東方見雲録

東方見雲録

2025.03.25
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カテゴリ: 環境
水不足によって、日常生活で不便を感じるほどの状態を「水ストレス」と定義されます。

例えば、乾燥地帯や発展途上国など水が入手しづらい環境では、水ストレスの状態に陥っているといえるでしょう。

「1人当たりの年間に使用可能な水資源量」(AWR:Annual Water Resource)が用いられます。

それぞれの国で農業、工業、エネルギーおよび環境に使われるAWRはおおよそ1,700㎥です。それに満たない場合、「水不足にさらされている」と判断されます。

AWRが1,000㎥を下回る場合、水不足が人々の健康や経済開発、福祉を阻害し始め、500㎥以下の水準は、生存のために水の入手を最優先とする状態とされています。


日本やアメリカのような先進国では基準値の1,700㎥以上であることが多いことが分かります。
乾燥地帯や発展途上国は水不足の傾向。
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インドは長年人口増加の著しい国として知られていましたが、国際連合の報告によると今後10年以内で総人口が中国を追い抜くという予測がたてられています。



しかし、大量に人口が増加する見通しがある反面、長年インフラ計画が進んでおらず、大半の都市で深刻な水不足が引き起こされています。(※参考)

都市近郊にある湖や入り江は、浸食や環境の悪化によって失われ、本来使用可能になるはずの雨水をためておく場所がありません。また、雨水貯留システムや水の再利用・再生利用、排水処理などの水に関するインフラ設備も限られています。

こうした事態によって現地での水の価格は高騰し、清潔で安全な水は高所得者しか手に入らなくなっているのです。

高価な水を購入できない低所得者は地下水に依存している状態であり、水不足の影響を最も強く受けています。
引用サイト: こちら

関連サイト:水ストレスの原因と解決策とは? こちら

関連サイト:暮らしを支える「水の循環」 こちら


近年、川を流れる水の量が減少したり、渇水が頻発したり、水質が悪化したりするなど、水の循環にかかわる様々な問題があります。その背景には、私たちの生活や産業活動による水利用の増加、都市化に伴う舗装による雨水の地下浸透の低下、地球温暖化による気候の変化などが指摘されています。また、水源林のある山村地域では、人口の減少・高齢化が進み、森林の適切な管理ができなくなっていることから森林の涵養機能(※)の低下も危惧されています。

※涵養機能:ここでは、土壌などが降った雨水を貯える機能をいいます。

これらを背景として、健全な水循環を維持または回復するための施策を包括的かつ一体的に推進するため、「水循環基本法」が制定され、平成26年(2014年)7月に施行されました。
・・・・

(1)節水する
洗濯の回数を減らし、まとめて洗う
食材などを洗うときに水を流したままにしない
歯磨きや洗顔のとき、水を流したままにしない
髪や体を洗うとき、シャワーを流しっぱなしにしない

風呂の残り湯は洗濯や清掃に利用する

(2)汚れのもとを流さない
食器の油汚れは、紙で油分を拭き取ってから洗う
食器洗いや洗濯の洗剤、シャンプーなどを使いすぎない
排水口には水切りネットをつけて、調理くずを流さない
食べ残し、飲み残しを減らす

(3)地域の川や水源を守る
川や湖にごみを捨てない
地域の水路や川の清掃活動や草刈り活動などに参加する
水源となる森林の間伐ボランティアなどに参加する

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