで、八潮市と同じ事故が起きてもおかしくない。



引用サイト: こちら



埼玉県八潮市でトラックが転落した事故の原因となった道路の陥没は、下水中の有機物から発生した硫酸で配管が腐食したことによって引き起こされた可能性がある。近年の気温上昇による微生物の活発化や、この土地特有の軟らかい地盤も影響しているとみられ、専門家は点検技術の見直しの必要性を指摘している。

「汚物を含んだ有機物から発生した硫化水素が空気に触れ、酸化することで硫酸が生じた」。下水道に詳しい日本大生産工学部の森田弘昭教授(土木環境システム)はこう話す。

破損した下水道管は深さ約10メートルの地中に設置されている。発生した硫酸によって、鉄筋とコンクリートでできた下水道管が溶けて小さい穴が開いた。そこに土壌から地下水や土砂が少しずつ侵入し、地表との間にできる空洞が拡大することで陥没を引き起こしたと考えられる。

引用サイト: こちら

【八潮・道路陥没】露見した下水道の盲点…深さと地盤改良、危ないのは高度成長期にできた都市部の住宅街や国道付近


重要度については「重要路線かどうか、地上の利用状況、経年変化、材質、土かぶり」などの項目があり、健全度は「変形、腐食、勾配、侵入水」などがあります。大阪市においては「土かぶり」の優先度が相対的に低かったことから、埼玉県の独自調査において、重要度の項目に「土かぶり」がどの程度考慮されていたかが気になります。

 八潮市の道路のように、アスファルトとコンクリートで固められたところでは地盤の変化を確認できません。道路をめくらずにレーダーなどで地中を検査するシステムにおいても、せいぜい地下2〜3メートルの確認が限界です。地中10メートルに埋まっている下水道管は、ボーリング調査などの大規模な点検でしか点検できないのです。
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地盤改良が行われていない一般道
小池:はい。規模の小さな陥没は特に大都市では日常的に起きています。駅の開発などでも、十分な地盤改良ができておらず、地中が空洞になっている部分は意外に多いものです。

 当然、民間のビル敷地内の地下についてはボーリング調査や空洞検査、基礎杭や地盤改良を徹底していて崩落リスクは低いのですが、一般道については地盤改良が行われていない地域はたくさんあります。特に、高規格でない道路において地盤改良をしっかりしているケースは極めて稀です。

 1960年代の高度経済成長期に元々地盤が軟弱な地域にも住宅をどんどん建て、下水施設をどんどん作っていったのですが、当時、地盤改良という視点は抜け落ちていました。八潮市のように元々海だった地域をはじめ、沼地や田んぼだった地域の都市化を進めたことによるリスクが顕在化しています。また、事故があった道路のように、コストや工期を優先して、十分な対策がされず、地中深くに埋設された下水道管は多数あるでしょう。

 基本的に地盤が硬いところに都市を作り、地下水もコントロールしているヨーロッパとは対照的なのが日本の都市化なのです。

 いずれにせよ、地盤改良をしておらず、点検しにくい深さにある下水道管は破損リスクが高いことが今回明らかになりました。国としても「どの下水道管が、どれくらいの深さにあるか」を把握しているので、「土かぶり」の重要性をあらためて認識し、地中深くに埋設されている下水道管を全国的にチェックすべきです。

引用サイト: こちら

関連日記:2025.02.11の日記  地下水   こちら





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Last updated  2025.02.13 13:59:10
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