東方見雲録

東方見雲録

2025.02.27
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カテゴリ: 政経
印象操作(Impression Management)は、自分自身や他人に対して特定の印象を与えるために、意図的に行われる行動や戦略のことを指します。人は他人からの評価や社会的な受容を求める傾向があり、印象操作はそのような目的を達成する手段として利用されます。

印象操作は、自己プレゼンテーションや社交的な相互作用の中でよく見られます。人々は自分自身を良く見せるために、言動や態度、外見などを選択・修正・演出することがあります。これは社会的な場での自己表現や自己イメージの維持に関連しています。
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重要な点は、印象操作が常に悪意を持って行われるものではないということです。人は自己を表現するために必要な範囲で印象操作を行うことがあります。ただし、他人を欺くためや信頼性を損なう目的で印象操作を行う場合は、倫理的な問題が生じる可能性があります。
引用サイト:​ こちら ​ ​​


関連サイト:メディアが仕掛ける「印象操作」の常套手段 こちら

[図表1]福島テレビの番組「テレポートプラス」内で使用されたグラフ(2020年9月17日)
出所:『東大視点 ものごとの本質を見抜くための31の疑問』より抜粋

このグラフで示したかったのは、「調査内で『新型コロナに感染した人がいたら本人のせいだと思うか』という問いに対し『そう思う』と答えた人の割合が、日本はイギリス・アメリカの3〜4倍である」ということでしょう。確かに、調査結果の数字を見れば、イギリスの3.48%、アメリカの4.75%に比べると日本の15.25%は3〜4倍であると言えます。

しかし、ここで注意しなければならないのは、それでも約15%しかいないということです。残りの約85%は「そう思わない」と回答しており、どちらかというと「そう思う」は少数派の意見であることがわかります。

ところが、このグラフをもう一度見てみると、イギリスとアメリカでは少数派だった「そう思う」が、日本では多数派になっているような印象を受けます。その理由は、グラフの目盛の一番左の数字が「80%」となっており、その左側にあるはずの0〜80%の「そう思わない」の部分が省略されているからです。試しに、軸の一番左を「0%」にすると、[図表2]になります。



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因果関係と相関関係の誤認を注意する格言に、「アイスが売れると水難事故が増える」というものがあります。
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社会現象など対照実験を行うのが難しい現象に対しては、その要素と結果の間に因果関係が成立しているかどうかを調べるのは非常に困難です。まったく関係がなかったり、アイスと水難事故の例のように同じ原因から生じた結果同士であったりと、見かけ上の相関関係があってもそこに因果関係がないことも多いです。

「アイスの売り上げが多い日は水難事故が多いから、水難事故を減らすためにアイスの販売を禁止しろ」と言われても困ってしまいますよね。ですから、相関関係がある事柄同士について、安易に因果関係の存在を推定するのは危険なのです。





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Last updated  2025.02.27 07:00:13
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