東方見雲録

東方見雲録

2025.09.12
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カテゴリ: まちづくり



来年度は道守補の講座のみ開設する。現地実習を除き鳥取キャンパスで開講し、期間は8~9月に8日間36時間程度、受講人数は20人を想定している。受講料や認定料は検討中で、本年度中に受講者を募集する。再来年度以降は順次講座を増設するとともに、開講実績を元に国交省登録資格として申請し、公共工事発注時に有利になるなど、資格取得の利点を増やしていく。

 自然災害の激甚化や高度成長期に整備されたインフラの老朽化により全国的に維持管理の重要性は高まっているが、各地のインフラを支える土木技術者は減少傾向にある。

 国は学会や大学が認定し、一定水準の技術力が求められる民間資格を「国交省登録資格」とし、同資格を持つ技術者を積極的に活用している。鳥取大の講座は、同資格として登録されている長崎大の道守養成講座を参考とした。

 今後は産官学でつくる協議会を設立して資格制度への提言を受ける予定。鳥取大工学部の黒田保教授は「地域の技術者は地域のインフラのかかりつけ医の役割を果たせる。皆さんとともにインフラを守っていきたい」と話した。


日本海新聞 0902





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Last updated  2025.09.12 08:00:05
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